生春巻きのおすすめ具材31種類！パーティーにもおすすめな具材やレシピをご紹介

ライスペーパーでエビやお肉、野菜などの具材を巻いた「生春巻き」。彩りもよくおしゃれなので、パーティーなどにもおすすめのメニューです。今回は、お肉や魚介類、野菜など、生春巻きにおすすめの具材を31種類ご紹介します。記事の後半でご紹介する、アジアン生春巻きや韓国風生春巻きなどのレシピも必見ですよ！

「生春巻き」とは、ライスペーパーという米粉で作った皮で具材を包み、チリソースなどをつけて食べる料理のことです。ベトナムでは「ゴイクン」と呼ばれ親しまれています。水で戻したライスペーパーで具材を包むので、包んだ具材が透けて見えるため、見栄えよく仕上がります。

生春巻きの発祥は、ベトナム南部と言われています。北部では揚げ春巻きも食べられていましたが、観光客の間などで生春巻きのおいしさが広まり人気が出て、今ではベトナムを代表するグルメの一つとなりました。

日本で生春巻きを食べるときは、具材が巻かれた状態で提供されることも多いのですが、ベトナムの家庭では、日本の手巻き寿司のように皮と具材が別々で出され、自分で巻きながら食べるのが一般的なのだとか。

生春巻きの具材に決まりはなく、お肉や魚介類、野菜などを使って自由に作ることができます。このあと、生春巻きの具材について詳しくご説明します。

生春巻きに使うライスペーパーはクセがないので、いろいろな具材を合わせることができます。まずは肉類のおすすめ具材から見ていきましょう！

生春巻きは冷たい状態で食べるので、脂の多い鶏もも肉より、鶏むね肉の方が向いています。あっさりとした味わいで、このあとご紹介するさまざまな野菜との相性もよいのでおすすめです。

淡白な味わいのささみも鶏むね肉と同じく、生春巻きにぴったりの食材です。ゆでたものを手でほぐしておくと巻きやすいですよ。

牛肉も生春巻きのよく使われる具材の一つです。コクと旨味があり、食べごたえが出ますよ。焼肉のタレで炒めるなど、甘辛く味つけして使うのもおすすめです。

ゆでた豚肉も生春巻きの具材におすすめ！やわらかな食感で脂身と赤身のバランスのよいロース肉やもも肉が向いています。エビや野菜とも組み合わせやすく、使い勝手がよいのもうれしいポイントです。豚ひき肉を甘辛く味つけしたものなどを使うのもよいでしょう。

生ハムを具材に使うと、洋風の仕上がりになります。野菜との相性もよく、生ハムの塩気がアクセントとなりクセになる味わいを楽しめますよ。

続いて、生春巻きにおすすめの魚介類の具材をご紹介します。

プリプリとした食感がおいしいエビは、本場ベトナムの生春巻きでも定番の具材です。ゆでたもエビは小さいものであればそのまま、大きければ縦半分に切って使うのがおすすめですよ。エビのきれいなピンク色がライスペーパーから透けて見えるように巻くと華やかに仕上がります。

スモークサーモンも、生春巻きに人気の具材。チーズや野菜など、さまざまな具材と相性がよく、鮮やかなオレンジ色で見た目もきれいに仕上がりますよ。

マグロのたたきを具材にすると、和風な味わいの生春巻きに！大葉やねぎ、オクラなどと組み合わせるのもおすすめです。しょうゆやわさびがよく合いますよ。

さわやかな色合いと歯ごたえをプラスしてくれる野菜は、生春巻きには欠かせない具材です。以下で生春巻きにおすすめの野菜の具材をチェックしてみましょう。

生春巻きに使う野菜といえば、まずはレタスを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。レタスにもいろいろな種類がありますが、サニーレタスやリーフレタスのような葉がやわらかく、色が鮮やかなものがおすすめですよ。

彩りのよいにんじんも、生春巻きの定番具材です。千切りしたものを生のまま包むと、ポリポリとした歯ごたえがアクセントとなりとてもおいしいですよ。また、大根と組み合わせたなますを使うと本格的な味わいを、甘酸っぱいラペにして使うとよりさわやかな味わいの生春巻きを楽しめます。

ズッキーニは炒め物によく使われますが、実は生でも食べられるんです。みずみずしくクセのない味わいで、軽い食感の生春巻きに仕上がります。えぐみが気になる場合は5分ほど水にさらすと食べやすくなりますよ。

きゅうりはお肉にも魚介類にも、また洋風や和風などどんな味つけにも合わせやすい野菜です。シャキシャキとした食感とみずみずしい味わいで、さっぱりといただけます。

鮮やかな紫色が目を引く紫キャベツも、生春巻きにぜひ使ってみてください。ゆでると退色してしまうので、千切りにして生のまま使うのがおすすめです。酢やドレッシングなど、酸性のものをかけるとより鮮やかな色になるので、ぜひお試しくださいね。

オクラはカットすると断面が星形になるので、具材に取り入れることで可愛らしい見た目の生春巻きができあがりますよ。オクラはゆでて食べることが多いですが、塩を使って板ずりをすれば生でも食べられます。ネバネバ、シャキシャキとした食感も合わせてお楽しみください。

クリーミーな味わいのアボカドは、これまでにご紹介したサーモンやエビ、生ハムとも相性抜群！カットしたアボカドにはレモン汁をかけておくことで、変色を防げます。食べごたえのある生春巻きを作りたいときにおすすめの具材です。

長芋は、生のまま拍子切りにして使うのがおすすめです。サクサクとした歯切れのよい食感を楽しめますよ。しょうゆやわさびと相性がよいので、和風の生春巻きにもぜひ使ってみてくださいね。

ねぎは、小ねぎをざく切りにしたものや、長ねぎで白髪ねぎを作って具材にすることが多いようです。これまでご紹介した具材との相性がよく、和風のタレにもエスニックな味わいのたれにも合います。

生春巻きの具材に大葉を使うとさわやかな風味がアクセントになり、さっぱりとした味わいに仕上がります。鮮やかな緑色で、見栄えのよい生春巻きができあがりますよ。

シャキシャキとした食感が心地よい水菜も、生春巻きの具材におすすめです。水菜をたっぷり使えばサラダ感覚の生春巻きに仕上がり、食べごたえもアップしますよ！

トマトを使った生春巻きは、みずみずしくさっぱりとしていてやみつきになるおいしさです！具材に使うだけではなく、刻んだりすりおろして、つけダレの材料に使うといったアレンジも楽しめます。

生春巻きにもやしを入れるとさっぱりと食べられます。さっとゆでるか、電子レンジで加熱するだけで、手軽に使えるのもうれしいポイントです。シャキシャキとした食感が楽しく、食べごたえも抜群ですよ！

かいわれ大根も生春巻きの具材におすすめの野菜です。根の部分をカットするだけで簡単に使えるので便利ですよ。ピリッとした辛味がアクセントになって、どんどん箸が進みます。

生春巻きにおすすめの具材はまだまだあります！和風、洋風、韓国風、さらにサラダ生春巻きなどさまざまなアレンジをお楽しみいただけますよ。本場ベトナムではよく使われる食材のほか、意外な具材もご紹介します。ぜひ挑戦してみてくださいね。

春雨は揚げ春巻きの具材としてはよく知られていますが、生春巻きにもよく合うんですよ。春雨にはいくつかの種類がありますが、緑豆春雨はコリコリとした歯ごたえがあり、生春巻きによく合いますよ。

ビーフンは原料の50％以上を米粉が占めている麺で、東南アジアで親しまれている食材です。歯ごたえがあり、ほんのりとお米の風味があります。さまざまな食材や味つけと相性がよいので、ぜひ使ってみてくださいね。

パクチーやミント、三つ葉、せり、クレソンなどといったハーブも、生春巻きにぜひ使っていただきたい食材です。特有の風味が、エスニックな味わいや和風の味わい、洋風の味わいを引き立て、とてもおしゃれな生春巻きに仕上がります。

チーズを具材にするとコクや旨味がプラスされ、ひと味違う洋風の味わいに。とくにご家庭で常備していることの多いスライスチーズは、ライスペーパーで巻きやすく手軽に使えるので便利ですよ！

クリームチーズは、野菜や生ハム、スモークサーモンなどと相性がよい食材です。口の中でとろけるようなクリーミーな味わいがクセになり、やみつきになること間違いありませんよ！洋風の生春巻きを作りたいときに試してみてくださいね。

ビーフンや春雨がないときは、日本の食卓でおなじみのそうめんを使ってみてください。食べやすくやわらかな食感で野菜やお肉ともよく合いますよ。つけダレにはナンプラーやスイートチリソースなどといった定番はもちろん、めんつゆもおすすめです。

ネバネバ食感の納豆を具材にしてみてはいかがでしょうか。お米からできているライスペーパーにはもちろん、きゅうりやかいわれ大根、レタスといった野菜ともよく合いますよ。ひき割り納豆を使うと巻きやすく、納豆巻きのような感覚でいただけますよ。

韓国海苔を使えば、韓国のキンパ風の生春巻きを作れます。一緒に巻くのは、牛肉やもやしなどがおすすめ。ごま油の風味を効かせるとより韓国風の仕上がりになりますよ。

子どもにも人気のカニカマは手軽に使えるおすすめの食材！レタスやきゅうりといった具材と相性がよく、サラダ巻きのような生春巻きが作れますよ。マヨネーズで和えれば満足度の高い味わいに仕上がります。

生春巻きに使える具材がわかったところでここからは、生春巻きのおすすめレシピをご紹介します。パクチーやチリソースを使ったアジアン生春巻きや、ピリ辛味の韓国風生春巻きなど、絶品レシピをピックアップしました。

まずは定番具材のエビを使った生春巻きを作ってみましょう。野菜のシャキシャキとした食感とエビのプリプリとした食感が楽しい、間違いないおいしさの一品！ねぎや大葉を使ってもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。

カラフルな断面がかわいらしい、ハーブサラダチキンの生春巻きはいかがでしょうか。マスタードや粉チーズ、黒こしょうを使った洋風な味わいで、生春巻きを初めて食べる方でも食べやすい一品ですよ。

刻んだパクチーをたっぷりと具材に使った、アジアン生春巻きをご紹介します。ナンプラーのエスニックな風味やピーナッツのコクが効いた、やみつきになること必至の本格的な味わいです。ぜひお試しくださいね。

豚しゃぶを生春巻きにして食べてみましょう。豚肉は電子レンジで加熱するのでとても簡単にお作りいただけます。今回は、しゃぶしゃぶによく合うごまダレを使いましたが、生春巻きらしさを楽しめるスイートチリソースでもおいしくいただけますよ。

ピリ辛な味わいがクセになる、韓国風生春巻きを作ってみませんか？焼肉のタレで炒めた豚肉とサンチュ、キムチが相性抜群！食べごたえもある満足度の高い一品で、お酒のおつまみにもおすすめですよ。牛肉を使ってもおいしく作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

今回は、生春巻きにおすすめの具材やおいしいレシピをご紹介しました。生春巻きを巻くときは、見せたい具材が外側になるように置き、ライスペーパーが破れないようにしながらギュッときつめに巻くのがきれいに仕上げるコツです。今回ご紹介したレシピも参考に、ぜひおうちで生春巻きを作ってみてくださいね。