最終更新日

シフォンケーキの丁寧な作り方、ふわふわにするポイントも徹底解説!

シフォンケーキの丁寧な作り方、ふわふわにするポイントも徹底解説!

きめが細かくふわふわとした食感が魅力の「シフォンケーキ」。おうちで作るとうまくふくらまなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?この記事ではシフォンケーキの丁寧な作り方やふわふわに仕上げるコツを解説します。記事後半のアールグレイシフォンケーキやシャインマスカットのシフォンサンドなど絶品レシピも必見ですよ。

  • 目次
  • シフォンケーキとは?
  • 材料と作り方のポイント
  • 味わいのバリエーション
  • 由来
  • シフォンケーキの材料と基本の作り方
  • シフォンケーキ作りで失敗しやすいポイントと原因
  • シフォンケーキをふわふわに作るための対策
  • シフォンケーキの歴史
  • シフォンケーキの絶品レシピ
  • おうちでふわふわ食感のシフォンケーキづくりに挑戦しよう

シフォンケーキとは?

シフォンケーキとは、シフォン型と呼ばれる専用の型を使って焼きあげる、スポンジケーキの一種です。一般的なスポンジケーキよりも高さがあり、中央に円筒状の穴が開いているのが特徴。焼き上がりにしっかりとしたボリュームが出るのも魅力です。

材料と作り方のポイント

主な材料は、卵、グラニュー糖、植物油、牛乳、薄力粉。卵白とグラニュー糖を使ってたっぷりのメレンゲを作り、その泡の力で生地を膨らませます。一般的なケーキと大きく違う点は、バターではなくサラダ油などの植物油を使うこと。植物油は生地の膨らみを助け、軽くて高さのある仕上がりにしてくれます。

味わいのバリエーション

プレーンのシフォンケーキは、やさしい甘みと卵の風味が感じられる素朴なおいしさが魅力です。紅茶や抹茶、コーヒー、チョコレートといった定番フレーバーのほか、季節のフルーツやナッツを加えたものなど、バリエーションも豊富に楽しめます。

由来

「シフォン」とは、もともと薄い絹織物を指すファッション用語。その名の通り、絹のように軽く繊細な食感から「シフォンケーキ」と名付けられました。

シフォンケーキの材料と基本の作り方

ふわふわとした食感が魅力のシフォンケーキをぜひおうちでも作ってみたいですよね。ここからは、シフォンケーキの材料と基本の作り方を詳しくご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね!

材料(基本)

卵、グラニュー糖、サラダ油、牛乳、薄力粉を使用します。バターではなく植物油を使うことで、軽くしっとりとした食感に仕上がります。

基本の作り方

手順 作り方
卵を卵黄と卵白に分け
卵黄にグラニュー糖を加えて白っぽくなるまで混ぜる
サラダ油、牛乳を順に加え
その都度よく混ぜて乳化させる
薄力粉をふるい入れ
なめらかになるまで混ぜる
卵白にグラニュー糖を数回に分けて加え
ツノが立つまで泡立ててメレンゲを作る
メレンゲを数回に分けて卵黄生地に加え
泡を潰さないようやさしく混ぜる
オーブンでふっくらと焼き色がつくまで焼き
逆さまにして冷まし、型から外したら完成

【動画でチェック】シンプルな基本のシフォンケーキ

シフォンケーキ作りで失敗しやすいポイントと原因

続いては、シフォンケーキを焼いたあとに起こりやすい失敗例と、その原因を表にまとめました。思い当たるものがないか、チェックしてみましょう。

失敗例 考えられる原因
膨らまない
高さが出ない

・メレンゲの泡立て不足
・メレンゲを混ぜすぎた
・オーブン温度が低い

焼き上がり後に
しぼむ

・焼成不足
・メレンゲが不安定
・焼成後すぐに型から外した

きめが粗く
食感が重い

・粉類をふるっていない
・卵黄生地とメレンゲが均一に混ざっていない

生地がベタつく
湿っぽい

・焼き時間が短い
・型から外すタイミングが早い

型からきれいに
外れない

・焼き不足
・完全に冷める前に外した

膨らまない・高さが出ない

シフォンケーキが十分に膨らまない場合、まず考えられるのがメレンゲの泡立て不足です。シフォンケーキは、メレンゲの力で生地を持ち上げるお菓子のため、泡が弱いと高さが出ません。また、せっかく立てたメレンゲを混ぜすぎてしまうと、気泡が潰れてしまい、結果的に膨らみにくくなります。

焼き上がり後にしぼむ

焼き上がった直後は膨らんでいても、取り出したあとにしぼんでしまう場合は、焼成不足が原因のことがあります。内部までしっかり火が通っていないと、生地を支えきれずに縮んでしまいます。また、メレンゲの状態が不安定なまま焼いた場合も、同様に起こりやすくなります。

生地のきめが粗く食感が重い

焼き上がりの生地がボソボソしている場合は、粉類の扱い方に原因があるケースが多く見られます。薄力粉やココアパウダーなどをふるわずに使うと、生地にダマが残りやすく、きめの粗い仕上がりになってしまいます。 また、卵黄生地とメレンゲが均一に混ざっていない場合も、部分的に食感の違いが出てしまいます。

ふんわり感がなく、重たい食感になってしまう場合は、メレンゲの状態が安定していない、または混ぜ方が強すぎることが考えられます。特に、ゴムベラで練るように混ぜてしまうと、メレンゲの気泡が一気に潰れてしまいます。

生地がベタつく・湿っぽい

焼き上がったシフォンケーキの生地がベタついたり、全体的に湿っぽく感じる場合は、焼き時間が足りていない可能性が高いです。表面は焼けているように見えても、内部に十分火が通っていないと、水分が残ってしまいます。また、焼き上がり後すぐに型から外してしまうと、蒸気がこもって生地が湿りやすくなることもあります。

型からきれいに外れない

シフォンケーキが型からうまく外れない場合、原因の多くは焼き不足、または完全に冷める前に外してしまっていることです。内部までしっかり焼けていないと、生地が型にくっつきやすくなります。

シフォンケーキをふわふわに作るための対策

ここまで、焼いた後に起こりやすい失敗例を見てきましたが、実は原因にはいくつか共通点があります。ここでは生地の混ぜ方から焼いた後の型から外すタイミングなど、ふわふわのシフォンケーキを作るために意識したい対策をご紹介します。

しっかりとしたメレンゲを作る

シフォンケーキはメレンゲがベースのスイーツ。「膨らまない」「しぼんでしまう」ことがないよう、きめが細かく、しっかりとした固さのメレンゲを作ることが何よりも大切なポイントです。卵白にグラニュー糖を数回に分けて加え、そのたびにしっかり泡立てましょう。グラニュー糖を分けて入れることで、安定したつぶれにくいメレンゲになります。つやが出てきたら泡立て器を持ち上げ、ツノがぴんと立つか確認できれば完成です。

焼き時間は「見た目」だけで判断しない

「生地がベタつく」「湿っぽい」といった失敗の多くは、焼き時間が足りていないことが原因です。表面に焼き色がついていても、内部までしっかり火が通っていない場合があります。竹串を刺して、生地がついてこないかを確認するのはもちろん、レシピの焼き時間は必ず守り、必要に応じて数分追加で焼くようにしましょう。

💡ワンポイントアドバイス💡
焼き色がつきすぎそうな場合は、途中でアルミホイルをふんわりかぶせると安心です。

粉をふるっておく

「生地が粗くなる」といった失敗は、粉類をふるっていないことも原因のひとつです。基本のシフォンケーキには薄力粉を使用しますが、ココアパウダーやベーキングパウダーなどを加える場合は、粉類をすべて一緒にふるっておくことが大切です。ふるわずに卵黄生地に加えるとダマになりやすく、均一に混ざりません。また、あらかじめふるっておくことで混ぜすぎを防ぐことができ、卵白生地と合わせる際も気泡をつぶしにくくなります。

ゴムベラでさっくりと混ぜる

卵黄生地とメレンゲを混ぜ合わせるのも重要なポイントです。生地を混ぜすぎると気泡が潰れて膨らまなくなったり、口当たりが悪くなるので注意しましょう。一方、生地とメレンゲがしっかり混ざっていないときめが粗く、「重たい食感」になってしまいます。

卵黄生地とメレンゲを混ぜる際は、ゴムベラを使ってボウルの底から生地を持ち上げ、さっくりと切るように大きく混ぜるのがコツです。最初はメレンゲを3分の1程度加えて卵黄生地を緩め、その後メレンゲをすべて加えて混ぜ合わせることで、少ない回数で上手に混ぜることができます。

【動画】「さっくり混ぜる」方法をチェックしたい方はこちら

焼き上がったらすぐ逆さまにして冷ます

焼き上がり後の扱いも、仕上がりを左右する大切なポイントです。焼き上がったシフォンケーキは、型ごと逆さまにして完全に冷ますことで、「生地がしぼむ、ベタつき」を防ぐことができます。蒸気を逃がしながらしっかり冷ますことで、ふんわり軽い食感に仕上がります。

完全に冷めてから型から外す

「型からきれいに外れない」という失敗は、焼き不足のほか、冷めきる前に外してしまうことが原因になる場合もあります。十分に冷めたら、パレットナイフや細めのナイフを使い、型に沿って丁寧に一周させて外しましょう。

シフォンケーキの歴史

シフォンケーキはアメリカ生まれのスイーツで、1927年に料理家のハリー・ベーカーによって考案されました。卵白で作るエンゼルフードケーキのレシピがもとになったと言われています。瞬く間にセレブなどの間で人気になったシフォンケーキですが、考案から20年間はレシピが公開されることはありませんでした。その後レシピが公開され植物油やメレンゲがふわふわ食感の秘密であることが明らかに!高級スイーツという位置づけから、家庭でも手軽に作れる親しみ深いスイーツとなりました。

日本へは1970年代後半から1980年代ごろに伝わったと言われています。日本でも大人気となり、1990年代には多数のシフォンケーキのレシピ本が出版されるようになりました。素朴でやさしい味わいのため、老若男女を問わず幅広く人気があるスイーツとなっています。

シフォンケーキの絶品レシピ

シフォンケーキの特徴や基本の作り方に加え、シフォンケーキをふわふわに仕上げるコツがわかったところでここからは絶品シフォンケーキのレシピをご紹介します。定番のフレーバーからひと味違うものなど幅広くピックアップしているのでぜひ参考してみてくださいね。

しっとり美味しい アールグレイシフォンケーキ

しっとりおいしいアールグレイシフォンケーキをご紹介します。ふわふわのシフォンケーキに、香りのよいアールグレイの茶葉を混ぜ込みました。ほんのり甘い生地と華やかな紅茶の香りが上品で、クセになるおいしさです!今日のおやつにいかがでしょうか?

キャラメルシフォンケーキ

キャラメルシフォンケーキのレシピです。自家製のカラメルソースを使ったキャラメルシフォンケーキは香ばしい香りがたまりません!ほろ苦さと甘さがやみつき必至のおいしさですよ。ぜひ生クリームを添えて、召し上がってみてくださいね。

スパイスシフォンケーキ

ひと味違うシフォンケーキが食べたいときに!スパイスシフォンケーキはいかがでしょうか?甘い香りのシナモンやクローブ、爽やかな風味のカルダモンなど、数種類のスパイスを加えて風味豊かに仕上げました!大人にぴったりの香ばしいスイーツです。ぜひ作ってみてくださいね。

チョコレートシフォンケーキ

今日のティータイムにチョコレートシフォンケーキを作ってみませんか?ココアパウダーを混ぜ込んだほんのり甘い生地に、濃厚なチョコチップが相性抜群!ふんわりとした食感と、チョコチップのつぶつぶの食感の違いが楽しい一品です。ぜひお試しくださいね。

ココナッツミルクシフォンケーキ

トロピカルな香りが魅力!ココナッツミルクシフォンケーキのご紹介です。牛乳ではなくココナッツミルクを加えているので、コクのある甘い風味が楽しめます。濃厚ですがふんわりと軽い食感なのでどんどん召し上がれますよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

シャインマスカットのシフォンサンド

おもてなしにもぴったりなシャインマスカットのシフォンサンドです。ふわふわのシフォンケーキにたっぷりの生クリームとシャインマスカットをサンドしました。やさしい味わいのシフォンケーキに上品な甘みのシャインマスカットが好相性!食べる手が止まらなくなりますよ。とてもおいしいのでぜひ召し上がってみてくださいね。

おうちでふわふわ食感のシフォンケーキづくりに挑戦しよう

いかがでしたか?シフォンケーキの特徴や基本の作り方、ふわふわにするコツに加え、絶品シフォンケーキのレシピなどをご紹介しました。シフォンケーキは泡立てや混ぜ合わせ方などのポイントをしっかり押さえることで、おうちでもしっかり膨らんだふわふわな食感に仕上げることができます。これまでシフォンケーキに挑戦したことがなかった方も、今回ご紹介したレシピなども参考にしていただき、ぜひおいしいシフォンケーキを作ってみてくださいね。

人気のカテゴリ