「ミルフィーユ」とは、パイ生地とクリームを層状に重ねたフランス発祥の伝統的なスイーツのこと。サクサクとした食感と美しい断面が特徴で、日本でも親しまれています。この記事では、ミルフィーユの特徴や由来をはじめ、ミルクレープとの違い、基本の作り方やおすすめレシピまでわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ミルフィーユとは?特徴や由来、ミルクレープとの違い・おすすめレシピを紹介
- 目次
- ミルフィーユとは
- 個性的なフォルムと多彩な種類
- 日本で人気の「ミルフィーユ・オ・フレーズ」
- 「ミルフィーユ」という名前の由来
- ミルフィーユとミルクレープの違い
- ミルフィーユの基本の作り方
- サクサク食感がたまらない!ミルフィーユのおすすめレシピ
- おうちでミルフィーユを作ってみよう
ミルフィーユとは
ミルフィーユは、パイ生地とクリームを層状に重ねて作る、フランス生まれの伝統的なスイーツです。一般的には、3枚のパイ生地の間にクリームをはさんだ形で作られ、さくっと香ばしい食感と層になった美しい断面が特徴です。
中にはさむクリームは、カスタードクリームを使うのが一般的ですが、生クリームやバタークリーム、ジャムなどで作ることもあります。発祥国フランスはもちろん、日本でも洋菓子店やカフェで親しまれているスイーツです。
個性的なフォルムと多彩な種類
一口に「ミルフィーユ」と言っても、その形や仕上げ方はさまざま。
丸い形が特徴の「ミルフィーユ・ロン」や、表面にチョコレートで矢羽模様を描いた「ミルフィーユ・グラッセ」、パイ生地でスポンジケーキをサンドした「ミルフィーユ・ブラン」にチョコレートでコーティングした一口サイズのものなど、バリエーションの豊富さも特徴のひとつです。
日本で人気の「ミルフィーユ・オ・フレーズ」
そんな数あるミルフィーユのなかでも日本で特に人気なのが、いちごで華やかにデコレーションした「ミルフィーユ・オ・フレーズ」です。
フランスの英雄ナポレオンがかぶっていた帽子に形が似ていることから「ナポレオン・パイ」とも呼ばれていて、フォトジェニックなビジュアルが話題を呼び、国内に専門店もオープンしているんですよ。
「ミルフィーユ」という名前の由来
ちなみに、「ミルフィーユ」という名前は、見た目に由来して名づけられたもの。
パイ生地とクリームで織りなす層が「1000(ミル)」枚もの「葉っぱ(フイユ)」が重なっているように見えることから、この2つの単語を組み合わせて「ミルフィーユ(mille-feuille)」と呼ばれるようになったのだそうです。
ミルフィーユとミルクレープの違い
「ミルフィーユ」とよく似た名前のスイーツに「ミルクレープ」がありますよね。どちらも生地とクリームを重ねて作るスイーツですが、使う生地の種類や食感、発祥の背景などに大きな違いがあります。
まずは、それぞれの特徴を表で見てみましょう。
| ミルフィーユ | ミルクレープ | |
|---|---|---|
| 使う生地 | パイ生地 |
クレープ生地 |
| 食感 | サクサク、軽やか |
しっとり、やわらか |
| 層の構成 | パイ生地とクリームを重ねる |
クレープ生地とクリームを何層にも重ねる |
| 発祥 | フランス |
日本 |
| 見た目の特徴 | 層がはっきりした断面 |
なめらかな断面 |
ミルフィーユとミルクレープは、見た目が似ていることから混同されがちですが、生地の違いによって食感や味わいが大きく異なります。それぞれの特徴を、もう少し詳しく見ていきましょう。
ミルフィーユの特徴
ミルフィーユは、パイ生地のサクサクとした食感が最大の魅力です。 焼き上げたパイ生地を使うため、軽やかで香ばしく、クリームとのコントラストが楽しめます。
基本的にはパイ生地3枚でクリームをはさむ構成が多く、断面の層がはっきりしているのも特徴。フランス発祥の伝統菓子として、クラシックなスタイルからフルーツを使った華やかなアレンジまで、幅広く楽しまれています。
ミルクレープの特徴
一方、ミルクレープとは、クレープ生地の間にカスタードクリームや生クリームをはさんだ、しっとりとした口当たりが特徴のケーキです。
薄く焼いたクレープ生地を10〜20枚ほど重ねることで、なめらかで一体感のある食感に仕上がります。クリームと一緒に、いちごやオレンジ、ぶどうといったフルーツをはさむこともあるんですよ。
その名前の雰囲気から、ミルフィーユと同じくフランスで誕生したように思われがちですが、意外にも発祥は日本!1980年ごろ、東京のあるパティスリーで、ミルフィーユを参考に作られたのがはじまりなのだそうです。
このように、ミルフィーユとミルクレープは「生地を重ねて作る」という点は共通していますが、使う生地の種類や食感、歴史などは大きく異なるのです。
ミルフィーユの基本の作り方
続いて、ミルフィーユの作り方をご紹介します。市販のパイシートやクリームを使えばおうちでも簡単に作れるので、お菓子作り初心者の方にもおすすめです。
さっそく、材料や作り方をチェックしてみましょう。
材料
基本的な材料は、パイシートとカスタードクリームのみ!いちごやブルーベリーといったフルーツや、粉糖、ミントなどをプラスすると、見た目も華やかに仕上がります。
作り方
食べやすい大きさにカットしたパイシートを、こんがり焼き色がつくまでオーブンで加熱します。
粗熱が取れたら、パイシート、クリーム、パイシート、クリーム、パイシートの順に重ねます。フルーツや粉糖などで飾り付けたら完成です。
サクサク食感がたまらない!ミルフィーユのおすすめレシピ
ミルフィーユの特徴やミルクレープとの違いを確認したところで、ここからはおすすめレシピをご紹介します。おうちでも手軽に作れるよう、パイシートを使ったレシピをピックアップしたので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。
パイシートで本格 苺のミルフィーユ
サクッと香ばしく焼き上げたパイ生地に一から丁寧に作ったカスタードクリームといちごを重ねて、味も見た目も大満足な一品に仕上げました。カスタードクリームを作るのに手間がかかる分完成したときのおいしさもひとしお!コツさえ掴めば簡単に作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
おもてなしにもぴったり!マスカルポーネのいちごミルフィーユ
冷凍パイシートを使って簡単に作れる、いちごミルフィーユのご紹介です。サクサクのパイ生地にマスカルポーネチーズを加えてコク深く仕上げたクリームと甘酸っぱいいちごがよく合い、やみつきになること間違いなし!見た目もかわいらしいので、おもてなしにもおすすめですよ。
ザクザク美味しいいちご味ミルフィーユチョコ
甘みと酸味のバランスが絶妙ないちごクリームをたっぷりはさんだミルフィーユを、さらにいちご味のチョコレートでコーティングしました!サクッと心地よい食感がクセになり、食べはじめると止まらなくなりますよ。いちご好きにはたまらないキュートな見た目もあわせて、ぜひお楽しみくださいね。
サクサク甘いホワイトミルフィーユチョコ
ホワイトチョコレートをたっぷり使った、真っ白なミルフィーユチョコのご紹介です。軽やかな見た目とは裏腹に、味わいはさっくり濃厚!ホワイトチョコレートの甘みとクリームチーズの酸味のバランスも抜群で、ついつい手が伸びるおいしさですよ。
バナナ入りカスタードのサクサクミルフィーユ
サクサクのミルフィーユ生地に、とろーり濃厚なカスタードクリームが好相性!カスタードクリームの中には刻んだバナナがたっぷり入っているので、食べ応えも抜群です。おやつや食後のデザートに、ぜひ作ってみてくださいね。
フライパンで ぶどうのミルフィーユ
オーブンがなくても大丈夫!フライパンでこんがり焼き上げたパイ生地にホイップクリームや白ぶどうをトッピングして、さっくりおいしい一品に仕上げました。いちごやオレンジといったお好みのフルーツで作るとアレンジも広がります。ぜひお試しくださいね。
ソルダムのミルフィーユ
酸味が魅力のソルダムは、ミルフィーユにアレンジしてもおいしくいただけます。相性抜群のパイ生地とカスタードクリームの組み合わせにソルダムの甘酸っぱさがよく合い、たまらないおいしさですよ!いつものミルフィーユとはひと味違う味わいを、ぜひご堪能くださいね。
おうちでミルフィーユを作ってみよう
サクサクのパイ生地ととろーり濃厚なクリームのコントラストを楽しめるミルフィーユ。一見手間がかかりそうですが、今回ご紹介したレシピのように市販のパイシートを使えばおうちでも簡単に作ることができます。
覚えておけば、普段のおやつや食後のデザートはもちろん、特別な日やおもてなしなど幅広いシーンで活躍しますよ!この機会にぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。
