2022.7.14

「おみおつけ」とは?漢字の書き方や由来、レシピをご紹介!

「おみおつけ」という言葉を聞いたことがありますか?昔の人が使っていたような、少し懐かしい響きがありますが、実は室町時代に宮中で使われていたていねいな言葉なんです。今回は、おみおつけの由来や語源をはじめ、味噌汁との違いなどをご紹介します。記事後半でご紹介する、バラエティ豊富な味噌汁レシピは必見です!

「おみおつけ」とは?

「おみおつけ」とは味噌汁をていねいに表現した言葉で、漢字では「御御御付」と書きます。「おみ」は「味噌」、「おつけ」は膳でごはんと一緒に出される「汁物」のことで、これは室町時代に使われていた女房言葉から派生した言葉だと言われています。

女房言葉とは、宮中に仕える女房たちが使っていた隠語のことです。御御御付のほかには「御神酒(おみき)」や「御御足(おみあし)」などがあり、衣食住に関するものをやわらかく表現した言葉だと言われています。

おみおつけの由来は?

おみおつけの由来は諸説ありますが、どの説も味噌汁がとても大切な料理として扱われていたことが伺えます。そのなかでも、代表的な説をふたつご紹介しましょう。

◼︎汁物(おつけ)をていねいに表す
「御」という漢字は「御挨拶」や「御連絡」など、ものごとをていねいに表すときに使われます。御御御付は、汁物を意味する「御汁(おつけ)」を、さらにていねいに表現するために「御御(おみ)」をつけた言葉だと言われています。

◼︎味噌(おみ)に汁物(おつけ)を付けた
味噌をていねいに表すと「御味(おみ)」になります。これに、汁物を表す「御汁(おつけ)」をつけて「御味御汁(おみおつけ)」になり、それが「御御御付」と間違えられて広まったのではないか、とも言われています。

味噌汁の発祥は鎌倉時代

日本で初めて味噌が作られるようになったのは平安時代です。当時の味噌は粒の多い粒味噌で、これを食べ物につけてそのまま食べるのが一般的でした。また、味噌は身分の高い人の給料や贈り物として用いられる高級品であり、庶民の手には入らないものでした。

鎌倉時代に入ると中国からすり鉢が伝わり、これで味噌をすり潰してみたところ、味噌が水に溶けやすかったため味噌汁が作られるようになりました。味噌汁の登場により「一汁一菜(主食、汁物、おかず、香の物)」という、質素倹約を重視した鎌倉武士の食事スタイルが確立されたと言われています。

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