最終更新日 2024.1.31

豚汁をもっとおいしく!定番から変わり種までおすすめの具材20選とレシピをご紹介

豚汁をもっとおいしく!定番から変わり種までおすすめの具材20選とレシピをご紹介

具材の旨味たっぷりで、食べごたえのある「豚汁」。家庭や地域によって、さまざまなアレンジレシピがありますよね。今回は、定番から変わり種まで、バリエーション豊かな豚汁の具材を20種類ご紹介します。記事の後半では、いろいろな具材や味つけの豚汁のおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 豚汁の定番具材は?
  • 豚肉
  • 大根
  • にんじん
  • ごぼう
  • 長ねぎ
  • こんにゃく
  • 豚汁に入れたい季節の具材は?

豚汁の定番具材は?

いろいろな具材を使っていて食べごたえのある「豚汁」。まずは、定番の具材について解説します。豚汁の具材にするときの切り方などについても、みてみましょう。

豚肉

豚汁という名前にもあるように、豚肉は欠かせない具材ですよね。使う部位に決まりはありませんが、最もおすすめなのは煮ても固くなりにくいバラ肉です。バラ肉は旨味や脂も多いので、よりコクのある味わいに仕上がり、脂が汁の表面を覆うことによって、汁を冷めにくくする効果もあります。どの部位を使う場合でも、食べやすい一口サイズに切りましょう。

大根

豚肉と相性のいい大根も、豚汁には欠かせない具材です。汁の旨味もよく染みます。切り方は、5mmほどの幅の短冊切りやいちょう切りがおすすめです。

にんじん

茶色や白色の具材が多くなりがちな豚汁に、鮮やかなオレンジ色を添えるにんじんも定番の具材です。大根と同じように、短冊切りやいちょう切りにするといいですよ。ただし、大根よりは火が通りにくいので、3mmほどの幅にするのがおすすめです。

ごぼう

ごぼうには特有の風味があるので、具材に加えると豚汁をコク深い味わいに仕上げてくれます。特に皮の部分の香りが強いので、皮をこそぎ取るより、たわしなどでこすり洗いする程度にするのがおすすめです。そのあと、ささがきや小口切りなどにしましょう。食感のアクセントにもなりますよ。

長ねぎ

長ねぎは、ぶつ切りや斜め切りにして煮込むと、甘みが出てとってもおいしいですよ。シャキシャキとした食感を楽しみたい場合は、最後に加えて加熱時間を短くするといいです。また、具材として煮込むのではなく、小口切りにして薬味として利用してもおいしいですよ。

こんにゃく

こんにゃくにはほかの具材にはない弾力があり、食感のアクセントとして欠かせない具材です。噛みごたえもあるので、より満足感のある一品に仕上がります。短冊切りや細切りなど、薄めに切ると汁によく絡み、ほかの具材ともなじみやすいですよ。

豚汁に入れたい季節の具材は?

定番の具材のほかに、時期によって変わる旬の具材を使うと、季節を感じられる一品になりますよ。ここでは、豚汁に合う季節の具材をご紹介します。

きのこ類

秋に旬を迎えるものが多いきのこ類は、豚汁にぴったりの具材です。しめじやしいたけ、舞茸、えのき、なめこなど、旨味たっぷりで豚汁の味に深みを出してくれます。食感のアクセントにもなるので、お好みのきのこを使ってみてくださいね。

里芋

ねっとりとした食感が魅力の里芋も豚汁によく合う具材です。旬の時期は種類にもよりますが、主に冬。ぬめりがあるので皮を剥くのが難しいと感じる方もいるかもしれませんが、洗ったあと、乾かしてから皮を剥くと、ぬめりや手のかゆみが軽減されるそうですよ。豚汁の具材にするときは、ほかの具材と大きさを合わせて、輪切りや半月切りにするのがおすすめです。

さつまいも

秋の味覚、さつまいも。やさしい甘さやホクホクとした食感が豚汁にもよく合います。汁にも甘みがつき、とってもおいしいですよ。輪切りや半月切り、いちょう切りにして使ってみましょう。

かぼちゃ

秋から冬にかけて旬の時期を迎えるかぼちゃも、豚汁の具材としておすすめです。甘みが汁に溶け出し、一見すると山梨県の郷土料理の「ほうとう」のような仕上がりになりますよ。煮込みすぎると煮崩れしてしまうので、加熱時間に注意してくださいね。

白菜

寒い冬に旬を迎え、鍋料理の定番具材でもある白菜。豚汁の具材にしてもおいしいですよ。ざく切りにして煮込みますが、好みによってシャキシャキとした食感が残るように加熱時間を短くしたり、トロッとした食感にするために長めに加熱したりして調節してみてください。

たけのこ

3月から5月にかけて旬の時期を迎えるたけのこは、特有のシャキシャキとした食感があり、旨味たっぷりの豚汁にもよく合います。温かい豚汁に春の訪れを感じさせる具材を加えれば、心がほっこりする一杯になりますよ。

試してみたい変わり種具材

豚汁の定番具材や季節の具材をご紹介しましたが、たまには変わり種具材にもチャレンジしてみませんか?ここでは、豚汁によく合う意外な具材をご紹介するので、見てみましょう。

じゃがいも

意外な具材といいましたが、実は北海道では、豚汁にはじゃがいもを入れるのが主流なのだとか。ホクホクとした食感がとってもおいしいですよ。長ねぎの代わりに玉ねぎを使うのもおすすめですよ。

ベーコン

豚汁の具材にベーコンを使うと、燻製の香りが加わり香り高い一杯に仕上がります。ベーコンはそのまま煮込むより、油で炒めてから煮込むと、香ばしい香りがより引き立ちますよ。

トマト

豚肉と味噌の甘味に、トマトの程よい酸味が合わさってとてもおいしいですよ。作りすぎて余った豚汁に加えて、味の変化を楽しむのもおすすめです。

さつま揚げ

白身魚を原料としたさつま揚げは、煮込むことで旨味が出てきて風味豊かな味わいになります。もっちりとした弾力もとてもよいアクセントになりますよ。

卵を具材に使うと、食べごたえもアップしますよ。煮卵にして加えてもおいしいですが、豚汁の鍋に生卵を直接割り入れて固まるまで加熱するのもおすすめです。

スイートコーン

プチッとした食感と、噛むと口の中に甘みが広がるスイートコーン。豚汁の具材にぜひ使ってみてください。鮮やかな黄色い見た目で明るい色合いに仕上げてくれますよ。バターをトッピングするのもおすすめです。

キムチ

キムチは豚肉と相性がいいので、豚汁にもぴったりです。コクのある豚汁に、キムチの辛味と酸味がよく合います。生の白菜と違って煮込んでもシャキシャキとした直感が残るので、食感のアクセントにもなりますよ。

酒粕

長野県では、豚汁に酒粕を入れて作る地域もあるそうです。汁にコクが加わり、とってもおいしいですよ。

定番の豚汁のおすすめレシピをご紹介!

ここからは、定番豚汁のおすすめレシピをご紹介します。ほっとする味わいで、毎日でも食べたくなるようなレシピをピックアップしました。

ほかほか温まる 豚汁

定番具材を使った豚汁をご紹介します。大根やにんじん、ごぼうなどの根菜を使い、具だくさんに仕上げ、ごま油で香りをつけました。お好みで、七味をトッピングするのもおすすめです。

シンプルで簡単 具だくさん豚汁

シンプルな具材で、豚汁を作ってみましょう。豚バラ肉のコクや旨味と、野菜がよく合いとってもおいしいですよ。みそは熱を加えると風味がとんでしまうこともあるので、最後に溶き入れてすぐに火を止めると、より風味が引き立ちます。ぜひお試しくださいね。

豚汁のアレンジレシピをご紹介!

ここからは、豚汁のアレンジレシピをご紹介します。ごま油の香りが食欲をそそるニラたっぷり豚汁や、まろやかな味わいの豆乳豚汁など、バラエティ豊かなレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

生姜たっぷり!具沢山さつまいもの豚汁

生姜が香る、さつまいもの豚汁はいかがでしょうか。さつまいもの甘みと生姜のさわやかさがよく合い、とってもおいしいですよ。にんじんと大根、さつまいもは電子レンジで加熱してから使うので、短時間で仕上がります。

ごま油香る ニラたっぷり豚汁

ごま油の香りが食欲をそそる、ニラたっぷり豚汁のご紹介です。ニラは火が通りやすいので、ほかの野菜より後に加えて加熱時間を短くすると、より風味を楽しめますよ。お好みの野菜を使って、作ってみてくださいね。

長芋とたっぷり生姜の具だくさん豚汁

長芋を使った豚汁を作ってみましょう。豚バラ肉や長芋、にんじんなどの具材を油で炒めてから煮込んで、生姜の風味がアクセントになったコク深い味わいに仕上げました。長芋のとろみが汁に溶け出し、つるんとしたのどごしに仕上がりますよ。ぜひお試しくださいね。

豆乳でまろやか 具だくさん豚汁

豆乳を使った、まろやかな味わいの豚汁をご紹介します。具材は普段の豚汁と同じですが、豆乳を加えることでまた違った味わいになりますよ。豆乳は沸騰させると分離する場合もあるので、加熱しすぎないように注意してくださいね。

赤味噌仕立て ゴロゴロ里芋ときのこの豚汁

赤味噌仕立ての豚汁も、とってもおいしいですよ。里芋やしめじ、大根など、食べごたえのある具材をたくさん加え、満足感のある一品に仕上げました。ごはんにもよく合いますよ。

豚汁を作ってみよう!

今回は、豚汁の定番具材や季節の具材、試してみたい変わり種具材をご紹介しました。豚汁は人気のある汁物ですが、アレンジすることで毎日でも食べたくなるメニューになりそうですね。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

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