キンパの具材に迷ったら！定番以外のおすすめ具材をご紹介！

韓国の海苔巻きである「キンパ」は、韓国の人にとってはソウルフードのような存在。日本の海苔巻きとは、具材も味わいも違うんです。この記事では、キンパの定番の具材やアレンジについて解説します。家庭で作れるレシピもバリエーション豊富にピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

「キンパ」とは、韓国の海苔巻きのことです。韓国人にとってはソウルフードのような位置づけで、日本のおにぎりのような食べ物といえます。韓国の家庭でもよく作られますが、街中には多くのキンパ専門店があるそうですよ。

キンパは一見すると日本の海苔巻きと同じように見えますが、その味わいは異なります。とくにごはんに大きな違いがあり、日本の海苔巻きは酢飯ですが、キンパはごま油と塩で味つけしたごはんを使います。また、日本の海苔巻きとは巻き込む具材も違います。日本の海苔巻きは、マグロやサーモンなどのお刺身、卵焼き、きゅうり、かんぴょうなどの寿司ネタが一般的ですよね。キンパの具材はバラエティーに富んでいて、牛肉の炒め物、カニカマ、ナムル、たくあんなどさまざま。色とりどりの具材を使用し、華やかな見た目に仕上げるのが特徴です。

日本の海苔巻きとキンパの共通点は、焼き海苔を使うこと。韓国海苔を使うと思いきや、味つけがされていない海苔が使用されます。

まずは定番のキンパによく使われる具材を見てみましょう。キンパは、いろいろな具材が入ってボリュームはもちろん見た目でも楽しめるのが魅力です。ぜひ参考にしてくださいね。

甘辛く味つけした豚肉や牛肉は、ボリュームも出せる定番具材です。コチュジャンなどで甘辛く味つけした肉は、キンパのアクセントになりますよ。

にんじんやほうれん草などをナムルにして加えます。緑やオレンジなどが入ることで、彩りよく華やかな仕上がりになりますよ。

甘辛い味つけをしたごぼうやしいたけもキンパには欠かせない具材です。ごぼうは食感もよく、食べ応えのあるキンパには欠かせない具材です。

大根の漬物であるたくあんもまた、ポリポリとした食感と甘味がアクセントになる定番具材です。

上記でご紹介した定番の具材以外にも、キンパに入れておいしくいただける具材がまだまだあります！伝統的な王道キンパももちろんおいしいですが、変わり種キンパも絶品！いろいろな具材を試して、お好みのキンパを作ってみるのも楽しいですよ。

しっかりと味がついたランチョンミートは、キンパに入れると主役級の具材に！調理済みでそのまま使えるのもうれしいポイントですね！

濃厚でコクのあるチーズを加えることで、まろやかで深みのある味わいに。ベビーチーズやとろけるチーズなどのプロセスチーズを使ってもおいしいですが、ゴーダチーズやスモークチーズなど少し特徴のあるチーズを使ってもおいしく仕上がりますよ。

日本でもおにぎりや海苔巻きの具材として親しまれるツナはキンパに入れるのもおすすめ。マヨネーズはもちろん、コチュジャンなど甘辛い調味料を加えていただくのもおすすめです。

キムチ特有の酸味と辛みがとてもよいアクセントになり、グッと韓国風の味わいになります。白菜のキムチだけでなく、カクテキなどのキムチを入れるのもおすすめです。

独特のさわやかな風味を持つエゴマの葉は、甘辛い具材を入れたキンパの味わいをグッと引き上げます。お店で見かけたらぜひ試してみてくださいね。

キンパには、形や大きさにもさまざまなバリエーションがあります。例えば、小さな海苔巻きの「コマキンパ」。通常の1/4のサイズの海苔を使って細切りのたくあんやナムルなどを巻いたもので、韓国では専門店もあります。また、巻かない「折りたたみキンパ」というものもあるんですよ！作り方は日本の「おにぎらず」と似ており、広げた海苔にごはんと具材をのせて折りたたむだけです。巻きすもいらずに簡単に作れることもあり、SNSを中心に話題になっているのだとか。キンパはさまざまな楽しみ方ができるので、レパートリーに加えておくと便利ですよ！

ここで、キンパのレシピをご紹介します。シンプルなものから変わり種までピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

4種の具材を使った、ボリューム満点のキンパをご紹介します。細切りにしたたくあんのポリポリとした食感がアクセントになり、クセになる味わいですよ。キンパの巻き方も動画を参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

食べ応え抜群！牛肉の旨味たっぷりのキンパはいかがでしょうか。ごま油の香ばしい風味が食欲をそそりますよ。味つけは焼肉のタレにコチュジャンを合わせて、甘辛く仕上げました。お酒にもぴったりの一品です。

小さな海苔巻き「コマキンパ」のレシピです。小さいのりを使うので食べやすく、簡単に手で巻けるので、普通サイズのキンパに比べて気軽にお試しいただけますよ。人が集まるときの一品にもおすすめです。

豚肉と干し椎茸で作るキンパのご紹介です。牛肉で作ることが多い料理ですが、豚こま肉を使って気軽に作れるレシピにアレンジしました。甘く煮た干し椎茸の旨味も加わり、とてもおいしいですよ。ぜひお試しくださいね。

とろーりとろけるチーズがたまらない、チーズキンパを作ってみませんか。キムチを混ぜ込んだピリ辛のごはんとコクのあるチーズが、相性抜群の組み合わせ。ツナの旨味とコーンの甘みも加わり、大人も子どももよろこぶ味わいですよ。

韓国では「キトキンパ」と呼ばれている、ごはんの代わりに卵を使ったキンパのご紹介です。のりにチーズとふんわりと焼いた錦糸卵をのせて、ナムルとツナマヨを一緒に巻けばできあがり。軽い食べ応えでパクパク食べられますよ。

こちらは細巻きのキンパのレシピです。ごま油で炒めたニラの風味と、たくあんの食感がアクセントになり、お箸が止まらないおいしさ。太巻きよりも簡単に巻けるので、ぜひ作ってみてくださいね。

巻かずに簡単！ツナマヨの折りたたみキンパをご紹介します。のりを4つのスペースに分けて具材とごはんを置き、パタンと折っていくだけ。手に入りやすい材料でぱぱっと作れるので、ぜひお試しくださいね。

こちらはキムチを入れた折りたたみキンパのレシピです。ピリッと辛いキムチが旨味たっぷりのポークランチョンミートによく合い、食べ応え抜群の一品に。チーズのコクも加わり、あと引くおいしさですよ。

定番の具材の牛肉を使って作る、折りたたみキンパです。ジューシーな牛バラ肉を焼肉のタレで甘辛く味つけし、食欲をそそる一品に仕上げました。ボリューム満点なので、しっかり食べたい日のランチにいかがでしょうか。

韓国の海苔巻きであるキンパは、日本のおにぎりのように古くから親しまれている料理です。牛肉やナムルなどの定番の具材はもちろん、チーズを入れたり、ごはんにキムチを加えたりとアレンジも多彩です。ぜひご紹介したレシピも参考にしていただき、おうちでキンパを味わってみてくださいね。