2022.8.2

さつまいもの芽って食べられるの?処理の仕方や活用方法をご紹介

保存が効いて、ほくほくおいしいさつまいも。気づいたら「さつまいもの芽」が生えてしまったという経験はありませんか?じゃがいもの芽にはソラニンという毒素が含まれていますが、さつまいもはどうなのでしょうか。この記事では、さつまいもの芽に毒性はあるのか、食べても安心なのかを、処理の仕方や活用方法とともに解説します。

さつまいもの芽って毒性はある?

結論からいうと、さつまいもの芽に毒性は「ありません」。

芋の芽には毒があるというイメージがある方もいらっしゃると思いますが、毒性があるのはじゃがいもの芽だけなんです。さつまいもや長芋、里芋の芽には毒素成分は含まれていないので安心して食べることができますよ。

ただし、実の養分を使って発芽するため、芽が大きくなるにつれて味が落ちると言われています。さつまいもの実の部分を楽しむには、芽が出る前に食べきるか早めに芽を処理してくださいね。

さつまいもの芽とじゃがいもの芽の違い

なぜじゃがいもの芽には毒があり、そのほかの芋の芽には毒がないのかというと、植物学における種類が異なっているためです。

じゃがいもはナス科に分類される植物ですが、さつまいもはアサガオなどと同じ「ヒルガオ科」の植物に分類されています。同じ芋でも植物学上の種類が異なるのですね。

もともと、じゃがいもを含むナス科の植物(トマト、ナス、ピーマン、トウガラシ)にはグリコアルカロイドという有毒な成分(じゃがいもでは主にα-ソラニン、α-チャコニン)が含まれています。しかし、中毒を起こすほどの量ではありません。

一方、さつまいもにはこれらの毒素は含まれていないので芽も食べることができます。料理にも使うことができるので、実の部分と一緒に食べるのもおすすめですよ。

さつまいもの芽の処理方法と下ごしらえ

さつまいもの芽には毒性がなく安心して食べられるということが分かったところで、ここからはさつまいもの芽の取り方や食べるときの下処理方法をご紹介します。

■芽の取り方
・包丁やピーラーで削り取る

包丁の根元(持ち手近くの刃が直角になっている部分)でえぐり取ったり、ピーラーについている芽取りで掘り出します。

・芽の部分を大きく切り取る
一か所にまとまって芽が出ている場合は、その部分を包丁で大きく切り取りましょう。毒性はありませんが、実との食感の差が気になる場合は完全に切り取ってしまっても問題ありません。

■芽を食べるときの下処理方法
1.筋を取り除く
さつまいもの芽は筋張っているので、ふきの筋を取るような要領で筋を取り除きます。

2.水にさらして食べやすい長さに切りそろえる
アクを抜くために5〜10分程度水にさらしましょう。

3.お湯で軽く下ゆでし、水気を切って完成
そのままだと火が通りにくいため、下ゆですると後の調理が楽になります。

下処理が終わったさつまいもの芽はさっと炒めたり、きんぴらにするとシャキシャキとした食感をお楽しみいただけます。さつまいもの芽を食べるときは、以上の手順で下処理を行ってから召し上がってくださいね。

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