2022.6.15

ブロッコリースプラウトをおいしく!保存方法や栄養について解説

「ブロッコリースプラウト」をご存じでしょうか?かいわれ大根などと同じく、発芽直後のブロッコリーの新芽のことです。とても小さなかわいらしい葉ですが、これから成長するための栄養をたっぷりと蓄えています。この記事では、ブロッコリースプラウトの栄養や保存方法を、おいしいレシピとともにご紹介します。

ブロッコリースプラウトとは?

「スプラウト」とは、発芽して間もない植物の新芽全般のこと。発芽直後の新芽は成長するための栄養素を豊富に含み、成熟した野菜に比べて栄養価が高いのが特徴です。

ブロッコリースプラウトは、その名のとおりブロッコリーの新芽です。アブラナ科の野菜に含まれる辛味成分である「スルフォラファン」が、成長したブロッコリーの数十倍含まれることが研究によりわかり、注目されています。

スルフォラファンに関する研究の第一人者は、米国のジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー博士です。スルフォラファンの働きを解明し、ブロッコリーに含まれる成分のひとつがスルフォラファンであることを発見しました。さらに研究が進められると、ブロッコリーの新芽に多く含まれていることがわかりました。1997年にその研究結果を発表すると米国でブームとなり、日本でも2000年頃から市場に出回るようになりました。

大根のスプラウトであるかいわれ大根に比べて、細くやわらかいのが特徴です。かいわれ大根のような辛味はほとんどなく、クセのない味わいなので、さまざまな料理に合わせやすい食材です。

ブロッコリースプラウトの栄養

ブロッコリースプラウトは、さまざまな栄養素を含んだ野菜です。先ほどご紹介したスルフォラファンのほか、β-カロテンやビタミンCなどのビタミン類、カリウムやカルシウムなどのミネラル類などを含んでいます。

■スルフォラファン

アブラナ科の野菜全般に含まれているファイトケミカルで、特有の辛味や香りの元となる成分です。強い抗酸化作用をもち、活性酸素の働きを抑えてくれるといわれています。

■β-カロテン

ブロッコリースプラウトには、β-カロテンが100gあたり1400μg含まれています。β-カロテンには抗酸化作用があり、活性酸素の発生を抑えて、取り除く作用をもちます。

また、β-カロテンは体内で必要な分がビタミンAに変換され、肌や粘膜の健康を維持したり、視角の機能を正常に保ったりする働きがあります。

油に溶けやすい性質をもち、油と一緒に摂ることで吸収がよくなります。オリーブオイルなど良質な油をかけて食べるのがおすすめですよ。

※参照:「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

ブロッコリースプラウトの保存方法と食べ方

ここで、ブロッコリースプラウトの保存方法と、おいしい食べ方のポイントをご紹介します。

■保存方法

スプラウトは購入したパックのまま冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。使う分だけ取り出して、残りを保存する場合はそのままパックに戻します。乾燥に弱いため、パックの上部にラップをし、輪ゴムなどで止めるとよいでしょう。

■食べ方のポイント

生で食べるのはもちろん、加熱してもおいしくいただけます。サラダに入れたり、料理のトッピングとしてのせたりすると、見た目も美しく仕上がりますよ。 栄養成分のスルフォラファンは水に溶けやすいため、水にさらす時間は短時間にしましょう。また、細胞を壊すことで吸収がよくなるともいわれていますので、細かく刻んで調理したり、よく噛んで食べたりしてみましょう。

人気のカテゴリ