最終更新日 2023.4.17

【こどもの日】に喜ばれるアレンジレシピ7選!催しの由来もご紹介

【こどもの日】に喜ばれるアレンジレシピ7選!催しの由来もご紹介

「端午の節句」ってなに?

5月5日は「こどもの日」ですが、「端午の節句」とも呼ばれていますよね。 中国で「端」には「はじめ」という意味があり、「端午」は「最初の午(うま)の日」のことを指しています。「午」と「五」が同じ音であることから、5が重なる5月5日が「端午の節句」に定められたという説があります。

端午の節句の由来には諸説ありますが、もともとは中国の厄払い行事だったと言われており、春から初夏へと移り変わる季節の変わり目に病気で亡くなる人が多かったために、菖蒲を使った厄除けなど邪気をはらうための行事が行われていたのだそうです。

お料理で倍楽しむ!由来も知りたい【こどもの日】

そんな「端午の節句」ですが、日本では男の子の誕生と成長を祝う「こどもの日」として親しまれるようになりました。カブトや鯉のぼりを飾ったり、行事食を食べるご家庭も多いかと思いますが、それら全てに、ちゃんとした意味があることをご存知ですか?実は、ちまきには魔除け、柏餅には子孫繁栄や、こどもの健やかな成長を願うなどの意味が込められているんです。

こうしたこどもの日の定番メニューの基本やアレンジレシピは、マスターしておくととっても便利!今回はこどもの日にぴったりな、簡単に楽しく作れるメニューやパーティーに最適なものなどをピックアップしました。ぜひお子さんと一緒に作って、楽しいこどもの日を過ごしてくださいね!

サイズがかわいい!ミニカブト春巻き

まず最初にご紹介するのは、カブトの形に仕上げたかわいらしい春巻きです。こどもの日に飾るカブトには、「男の子が病気や災難に見舞われないように」という意味が込められています。春巻きを折り紙で作るカブトと同じように折るだけで簡単にお作りいただけます。具材もこのレシピで紹介している食材だけでなく、お家にあるものやお好みのものを入れてお楽しみくださいね。

春巻きの皮でカブトを折ります。大きめサイズの皮を使うと折りやすいのでおすすめです。また、折り目をしっかりと押さえると、仕上がりが綺麗になります。皮が重なり合う部分に水溶き小麦粉を塗ることで、揚げたときに形が崩れにくくなりますよ。

こどもの日には欠かせない!簡単手作り柏餅

こどもの日のお祝いには欠かせない柏餅。そんな柏餅には、「後継が絶えない、子孫繁栄」の意味があり、縁起がよいと受け継がれてきた行事食なんです。和菓子屋さんで購入する方も多いかと思いますが、実は簡単に手作りすることができるんですよ。中に入れるあんこをこしあんやみそあんに代えたり、桜パウダーなどで色付けしたりと、アレンジもお楽しみいただけます。ぜひ基本のレシピをマスターして、オリジナル柏餅を作ってみてくださいね!

ボウルに上新粉と砂糖を入れて混ぜたら、熱湯を注いで菜箸で混ぜていきます。ぽろぽろとしてきたら、熱いうちにひとまとまりになるまで手ばやく捏ねあげましょう。手ばやく行うことで生地がまとまりやすく、食感もよくなりますよ。

こどもの日の主役!かわいい鯉のぼりケーキ

男の子が生まれたとき「どうかこの子をお守りください」と神様にお願いするため、目印として高く掲げたのが「鯉のぼり」の始まりとされており、「健やかに育って欲しい」という親の思いや願いが込められています。そんな鯉のぼりを、かわいいケーキにアレンジしたレシピをご紹介します。いつものロールケーキにフレッシュな果物をたっぷりとトッピングすれば、カラフルな鯉のぼりの出来上がり!果物の種類を変えれば、色違いの鯉のぼりも簡単に作ることができますよ。甘くて濃厚な生クリームとさっぱりとした果物で、酸味と甘みのバランスもバッチリです!

オーブンは、必ず予熱してから焼き始めるのがポイントです。予熱機能がない場合は、温度設定後に10分ほど加熱してから焼き始めてください。ご使用のオーブンによっては、焼き上がりや火力に誤差が出てしまうことがあります。焼き時間はあくまでも目安なので、ご使用のオーブンに合わせて調節してくださいね。

まるでいちご大福!?いちごがのってる柏餅

こどもの日ならではのスイーツ「柏餅」。続いては、数あるレシピの中からいちごを使ったアレンジレシピをご紹介します。もっちりとした餅生地で、甘酸っぱいいちごとあんこを包み込みました。まるでいちご大福のようなキュートな見た目で、パーティーにもぴったり!餅生地は電子レンジで簡単に作ることができるので、お子さまと一緒にクッキングを楽しむのもおすすめですよ。

生地を作る前に中に入れるこしあんを8等分にして丸めておきます。こちらのレシピではこしあんを使用していますが、粒あんや白あんなどお好みのものに代えてもおいしくお召し上がりいただけますよ。加熱後の生地はとても熱いので注意して包んでくださいね。

鮭と大葉で風味豊かに!鯉のぼりおいなりさん

子どもに大人気のおいなりさんを、かわいい鯉のぼり型に作ったレシピです。気になる中身は、鮭と大葉の混ぜご飯。子どもが食べやすい具材をチョイスすれば、見た目も味も楽しめる一品になりますよ。鱗や顔のパーツを作って貼り付けるなど、お子さんと一緒に作れる楽しいメニューです。特に難しい工程はないので、お料理初心者の方でも簡単にお作りいただけますよ。

目に使うチーズと海苔は丸型にくり抜き、鱗に使う卵焼きは花型で型抜きし、2等分にしておきます。余った卵は刻んでご飯に混ぜて使いましょう。花型の鱗は、チーズでアレンジもできますよ。

丸ごとパクッ!ボリューム満点鯉のぼり海苔巻き

ボリューム満点の鯉のぼり海苔巻きはいかがでしょうか?見た目もかわいく、こどもの日のお祝いにぴったり!目と鱗部分のトッピングは、丸くくり抜くだけで簡単にお作りいただけます。丸い型があるとより手軽にくり抜くことができますよ。具材はあらかじめ味付けしてから仕上げているので、そのままおいしくいただけます。手も汚れにくいので、小さなお子さまでも食べやすいメニューです。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

海苔巻きはラップを使って巻いていきます。カットした具材と混ぜておいたご飯を丁寧に敷き詰めて巻きましょう。海苔と卵でカラフルに仕上げた海苔巻きには、ハムとチーズを使ってかわいくトッピング。中に入れる具材は、お子さまの好きな食材にするのもおすすめです。

お惣菜を有効活用!唐揚げでカレーちらし寿司

最後にご紹介するのは、お惣菜の唐揚げを使って作る一風変わったちらし寿司です。唐揚げにカレー、マヨネーズと、子どもたちの大好きなものが詰まった豪華なレシピですよ。こどもの日にはもちろん、誕生日などのお祝いパーティーにもぴったり!お惣菜の唐揚げで作るので、時短になりますよ。時間のあるときは唐揚げもぜひ手作りして楽しんでみてくださいね。

カレーすし酢は、通常のすし酢にカレー粉を混ぜるだけととても簡単にお作りいただけます。カットしておいた具材を綺麗に盛り付けたら、かいわれ大根とマヨネーズをトッピング。具材のゆで卵は、角切りにした厚焼き卵でもOK!お好みでアボカドをトッピングしてもおいしいですよ。

見た目に工夫がカギ!一手間でなんでもご馳走に

特別なこどもの日のお料理は、味はもちろん見た目が大切。パッと目に飛び込んでくる華やかでかわいらしいお料理は、子どもたちの気持ちを明るく楽しくしてくれるものです。ちょっとした一手間を加えることで、いつものお料理も豪華で楽しいご馳走になりますよ。

今回は「こどもの日」ならではのメニューや、飾りの由来についてもご紹介しました。由来を知ることで、お料理に込める気持ちや願いが今までよりも強く、さらに作るのが楽しくなりますね。 クラシルでは他にも「こどもの日」にぴったりなレシピを多数ご紹介しています。ぜひ参考にしていただき、特別な1日をお子さまと一緒に楽しんでくださいね。

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