お味噌汁さえあればいい。心安らぐ"一汁一飯生活"を始めよう

『一汁三菜（いちじゅうさんさい）』献立でよくそう言われるように、レパートリー豊富なご飯って幸せですよね。でも毎日それを実現しようと思うと結構大変。もしかすると、お味噌汁にご飯という『一汁一飯』でも心は十分満たされるのかもしれません。メニュー数は多くありませんが、その分美味しい一杯のお味噌汁を作ってみるのはどうでしょうか。

まずは基本のお味噌汁の作り方をチェック。昆布と鰹節で丁寧にとることで風味豊かに仕上がります。味噌を入れた後は絶対に沸騰させないのがコツです。

出汁をとっている余裕がない、でもお味噌汁が飲みたい時に便利なのが味噌玉。味噌をオーブントースターでこんがりと焼き、油揚げや乾燥ネギなどの具材を混ぜて丸めて保存します。冷凍して保存することもでき、お湯に溶かすだけでいつでもお味噌汁を楽しめるので、忙しい方にはとってもオススメです。

寒い時期にぴったりな、生姜をたっぷりと入れたお味噌汁です。生姜はチューブのものではなく、すりおろして使うと風味がさらに良くなります。油揚げは熱湯をかけてしっかりと油抜きをして使いましょう。

シンプルなナスとミョウガですが、この2つの組み合わせはぴったりなんです。薬味がたくさん入ったお味噌汁は香り豊かで、それだけでお腹も心も大満足なお味噌汁が完成します。ナスはしっかりと水にさらしてアクを抜きましょう。この一手間が重要です。最後にたっぷりの刻みミョウガを入れて完成です。

豚こま肉と溶き卵を入れたボリュームたっぷりのお味噌汁です。たけのこのシャキシャキとした食感とごま油の香りで食が進みます。最後に大葉を添えて、白いご飯にぴったりのお味噌汁です。

もっちもちのすいとんと根菜がたっぷり入った、すいとん汁。すいとんは、自宅で作ったことがない方が多いかもしれませんが、小麦粉と片栗粉でとっても簡単に作ることができます。しっかり成形せずにざっくりとスプーンで落とし入れることで、汁によく絡むすいとんに仕上がります。辛いものが好きな方は、七味をたっぷりかけることで、さらにモリモリ食べたくなるお味になりますね！

鹿児島県の郷土料理さつま汁は、鶏肉とたっぷりの野菜で食べ応え抜群です。お味噌汁の中に入っているさつまいもって、独特の甘さが後引く美味しさですよね。ごぼうを酢水につける、干し椎茸をしっかりと戻すなど、一つ一つの工程を丁寧に行って作りましょう。

丁寧に作ったお味噌汁と、ご飯。この2つがあれば満腹具合も、そして気持ち的にも、意外に十分なのかもしれません。今日は疲れたなあという日には、たくさんの具材を入れたお味噌汁をささっと作って、ご飯と一緒に食べてみてください。クラシルでは他にも様々なお味噌汁のレシピを紹介しています。是非チェックして新たなレシピに挑戦してみてくださいね！