2022.3.18

コンフィとは?名前の由来やアヒージョとの違いを解説!

フランスの伝統的な料理である「コンフィ」。フランス料理店で名前を見たことはあっても、コンフィとはいったいどのような料理なのか、よく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、コンフィの特徴をはじめ、アヒージョとの違いやおすすめのレシピなどをご紹介します。コンフィは一見ハードルが高そうですが、作り方が分かれば、ご家庭でも作ることができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

コンフィとは?

「コンフィ(confit)」とはフランス料理の一種で、食材を低温の油でじっくりと煮た料理のこと。語源はフランス語の「コンフィル(confire)」で、日本語では「保存する」という意味になります。コンフィは冷蔵技術が発達していなかった時代に、肉料理を長期保存するために考案された調理法です。肉を油で煮てそのまま冷ますことで、油脂が食品を覆い、空気や水分を遮断することで保存性が高まるとされています。

本来は鴨やガチョウなどの水鳥に用いられる調理法でしたが、現代では鶏肉や豚肉、砂肝、レバーなどの肉類の他、牡蠣やイワシなどの魚介類にも使われます。低温の油でじっくりと加熱することで肉汁を逃さずジューシーに仕上がるうえ、ホロホロとやわらかい食感を楽しむことができます。グリルやローストと見た目がよく似ていますが、それは表面をカリッと焼き上げてから提供しているから。外はカリッと香ばしく中はホロっとやわらかい、その食感の違いこそがコンフィの醍醐味なのです。

どうやって作るの?

コンフィの代表的な作り方は、まずは肉や魚に塩やハーブをまぶして冷蔵庫で寝かし、臭みをとり、しっかりと味を染み込ませます。次に食材と油を鍋に入れて弱火にかけ、70〜90℃を保ちながら数時間かけてじっくりと煮込みます。おいしく作るためのポイントは、やはり油の温度を70〜90℃を保ちながら煮ること。温度は見た目では分かりにくいので、温度計を使って測るのが確実です。

また、コンフィはそのままでもおいしいですが、仕上げにフライパンで表面をカリッと焼くと香ばしい風味を楽しむことができます。メインディッシュとしていただくのはもちろん、細かくほぐしてサラダやサンドイッチの具材にするのもおすすめです。お好みでマスタードやヴィネグレットソースなど、酸味のあるソースを添えてお召し上がりくださいね。

アヒージョとの違いは?

コンフィと同じような料理に「アヒージョ」がありますが、こちらはスペインの代表的な「タパス(小皿料理)」のひとつ。アヒージョはスペイン語で「にんにく風」という意味で、刻みにんにく入りのオリーブオイルで食材をサッと煮た料理のことを指します。

コンフィとの大きな違いは、食材を高温のオリーブオイルで短時間で煮ることです。使われる食材はエビやイカ、鶏肉、砂肝、マッシュルームなど幅広く、にんにくの風味が絡んだ具材はもちろん、旨味がしみ出たオリーブオイルにバゲットを浸していただくのが一般的な食べ方です。

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