2022.10.15

フランス料理の定番メニューって知ってる?特徴やレシピもご紹介

「フランス料理」の定番メニューには、どのようなものがあるのでしょうか?ワインがお好きな方でない限り、あまり詳しく知らない方も多いかもしれません。そこで今回は、フランス料理の特徴や歴史をはじめ、コースの流れや定番メニューなどをご紹介します。記事後半でご紹介する、簡単フレンチレシピは必見ですよ!

  • 目次
  • フランス料理とは?
  • フランス料理の歴史は意外と浅い? 
  • フランス料理のコースの流れや品数は?
  • 一般的なコース
  • フルコース
  • これは覚えておきたい!定番メニューや代表食材をご紹介
  • 【前菜】
  • 【スープ】

フランス料理とは?

「フランス料理」は中華料理、トルコ料理と並ぶ「世界三大料理」のひとつで、西洋料理の代表格として親しまれています。その高度な調理法や洗練された味わい、芸術的な盛り付けは、世界中で高く評価されており、各国の晩餐会などの献立にされることも多いです。

フランス料理の特徴は、バターや生クリームを多く使うこと、コースで提供されること、厳格なテーブルマナーがあることなどです。以前はホテルや高級店でいただくのが一般的だったので、少し格式高いイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、近年は手軽なビストロなども多く、ワインと一緒に楽しむカジュアルフレンチとして人気を集めています。日常生活の中では味わえない、特別な料理や空間こそがフランス料理の醍醐味といえるでしょう。

フランス料理の歴史は意外と浅い? 

フランス料理の歴史は意外と浅く、その起源となる宮廷料理は14世紀頃に発祥したと言われてます。当時はまだ厳粛なテーブルマナーはなく、食材を焼いて大きなパンに盛り付け、それをナイフで切り分けて手づかみでいただくのが一般的でした。

16世紀になり「ルネッサンス時代」に入ると、イタリアの名家メディチ家のカトリーヌがフランス国王に嫁いできます。その専属料理人や給仕人が、洗練された料理やテーブルマナーを伝えたことで、料理はスパイスやソースを使った豪華なものに、食事作法はナイフやフォークを使うスタイルにと、フランス料理は大きな変貌を遂げます。

18世紀にフランス革命が起こると、宮廷料理人たちが次々と失業し、町中でフランス料理店を開業します。それまで、フランス料理は宮廷内だけのものでしたが、この頃から一般市民の間でも楽しまれるようになりました。

さらに19世紀に入ると、料理を大皿で並べるスタイルから、前菜、メイン、デザートと1品ずつ提供する「コース」が一般的になります。これはフランス人のシェフが、寒冷地であるロシアで「料理が温かいうちに食べられるように」と工夫したものが、後にフランスで取り入れられたと言われています。

フランス料理のコースの流れや品数は?

現代のフランス料理は前菜、メイン、デザートと3品のコースが基本ですが、一般的なコースは7品、格式の高いフルコースは11品と品数が多いのが特徴です。お店のスタイルで品数が変わることも多いですが、代表的な例を以下で見てみましょう。

一般的なコース

1.前菜「オードブル」
2.スープ
3.魚料理「ポワソン」
4.口直し「ソルベ」
5.肉料理「ヴィアンド」
6.デザート「デセール」
7.コーヒーと小菓子「カフェ・プティフール」

フルコース

1.突き出し「アミューズ」
2.前菜「オードブル」
3.スープ
4.魚料理「ポワソン」
5.口直し「ソルベ」
6.肉料理「ヴィアンド」
7.サラダ
8.チーズ「フロマージュ」
9.甘い菓子「アントルメ」
10.フルーツ
11.コーヒーと小菓子「カフェ・プティフール」

フランス料理のフルコースは、まずは食前酒と一緒にアミューズをいただき、その次に前菜、スープ、魚料理、ソルベ、メインである肉料理と続きます。一旦テーブルを片付けてから、チーズ、甘い菓子、フルーツ、小菓子が提供され、コーヒーで締めるというのが一般的な流れです。フルコースはとても品数が多いので、食事が終わるまで2〜3時間程かかることも多く、まさに特別な時間を楽しむための料理といえるでしょう。

これは覚えておきたい!定番メニューや代表食材をご紹介

フランス料理の定番メニューは、どのようなものがあるのでしょうか?代表的なものをいくつかご紹介しますので、ぜひメニューを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

【前菜】

代表的な前菜は、パテ・ド・カンパーニュ、魚のテリーヌ、フォアグラのテリーヌ、エスカルゴのブルゴーニュ風、ニース風サラダ、キッシュ・ロレーヌなどです。酸味や塩気の効いた手軽な料理が多く、お店によっては数品提供されることもあります。

【スープ】

代表的なスープは、野菜のポタージュ、甲殻類のビスク、コンソメ、オニオングラタンなどです。ポタージュは季節の野菜が使われることが多く、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、アスパラ、たまねぎなどさまざまな種類があります。

【魚料理】

魚料理はスズキやマダイ、メダイなど白身魚のほか、甲殻類や貝類が使われることもあります。代表的な料理はスズキのポワレ、舌平目のムニエル、サーモンのパイ包み焼き、ブイヤベースなどで、ソースは白ワインやバターを使ったやや酸味の効いたものが多いです。

【肉料理】

フランス料理の醍醐味といえば、やはりバラエティ豊富な肉料理です。シンプルなローストやグリルのほか、牛ヒレ肉のロッシーニ風、仔牛のクリーム煮、牛肉の赤ワイン煮、鴨肉のコンフィ、仔羊のクスクス、カスレ、シュークルートなど、各地方の郷土料理が多いのも特徴のひとつです。また、秋冬には鳩や鹿などジビエ(野生鳥獣)を使った料理も人気があります。

【デザート】

フランス料理はデザートも種類が多く、クレームブリュレ、タルトタタン、ガトーショコラ、ヌガーグラッセ、サバラン、ムース、クレープ、アイスクリーム、ソルベなどが代表的です。お店によっては数品提供されたり、ワゴンでお好きなだけ選ぶこともできます。

おうちで楽しめる!簡単フレンチレシピをご紹介

ここからは、おうちで楽しめるフレンチレシピをご紹介します。フランス料理を作るのはハードルが高いイメージがありますが、簡単に作れるレシピもたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

エビとサワークリームオニオンのカナッペ

ひと口サイズのアミューズに、エビとサワークリームのカナッペはいかがでしょうか。プリプリのエビに酸味の効いたサワークリームがよく合う、爽やかな味わいはコースのひと品目にぴったりですよ。

フルーツトマトの生ハムマリネ

フルーツトマトと生ハムをマリネし、カッテージチーズとバジルを盛り付けるだけで、おしゃれな前菜のできあがり!適度な塩気が食欲をそそり、ついついワインがすすんでしまうこと間違いありませんよ!

※チーズは加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますのでご注意ください。

濃厚 海老のビスク

ビスクとは、エビやトマトを漉して作るクリームスープのこと。有頭エビをサッと炒めてから煮込むと、香ばしい風味がグンと引き立って格別の味わいに仕上げることができます。特別な日のディナーに、ぜひ作ってみてくださいね。

キャベツたっぷりシンプルポトフ

ポトフとはフランスの家庭料理で、肉や野菜をコトコトと煮込んで作るスープのことです。こちらのレシピでは、シンプルな具材でやさしい味わいのスープに仕上げました。寒い季節におすすめのひと品ですよ。

鯛のソテー 粒マスタードソース

簡単に作れて豪華に見える!鯛のソテー粒マスタードソースはいかがでしょうか。ソースは粒マスタードと生クリームを軽く煮詰め、塩で味を調えるだけと簡単に作ることができます。香ばしく焼いたタイと相性抜群ですよ!ほかの魚や肉とも相性のよいソースなので、ぜひレパートリーに加えてみてください。

旨味たっぷり 牡蠣のコンフィ

食材を低温の油でじっくりと煮込む料理「コンフィ」。こちらのレシピでは牡蠣を使って、旨味たっぷりでしっとりとした食感に仕上げました。材料と耐熱皿に入れてオーブンで加熱するだけの簡単レシピですが、その味わいは絶品ですよ!

鶏もも肉のコンフィ 

フランス料理のなかでもとくに作っていただきたいのが、鶏もも肉のコンフィです。骨付き鶏もも肉を低温の油でじっくりと煮込むと、ホロッとやわらかくジューシーな食感に仕上げることができます。お好みで粒マスタードを添えて、ぜひワインと一緒にお召し上がりください!

ラムチョップのブルーチーズソースがけ

絶妙なハーモニーが楽しめる、ラムチョップのブルーチーズソースです。ラムチョップにブルーチーズを合わせるとは驚きですが、少しクセのある食材同士を合わせると、ワインにぴったりな味わいに仕上げることができます。風味豊かで濃厚な味わいは、一度食べたらクセになるおいしさですよ!

とろとろ濃厚クリームブリュレ

フランス料理の代表的なデザートといえば、やはりクレームブリュレ。こちらのレシピは生クリームを多めに加えて、表面はパリッと香ばしく中はとろりと濃厚な味わいに仕上げました。普段のおやつにもおすすめですので、ぜひお試しくださいね。

タルトタタン

タルトタタンとはロワール地方の郷土菓子で、キャラメルを絡めたりんごの上に生地をのせて焼いたタルトのこと。りんごの酸味にキャラメルのほろ苦さがよく合う、甘く香ばしい風味が魅力の焼き菓子です。大きなタルト型で焼くと華やかに仕上がるので、パーティーのデザートとしてもおすすめですよ。

気軽にフランス料理を楽しもう!

今回は、フランス料理の特徴や歴史をはじめ、コースの流れや定番メニュー、おすすめのフレンチレシピなどをご紹介しました。フランス料理の定番メニューはさまざまなものがありますが、どれもワインによく合うおいしさのものばかりです。少し格式高いと感じる方も多いかもしれませんが、ぜひ特別な日のディナーに、そのおいしさを堪能してみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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