卵黄と卵白を“きれいに分けるコツ”って？すぐに試せる3つの方法！

お菓子から料理まで幅広く活躍する「卵」。「卵黄」と「卵白」を分けて使う際に殻が入ったり、卵黄が崩れてしまった経験はありませんか？この記事では、卵黄と卵白の上手な分け方を解説します。後半ではおすすめレシピもご紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

まずは、卵黄と卵白を分ける方法を動画で確認してみましょう。

こちらの動画では、3つの方法をご紹介します。

■卵の殻を使って分ける

卵をボウルの上でそっと割り、片方の殻に卵黄を残すようにして、卵白だけをボウルに入れます。卵黄を片方の殻からもう一方の殻に1～2回移し、卵黄の周りについている卵白をボウルに入れます。卵白がすべて取れたら卵黄を別のボウルに移します。

卵の殻は均等な大きさの方が分けやすいので、中央をめがけてヒビを入れましょう。また、ゆっくりと開くことで卵黄が割れにくくなりますよ。

■スプーンを使って分ける

ボウルに卵を割り入れ、卵黄と卵白の間にそっとスプーンを差し込み、卵黄だけをすくい上げて別のボウルに移します。

スプーンで卵黄を崩さないようにやさしく扱ってください。使う卵の個数が多いときや、うずらなどの小さな卵を分ける場合に便利な方法です。

■ペットボトルを使って分ける

ボウルに卵を割り入れ、清潔なペットボトルを手で軽くへこませ、飲み口の部分に卵黄をそっと当てて吸い上げます。再びペットボトルを手で軽くへこませて、別のボウルに卵黄を取り出します。

卵黄と卵白を上手に分ける方法が分かったところで、続いてはレシピをご紹介します。卵黄のみ・卵白のみ・卵黄と卵白を分けて使うレシピをピックアップしているので、ぜひお試しくださいね。

まずは、卵黄のみを使ったレシピをご紹介します。

濃厚カルボナーラのご紹介です。ソースとトッピングに卵黄をたっぷりと使った、贅沢な味わいがたまりません。火加減が難しいカルボナーラですが、こちらのレシピは火から下ろして卵黄を混ぜるので簡単ですよ！ぜひお試しくださいね。

クレームブリュレは、卵黄と生クリームの濃厚な味わいが特徴。本来は表面に砂糖をかけてバーナーで焦がして仕上げますが、バーナーがなくても作れるように、キャラメリゼで表面のパリパリ食感を演出しています。おもてなしの一品にいかがでしょうか。

卵白のみを使ったレシピをご紹介します。お菓子作りなどで卵黄のみを使った際の卵白消費レシピとしても役立ちますよ。

はんぺんで作る、かぶら蒸し風です。かぶら蒸しとは、白身魚にすりおろしたかぶをのせて蒸し、仕上げにあんをかけた料理のこと。こちらのレシピは、はんぺんやかぶ、卵白などを混ぜ合わせ、電子レンジで加熱調理するので、お手軽ですよ。ふんわりとやわらかく、上品なおいしさの一品です。

卵白の消費にもぴったり、アールグレイフィナンシェです。一般的にフィナンシェは、アーモンドプードルを加えて作りますが、こちらのレシピは手軽に揃う材料のみで作りました。アールグレイと焦がしバターの香りが合わさった、贅沢な味わいが楽しめますよ。

最後に、卵黄と卵白を分けて使うレシピをご紹介します。

長芋をすりおろして、卵白やめんつゆと合わせ、オーブンで焼きあげました。 ふんわりアツアツの長芋と卵黄を絡めて食べると、まろやかでおいしいですよ。簡単に作ることができて、お酒のおつまみにぴったりの一品なので、ぜひお試しくださいね。

サクッと口当たりのよいフィンガービスケットです。卵黄と卵白を別々に泡立ててから合わせることで、ふんわりと軽い食感に仕上がります。ティラミスの材料として使われることが多いですが、もちろんそのまま食べてもおいしいですよ。

いかがでしたか？卵はお菓子から料理まで幅広く活用できるので、冷蔵庫に常備しているという方も多いかもしれません。卵黄と卵白を分ける工程がスムーズに進められると、効率よく調理できて便利ですよ。今回ご紹介した内容を実践してみて、お好みの方法を見つけてくださいね。

クラシルでは、卵を使ったレシピをバリエーション豊富にご紹介しています。ぜひお気に入りレシピを見つけて、レパートリーに加えてくださいね。