2023.5.14

アレンジ豊富なミネストローネ!定番やアレンジ、おすすめ具材をご紹介!

アレンジ豊富なミネストローネ!定番やアレンジ、おすすめ具材をご紹介!

複数の野菜を使った旨味たっぷりのスープ「ミネストローネ」。日本ではトマトベースのスープとして知られていますが、イタリア語では「具だくさんのスープ」を意味する煮込み料理を指します。今回は、そんなミネストローネの定番具材や、アレンジ食材をご紹介!後半のおすすめレシピもぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • ミネストローネの定番の具材【肉類】
  • ウインナー
  • ベーコン
  • 鶏肉
  • ミネストローネの定番の具材【野菜類】
  • トマト
  • 玉ねぎ
  • セロリ

ミネストローネの定番の具材【肉類】

さまざまな野菜を自由に使って楽しめる「ミネストローネ」。日本ではトマトベースで作る赤いスープの印象がありますが、ミネストローネ自体はイタリア語で「具沢山のスープ」を意味する煮込み料理を指すため、必ずしもトマトを使用するわけではないんですよ。

ただ、使用する食材に決まりはないものの、多くのご家庭で共通して使用することの多い具材もあります。まずはミネストローネの定番の食材からおさらいしてみましょう。ここでは、ミネストローネの材料として定番の肉類からご紹介します。

ウインナー

ウインナーはミネストローネに使用されることの多い食材のひとつです。ほかの食材に合わせて小さくカットすることもありますが、噛んだときのはじけるような食感やジューシーな味わい、燻製の香りといった特徴を活かすならそのまま、もしくは大きめにカットするのがおすすめですよ。

ベーコン

旨味たっぷりのベーコンは、ミネストローネの味わいをグッとアップさせる優秀な食材です。具材としての食感を楽しむのはもちろん、じっくり加熱することでより旨味が引き出され、奥行きのある味わいのスープに仕上がります。大きめにカットしてボリュームを出したり、細かくさいの目にカットしてほかの素材と一体感を持たせりと、切り方で変化を楽しむこともできます。

鶏肉

ウインナーやベーコンよりもさっぱりとした味わいの鶏肉もミネストローネの具材としておすすめです。鶏肉を加えることで一気に食べ応えがアップし、満足度の高い一品に仕上がります。もも肉を使用すればコクが、むね肉やささみを使えばあっさりとしていながらもボリュームのあるミネストローネを楽しむことができますよ。

ミネストローネの定番の具材【野菜類】

続いて、野菜類もチェックしてみましょう。ミネスロトーネに入れる野菜に迷ったときにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

トマト

日本ではミネストローネというとトマトベースのスープを指すことが多いですよね。本場イタリアでは必ずしも入れる具材ではありませんが、一般的にコンソメや塩などでシンプルに味つけするため、トマトの旨味がよく合います。トマトはトマト缶はもちろん、フレッシュトマトを使ってもおいしく作れますよ。トマトのほどよい酸味と旨味がスープ全体の味わいを引き締めてくれます。

玉ねぎ

おうちに常備していることも多い玉ねぎはスープに欠かせない野菜です。じっくり煮込むことによって甘みが引き立ち、スープの味わいがグッと深くなります。しっかり煮込めばとろけるようにやわらかい食感も楽しめますよ。

セロリ

スープの風味付けとしてもよく使われる香味野菜、セロリ。ミネストローネに入れれば香りと味わいにアクセントを添えてくれます。ミネストローネに使う場合は、茎部分だけでなく、葉の部分も活用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

にんじん

甘みのあるにんじんもミネストローネの具材におすすめです。ほかの食材に比べると火が通りにくいことがあるので、煮込み時間を短縮したいときは小さめにカットしてから加えてくださいね。

豆類

豆類を加えて作ることも多いミネストローネ。本場イタリアでは、トマトよりも豆を入れる方が一般的だとも言われています。大豆やひよこ豆のほか、彩りのアクセントにもなるレッドキドニービンズもよく使われます。大豆の水煮やミックスビーンズなど缶やパウチのものは常温保存できて日持ちする商品も多いのでストックしておけば、ミネストローネの具材として重宝しますよ。

ミネストローネのアレンジにおすすめの具材

ここからは、ミネストローネのアレンジにおすすめの具材をご紹介します。定番と一味違うミネストローネを楽しみたいときに手軽に試せる食材をご紹介します。

ボリュームアップしたいときはマカロニや雑穀を

ミネストローネをボリュームアップさせたいときにおすすめなのが「パスタ」や「雑穀」です。パスタのなかでも、マカロニやフジッリのようなショートパスタや粒状のクスクスはミネストローネと相性がよく、スープに馴染みます。雑穀を加えれば、プチプチとした食感がアクセントになって飽きることなくいただけますよ!

味わいに変化をつけたいならごぼうや香味野菜がおすすめ

ごぼうなど、風味の強い食材を加えると味わいをガラッと変えることができます。入れすぎるとバランスが悪くなってしまいますが、香味野菜や根菜、ハーブなどをアクセントとして取り入れることで、より風味豊かで味わい深いミネストローネに仕上がります。

より旨味をアップさせたいなら卵やチーズをプラス!

ミネストローネにさらに旨味をプラスしたい場合は、「卵」や「チーズ」を加えてみましょう!卵はポーチドエッグにすることで、黄身が崩れるのを防ぎつつ、ボリュームを出すことができます。チーズは振りかけるだけで手軽に使える粉チーズのほか、ピザ用チーズなどを散らして少し加熱すれば、スープの熱でとろけた食感を楽しむことができますよ。

さまざまなミネストローネのレシピをご紹介!

ミネストローネにおすすめのアレンジ食材をご紹介してきましたが、ここからは、実際にアレンジミネストローネが作れるレシピをご紹介します!早速チェックしてみましょう。

トマト缶で作るミネストローネ

おうちに常備されていることの多いカットトマト缶を使えば、あっという間にミネストローネを作ることができますよ!具だくさんではあるものの、ひとつひとつの食材の使用量は少ないので、中途半端に残ってしまった野菜を上手に活用するのにも最適!ベーコンや野菜の旨味が溶け込んだスープは、献立のあと一品にもぴったりです。

ケチャップで お手軽ミネストローネ

ケチャップの旨味を活かして、手軽にミネストローネを作ってみましょう!フレッシュトマトやトマト缶がなくても、野菜やベーコンから出る旨味のおかげで、十分おいしいミネストローネができあがります!朝食やランチなどちょっとスープが欲しいときにも重宝しますよ!

豆乳入り レンズ豆で和風ミネストローネ

「具沢山のスープ」を指すミネストローネは、使用する食材も味つけも自由なのが魅力です!こちらのレシピでは豆乳とみそに、コンソメや粉チーズなど、テイストの異なる食材を組み合わせて和洋折衷のミネストローネに仕上げました。まろやかな味わいのスープは旨味と酸味もしっかりと感じられ、ほっとするけど新しい、いつもと違うミネストローネを楽しめますよ。

押し麦ミネストローネ

いつものミネストローネに食感とボリュームをプラスしたいなら、押し麦を加えるのがおすすめです!もちもちプチプチとした食感が楽しく、食べ応えもアップするので、朝食やちょっと小腹の空いたときにぴったりですよ!

野菜たっぷり アサリのミネストローネ

アサリを使ったスープと言えばクラムチャウダーが定番ですが、実はミネストローネとも相性抜群なんです!具だけでなくだしもスープに使いたいので、殻付きを使うのがポイント!アサリのエキスが溶け込んだスープは味わい深く、野菜の甘みとともに旨味が口いっぱいに広がりますよ。

ミートソースで お手軽ミネストローネ

市販のミートソースを活用したアイデアレシピもご紹介します。じゃがいもやキャベツ、玉ねぎなどの具材をサッと炒めたら、水やコンソメと一緒にミートソースを加えて煮込むだけ!ミートソースの凝縮された肉や野菜の旨味がスープに溶け込んで、手軽にワンランク上のミネストローネを楽しむことができますよ。

ミネストローネとマッシュルームのコク旨スープ

ごろごろとした食材を楽しむのがミネストローネの魅力ではありますが、ポタージュにすることでより野菜の旨味をダイレクトに感じられるスープに仕上がります。こちらのレシピでは、バターで風味よく炒めたブラウンマッシュルームにミネストローネや牛乳、生クリームを加え、撹拌してなめらかな口当たりに仕上げました。マッシュルームの旨味がアクセントになったクリーミーでマイルドな味わいをお楽しみください。

カリカリ白身魚のミネストローネソース

さまざまな食材の旨味が詰まったミネストローネはピューレ状にすれば、ソースとして活用することもできるんです!とくに魚介類と相性がよく、フライやソテーにかけるのがおすすめ!このレシピでは、コンフレークの衣をつけてカリッと揚げ焼きにしたタイにかけました。ミネストローネをたくさん作ったときのアレンジとして、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

ミネストローネのアレンジを楽しもう!

ミネストローネの定番の食材からアレンジまでご紹介しましたが、いかがでしたか?ミネストローネにこんなさまざまな楽しみ方あるなんて驚きです!アレンジしないで食べているのはもったいないですね!今回ご紹介した内容を参考に、ぜひさまざまな形でミネストローネを楽しんでみてくださいね。

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