最終更新日 2023.3.30

「オレガノ」ってどんなハーブ?特徴とおすすめの使い方

「オレガノ」ってどんなハーブ?特徴とおすすめの使い方
  • 目次
  • 「オレガノ」とは?
  • 「オレガノ」ってどんなハーブ?
  • オレガノの使い方
  • オレガノの種類と特徴
  • オレガノが大活躍!おいしいレシピ3選
  • トマト缶で作る 手作りピザソース
  • サバとトマトのイタリアン香草パン粉焼き
  • マッシュルームとパプリカのオイル焼き

「オレガノ」とは?

清涼感のある強い香りが特徴の「オレガノ」。ピザやパスタなどイタリア料理には欠かせないハーブのひとつですが、実はいくつかの種類が存在し、それぞれ異なる特徴を持っています。今回は、そんなオレガノの種類やそれぞれの特徴、使い方に加え、オレガノを使ったレシピもご紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。

「オレガノ」ってどんなハーブ?

オレガノとは、地中海沿岸を原産とする多年草のこと。6~9月には、淡いピンク色の花を咲かせることから和名では「ハナハッカ」、別名「ワイルドマジョラム」と呼ばれています。 オレガノの学名「Origanum」は、ギリシャ語の「oros ganos(山の喜び)」が語源とされ、ギリシャでは幸福のシンボルともいわれています。

強い香りが特徴的なオレガノは、トマトを使った料理や肉料理と相性がよく、イタリア料理には欠かせないハーブのひとつです。また、花はドライフラワーとしても活用されています。詳しくはこのあと解説しているので、チェックしてみてくださいね。

オレガノの使い方

オレガノは、清涼感のある強い香りを活かし、肉や魚の臭み消しに使われたり、チキンソテーやローストポークなどの肉料理の脂っぽさも和らげます。また、トマトとの相性もよく、本場イタリアではピザやパスタなど幅広く使われています。

スーパーなどで販売されているオレガノは、一般的に乾燥させたドライタイプのものが多いです。手軽に使えるうえに、保存が効くので便利ですよ。 一方、生のオレガノはドライタイプに比べて香りがマイルドなので、料理にはもちろん、ハーブティーとしても楽しむことができます。

オレガノの種類と特徴

「オレガノ」にはいくつかの種類が存在しています。ここでは大きく分けて3種類のオレガノについてご紹介しますので、それぞれの特徴をチェックしてみましょう。

オリガヌム類

一般的に「オレガノ」とされているもののほとんどが、このオリガヌム類です。古代ギリシャ、ローマ時代から薬用として用いられてきました。現代では料理やハーブティーに使用されています。

マヨナラ類

葉が卵のような形をした、小さなオレガノです。古代エジプトより、防腐剤として使われていた「マジョラム」を代表品種とする種類です。オリガヌム類と比べると全体的に小さいですが、強い香りを持っています。

アマラクス類

主に観賞用として親しまれているオレガノです。花や苞葉が美しく、花オレガノとも呼ばれています。そのきれいな見た目を活かし、ドライフラワーやポプリなどとしても使われます。

オレガノが大活躍!おいしいレシピ3選

オレガノの特徴を知ったところで、オレガノの風味を活かしたおいしいレシピをチェックしていきましょう。

トマト缶で作る 手作りピザソース

オレガノはトマトと相性抜群!カットトマト缶を使って、ピザソースが手作りできますよ。ケチャップや砂糖、しょうゆなど、定番の調味料にオレガノをたっぷり加えることで、清涼感のある香りが加わり、深みのある味わいに仕上がります。ピザクラストや食パンに塗って、オリジナルのピザやピザトーストが楽しめるので、ぜひお試しくださいね。

サバとトマトのイタリアン香草パン粉焼き

サバとトマトのイタリアン香草パン粉焼きのご紹介です。やはり、トマトとオレガノの相性は抜群!パン粉にオレガノとバジル、粉チーズを混ぜ込むことで、香りとコクをプラスしてサバが一層おいしくいただけますよ。このレシピはオーブントースターで手軽に作れるのも魅力です。見栄えもよいので、おもてなしの際にもいかがでしょうか?

マッシュルームとパプリカのオイル焼き

オレガノを使った、マッシュルームとパプリカのオイル焼きです。オリーブオイルにオレガノやニンニクの香りを移し、風味豊かに仕上げました。前菜やおつまみとしてはもちろん、料理の付け合わせにもおすすめの一品。パプリカは、ゆっくりと時間をかけて火を通すと甘みが際立ち、おいしいですよ。できたての温かい状態でも、冷やしてもおいしくお召し上がりいただけます。

オレガノを取り入れて、レパートリーを広げよう!

今回は、オレガノの特徴や使い方についてご紹介しました。オレガノは、パスタやピザだけでなく、トマト料理や肉・魚料理など、幅広く活躍してくれますよ。手軽なドライタイプが一般的ですが、フレッシュなオレガノを見かけたらハーブティーなどで楽しんでみるのもおすすめです。

クラシルでは、今回ご紹介した以外にもオレガノを使ったレシピをたくさん掲載しています。ぜひ、参考にしてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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