ぶり大根の付け合わせに迷ったら！おすすめの主食やおかず、汁物をご紹介

脂ののったぶりと、とろけるような味わいの大根が絶品の「ぶり大根」。ボリューム満点のおかずなのでどんな献立にしたらよいか悩んでしまいますよね。この記事ではぶり大根の定番の作り方や、ぶり大根にぴったりの副菜や汁物レシピをご紹介します。こんにゃく入りきんぴらごぼうや長芋としめじの味噌汁など、絶品レシピも必見ですよ。

ぶり大根とはぶりの身を取ったあとに残ったアラと、大根をしょうゆベースのだし汁で甘辛く味つけした素朴な煮込み料理です。アラだけでなくぶりの身を使う場合もあります。家庭料理や居酒屋の定番メニューとして全国的に親しまれていますが、もともとは富山県や石川県など、ぶり漁が盛んな北陸地方の郷土料理です。2007年には農林水産省が選定する「農山漁村の郷土料理百選」で富山県の郷土料理として選ばれました。

冬場に脂がのるぶりと、冬に旬を迎える大根の素材のおいしさを存分に活かした冬の料理として知られています。コクのある味つけと濃厚なぶりの旨味が相性抜群で、ごはんがどんどん進むおいしさです。

主菜をぶり大根にした場合、どんな献立にしたらよいか、悩んでしまうという方も多いのではないでしょうか。ぶり大根は脂の乗ったぶりにしょうゆや砂糖をたっぷり加えて濃厚な味わいに仕上げた料理です。ボリューム満点なうえに、しっかりした味つけのため、同じように主張するタイプの主食やおかずを組み合わせると、少々くどく感じてしまいがち。一緒に食べる主食は白米やあっさりとした味わいの炊き込みごはんなどがおすすめです。やさしい味わいのうどんやそうめんなどの麺類もマッチしますよ。おかずはあっさりとしたシンプルな味つけのものや、野菜を中心にした副菜がよく合います。和え物や焼き物、汁物などを合わせると全体的なバランスが整いますよ。

ぶり大根の作り方はお店や家庭によって多少の違いがありますが、基本的にはしょうゆベースの味つけをしただし汁に、下ごしらえしたぶりのアラと大根を入れ強火で煮込んで完成します。ここではぶり大根の基本的な作り方を見ていきましょう。

ぶりのアラや身は臭みを取るために下処理をするのがポイント。まず、ぶりの両面に塩を振って10分ほど置きます。熱湯をかけて表面の色が白っぽく変わったら流水で洗いながらぬめりを落としましょう。汚れや血などをしっかりと取り除くことでぶり特有の臭みが少なくなります。

鍋に輪切りか半月切りにした大根と薄切りの生姜を入れ、しょうゆや酒、みりんや砂糖などの調味料とだし汁もしくは水を加えます。大根の上にぶりのアラや身をのせて落し蓋をし、弱火でじっくりと煮込みましょう。大根がやわらかくなったら完成です。ぶりのアラや身から出た旨味が大根にたっぷりと染み込み、たまらないおいしさに仕上がりますよ！お好みでゆずや唐辛子などをトッピングするのもおすすめです。

ぶり大根の特徴や作り方がわかったところでここからは、ぶり大根の絶品レシピをご紹介します。定番のしょうゆ味からチゲ風、みそ味などさまざまなレシピをピックアップしているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

定番のぶり大根のご紹介です。冬が旬の大根とふっくらとしたぶりの身を、しょうゆベースのだし汁でじっくりと煮込みました。旨味たっぷりのぶりは生姜がアクセントになって絶品です！濃厚な味わいでごはんがどんどん進みますよ！ぜひ召し上がってみてくださいね。

フライパンで手軽に作れる焼きぶり大根です。一口サイズにカットしたぶりを照り焼きにし、調味料と大根を加えて煮込むだけ。ぶりの下処理を省いているので、時間がないときにもぱぱっと作れます。生姜が効いているので、ぶり特有の臭みもほとんど感じません！とてもおいしいのでぜひ作ってみてくださいね。

ぶり大根をピリ辛のチゲ風に仕上げてみました。ごま油で焼いたぶりと大根にキムチと和風だしで味つけしてじっくり煮込むと、コクのあるおいしさに大変身！キムチの酸味でぶりの旨味と濃厚さが引き立ちます。簡単にお作りいただけるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

ひと味違うぶり大根が食べたいときに、みそで煮込むぶり大根を作ってみませんか？しょうゆを少し控えめにしてみそを加えることで、濃厚で奥深い味わいに仕上がります。みその風味が染み込んだぶりが風味豊かなおいしさで、ごはんにも日本酒にもよく合いますよ！ぜひ一度お試しくださいね。

おかずがぶり大根だけだと少しさみしいと感じるときは、簡単に作れる副菜を献立に加えるのがおすすめです。おうちでぱぱっと作れるレシピを幅広くピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ぶり大根の日におすすめのこんにゃく入りきんぴらごぼうのご紹介です。風味豊かなごぼうと白いりごまの香りが味わい深い一品！ささがきにしたシャキシャキのごぼうとぷりぷりのこんにゃくの食感の違いも楽しめますよ。食べごたえも抜群なので、しっかりしたおかずがあると安心というときにぜひ作ってみてくださいね。

今夜のおかずにピーマンとしめじのオイスター炒めを作ってみましょう。甘辛いぶり大根の箸休めにほろ苦いピーマンがよく合います！オイスターソースのコクとピーマンのシャキシャキとした食感が食欲をそそり、食べる手が止まらなくなりますよ。ぜひ献立に加えてみてくださいね。

電子レンジですぐに作れるキャベツと油揚げのおひたし風のおかずです。キャベツと油揚げをカットして電子レンジで加熱し、白だしとごま油で和えるだけで簡単にお作りいただけます！さっぱりとした和風の味わいなので、コクのあるぶり大根とよく合いますよ。忙しい日の副菜に作ってみてはいかがでしょうか？

ぶり大根の副菜に「梅キュウさっぱり冷奴」はいかがでしょうか？淡白な味わいの絹ごし豆腐にみずみずしいきゅうりと梅干し入りのポン酢をトッピングしました。梅干しの甘酸っぱい後味が濃厚なぶり大根と相性抜群！少ない材料でぱぱっと作れるのでぜひお試しくださいね。

続いては、ぶり大根の献立におすすめの汁物をご紹介します。ボリューム満点の汁物があると、ぶり大根の献立がぐっと充実しますよ。野菜をふんだんに使ったレシピをピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ぶり大根献立の日は、「白菜と小松菜のお味噌汁」を作ってみましょう。白菜の甘みと小松菜のやさしい風味がホッとする味わいです。あっさりしているので、濃厚なぶり大根の口直しにぴったり！とても簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。

「長芋としめじの味噌汁」のご紹介です。火を通してホクホクの食感になった長芋と旨味たっぷりのしめじのおいしさを楽しめる一品！ボリューム満点ですが、あっさりとしていてどんどん召し上がれますよ。ほんのりとろみのついた汁が絶品です！ぜひ作ってみてくださいね。

いかがでしたか？ぶり大根の特徴や基本の作り方に加え、ぶり大根の絶品レシピやぶり大根と相性のよい副菜や汁物などをご紹介しました。しっかりした味わいのぶり大根は、あっさりした副菜や野菜をふんだんに使った汁物などと相性抜群です！今回ご紹介したレシピなども参考にしていただき、ぜひぶり大根を主役にしたおいしい献立を楽しんでみてくださいね。