最終更新日 2021.11.12

簡単おしゃれなおつまみ「ピンチョス」!特徴やタパスとの違いについて解説

スペイン料理といえばパエリアが有名ですが、近年は「ピンチョス」という手軽なおつまみが人気を集めています。スペインバルのメニューで見かけることも多いと思いますが、ピンチョスとはいったいどのような料理なのか、タパスとどのように違うのか、詳しく知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、ピンチョスの特徴をはじめ、タパスとの違いやおすすめのレシピなどをご紹介します。どれもパンや生ハム、チーズなど身近な食材で手軽に作ることができて、一口サイズで食べやすいので、おもてなしやパーティーでも大活躍してくれますよ!ぜひチェックしてみてくださいね。

ピンチョスとは?

「ピンチョス」とはスペイン料理の一種で、串や楊枝に刺した一口サイズの軽食のこと。語源は「串」や「楊枝」を意味する「ピンチョ(pincho)」で、その複数形が「ピンチョス(pinchos)」になります。

ピンチョスは、主に複数の食材を串に刺して作られます。使われる食材は生ハムやオイルサーディン、ピクルス、魚介のマリネ、ベーコン、トマト、きのこなど幅広く、塩気や酸味が強いものが多いのでワインのおつまみにぴったりです。また、これらの食材をパンの上にのせて切り分けた、一口サイズのカナッペのようなものも人気があります。

ピンチョスの歴史はまだ新しく、1970年代にスペイン軍事政権が終わった後に、バスク料理の「ニュー・ジェネレーション」と呼ばれるシェフたちによって考案されたと言われています。現在はスペイン北部にあるバスク地方を中心に親しまれており「バル」と呼ばれるスペインの居酒屋ではさまざまなピンチョスを楽しむことができます。

タパスとの違いは?

ピンチョスとよく似た料理に「タパス」がありますが、こちらは小さなお皿に料理を盛り付けた「小皿料理」のこと。語源はスペイン語で蓋を意味する「タパ(tapa)」で、その複数形が「タパス(tapas)」になります。

スペインでは古くから、ワインと一緒に生ハムやチーズなどの軽食を楽しむ文化がありました。そのときに、ワインにホコリや虫などが入らないように、生ハムやチーズで蓋をしたことが由来だと言われています。タパスは乾き物、冷菜、温菜の3つに分けられており、それぞれにたくさんの種類があります。バルに入ったら、これら3つをバランスよく注文するのが本場スペイン流なんだとか。

◼︎乾き物
生ハム、サラミ、チーズ、オリーブなどほとんど調理せずに食べられる料理のこと。バルに入ったら一番最初に注文します。

◼︎冷菜
ピクルス、ポテトサラダ、魚のマリネ、オイルサーディンのように調理したものを冷やした料理のこと。乾き物の次に注文します。

◼︎温菜
アヒージョ、トルティージャ、クロケット、魚介のフリットなど、温かく調理された料理のこと。一番最後に注文します。

ピンチョスとタパスの大きな違いは、盛り付け方にあります。同じ料理でも一口サイズで串に刺してあるものはピンチョス、小皿に盛り付けてあるものはタパスと呼ばれます。例えば、生ハムとオリーブを串に刺してあればピンチョスに、そのまま小皿に盛り付けてあればタパスになるというわけです。

本場スペインでは食べ歩きが大人気!

ピンチョスの魅力といえば、やはり「手軽につまめて、ワインによく合い、いろいろな食材を少しずつ楽しめる」ところです。さまざまな食材を串に刺して盛り付けてあるので、カラフルな色合いと華やかな見た目も特徴のひとつ。立ち飲み感覚で食べ歩き、飲み歩きを楽しむスペインでは「ここのお店では魚のマリネ、次のお店ではクロケット」というように、何件もハシゴしながらピンチョスを楽しむのだそうですよ。

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