2022.6.19

タパスとは?詳しい解説とおうちで楽しめるレシピをご紹介

スペインバルでよく見かける「タパス」。どういった料理を指すのかご存じですか?この記事では、タパスの特徴や、タパスと混同されやすいピンチョスとの違いについて解説します。記事の後半では、アヒージョやスペアリブ、ガスパチョなど、絶品タパスレシピをご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

タパスとは?

「タパス」とは、スペインのアンダルシア地方が発祥といわれている、手軽に食べられる小皿料理を指します。日本では、スペインバルなどで見かけることが多いですよね。

日本でバルというと居酒屋に近いイメージがあるため、タパスはおつまみを指すことが多いようです。しかし、スペインのバルの中にはカフェのようなお店もあるので、タパスはコーヒーなどと一緒にいただく間食でもあるんですよ!

タパスという名前は、スペイン語で蓋を意味する「タパ」が語源となっています。語源については諸説ありますが、よく知られているものを2つご紹介します。

ひとつは、13世紀にアルフォンソ10世が作った「お酒を出す店は、必ず食事も提供する」という決まりによって、飲食店ではワインと一緒におつまみが提供されるようになった、という説です。そのときに、お酒にほこりが入ってしまうのを防ぐため、パンで蓋をしながら飲んでいたのだとか。それがいつしか、そのパンの上に生ハムやチーズなどをのせて食べるようになったのがタパスの始まりだったといわれています。

もうひとつは、アルフォンソ13世がアンダルシア地方を訪れたときのエピソードからきているという説です。立ち寄った飲食店でヘレスを注文した際、風が強い日だったことから、ヘレスのグラスにほこりが入らないように、店主がグラスに生ハムをのせて出しました。国王がそれをたいそう気に入ったことから、習慣となり広がっていったといわれれているのだそうです。

タパスにはどんな種類があるの?

タパスには、食材や調理法などが異なるさまざまな料理がありますが、大きく分けると3種類に分類できます。以下で解説するので、チェックしてみましょう。

■乾きもの
チーズやオリーブ、生ハムなど、調理をしないでそのまま提供される料理のことです。しっかりとした味がついているものが多いので、おつまみとしてよく食べられています。

■冷菜
マリネやサラダ、ピクルスなどの冷たい料理のこと。さっぱりとした味わいのものが多く、おつまみとしてはもちろん、食事中の口直しとしていただくことも多いです。

■温菜
揚げ物や煮込み料理、焼き物などの加熱調理をした料理のことです。アヒージョやオムレツ、コロッケなどがこれにあたり、おつまみ以外に食事として楽しめるメニューも多くあります。

タパスとピンチョスの違いは?

タパス同様、スペインバルに行くと「ピンチョス」というメニューもよく見かけますよね。これら2つの違いは一体なんなのでしょうか。

ピンチョスとは「いくつかの食材を組み合わせて串で刺した料理」のこと。「ピンチョ」はスペイン語で「串」を意味し、この複数形が「ピンチョス」となります。

もともとは、オリーブと青唐辛子、アンチョビを楊枝で刺したのが始まりといわれていますが、現在ではパンや生ハム、チーズをはじめ、串で刺せるものならなんでもピンチョスの材料として使われます。

つまりピンチョスはタパスの一種であり、串に刺さっていたらピンチョスである、といえます。ナイフやフォークを使わず片手で食べられること、またタパスの中でもより手軽にいただけるので、パーティーメニューとしても人気があります。

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