2022.1.20

うるち米ともち米ってどう違うの?それぞれの活用レシピも!

日本人の食卓には欠かせない主食であるお米ですが「うるち米」ともち米に分かれているのをご存知ですか?うるち米は半透明、もち米は不透明と見た目から違いますが、実は見た目以上に異なるのがでんぷんの成分で、それが味わいや調理法にも影響します。

そこで今回は「うるち米」ともち米の特徴と成分に加え、調理法の違いについて解説します。それぞれの特徴を知って上手に使い分けることができると、料理の楽しみが広がりますよ!さらにこの記事では、お米を使ったおすすめのレシピもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

うるち米とは?

うるち米とは、普段食卓に登場する機会が多い一般的なお米のことです。コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれなどは、どれもうるち米の中の品種のこと。主要部位である胚乳が透き通っているため、全体的に見た目は半透明です。

うるち米は炊いてごはんにするほか、つぶつぶとした食感を楽しめるきりたんぽや五平餅にも使われます。また、和菓子を作るときに用いられる上新粉もうるち米を加工したものです。上新粉はコシが強く歯ごたえを感じる柏餅や草餅などに使われます。

ちなみに、最近では世界各国でも人気を集めている「日本酒」の原料にもうるち米が使われていますが、これは食用ではなく、日本酒づくりを目的に作られた「酒造好適米」と呼ばれるお米を使ってつくられています。酒造り専用として、現在は全国で100種類以上の品種が栽培されているそうですよ。

もち米とは?

もち米は、お餅や赤飯、おこわやちまきなどに使われるお米です。こがねもち、ヒヨクモチなどの品種がよく知られています。もち米の見た目は、乳白色で不透明で、少し丸みがあるのも特徴です。収穫直後はうるち米と同様透明ですが、乾燥後に白く変化していきます。

独特のもちもちとした食感が人気で、冷めても固くなりにくく、おいしさが長持ちするため、おはぎや白玉、大福などの和菓子にも欠かせません。これらの和菓子作りに使われる白玉粉やもち粉、道明寺粉なども全てもち米を粉状に加工したものです。

うるち米ともち米の成分の違い

見た目からして異なるうるち米ともち米ですが、実は最大の違いはお米の主要成分である、でんぷんの構成にあります。

お米に含まれるでんぷんは「アミロペクチン」と「アミロース」の2種類。この割合によってお米の食感や味わいが変わります。アミロペクチンは、調理時に粘性を生じるという特徴があるため、アミロペクチンの割合が多いほど粘りがアップ。その反対に、アミロースが多いお米はかたくパサパサとした食感になります。

うるち米はアミロースとアミロペクチンの割合が2対8なのに対し、もち米はアミロペクチンのみで構成されています。そのため、もち米のほうが、うるち米よりも粘りのあるもちもちとした食感になるのです。ちなみにカレー屋さんで出てくることの多いタイ米がパラパラとした食感なのは、アミロースの割合が高く粘り気が少ないためなんですよ。

ふっくらした食感に仕上げたいときや、チャーハンなど粘りを出したくない料理にはうるち米、もちもち食感や弾力を楽しみたいときにはもち米が適しています。
赤飯やおこわ、おはぎなどはうるち米ともち米を混ぜて作ることもあるので、それぞれの特徴を活かすためにも、料理によって上手に使いわけるのがおすすめです。

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