最終更新日 2023.10.3

ビュッフェとバイキングの違いは何?特徴や食事マナーについても解説!

ビュッフェとバイキングの違いは何?特徴や食事マナーについても解説!

「バイキング」と「ビュッフェ」。どちらもよく耳にする言葉ですが、両者の違いをご存知ですか?今回は「食べ放題」のイメージがあるバイキングとビュッフェの形式による違いや使い分け方を解説、さらにそれぞれの名前の由来やマナーについてもご紹介します。おうちビュッフェにおすすめのレシピもぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • ビュッフェとバイキングの違い
  • ビュッフェとは
  • バイキングとは
  • ケータリングとは?
  • ビュッフェとバイキングの食事マナー
  • 1. 一品ずつの料理を楽しむ
  • 2. 食べられる分だけ取る
  • 3.コース料理を食べているときの流れを意識する

ビュッフェとバイキングの違い

まずは、ビュッフェとバイキングの違いを知るために、発祥や言葉の由来などをそれぞれご紹介します。

ビュッフェとは

ビュッフェとは、立食やセルフ形式の食事スタイルを指します。発祥はフランスの簡易食堂と言われていますが、身近なところだと学食や社食、駅の立ち食いそば屋などをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。決められた金額があるわけではなく、自分のお皿に取り分けた分の料金を支払う仕組みなので、必ずしも食べ放題とは限りません。

食堂などで棚に並んだ料理の中から好きなものを自由に選ぶスタイルを「ビュッフェ」と呼ぶのは、棚やクローゼットといった意味を持つフランス語で「buffet」が由来とされています。ちなみに「buffet」はフランス語で食器棚や飾り棚、配膳台、さらに列車内や駅の簡易食堂といった意味もあり、使用するシーンなどで意味合いが異なるようです。

バイキングとは

一方バイキングは、決まった料金を支払い、用意されている料理の中から自分で自由に選ぶ食事スタイルを指します。よく見かける「焼肉食べ放題」や「ケーキ食べ放題」などがバイキングに該当します。

「バイキング」は、デンマークの食事スタイルから生まれた和製英語です。魚介類や肉料理、酢漬けなど、好みのものを自由に選んで食べるスカンジナビアの伝統料理「スモーガスボード」に由来していると言われています。ちなみに「バイキング」というネーミングは、当時話題となっていた北欧海賊の生活や戦いが描かれた映画から名づけられたのだとか。今ではすっかり「食べ放題」を表す言葉として定着しているバイキングには、そんな名前の由来があったんですね!

ビュッフェとバイキングは両方とも食べ放題のイメージがありましたが、こうして見てみるとずいぶん形式が違いますね。ビュッフェがフランス生まれの言葉であるのに対して、バイキングは日本生まれの和製英語。また食事スタイルにおいても、ビュッフェが自由に選べるセルフ形式かつ取った料理の分だけ支払うのに対して、バイキングは決まった金額で自分の好きなものを自由に選んで好きなだけ食べられる、いわゆる食べ放題であり、さまざまな点で違いがあることがわかりました。

ケータリングとは?

さて、ビュッフェやバイキングと似たものにもう一つ「ケータリング」があります。

ケータリングとは、オーダーメイドの食事スタイルのこと。ビュッフェもバイキングも決められた場所で決められた料理の中から好きなものを選ぶというスタイルですが、ケータリングは場所も提供される料理もすべて自分で決めることができます。そういう点では、比較的自由度の高い食事スタイルです。自分好みにコーディネートできることに加えて魅力的なのが、パーティーなどをする際は会場のセッティングや演出なども任せられること。食事だけを運んで来てくれるデリバリーとは異なり、食事を空間ごとコーディネートしてくれるのがケータリングなのです。

ビュッフェとバイキングの食事マナー

ここからは、ビュッフェやバイキングで守りたい食事マナーについて解説します。守りたいポイントは3点です。1点ずつチェックしてみましょう!

1. 一品ずつの料理を楽しむ

1つ目はきれいに盛り付けることです。特にバイキングの場合は、好きなだけ食べてよいことから一度にたくさん取ってしまい、盛り付けがおろそかになりがち。料理は一品一品、味が混ざらないように工夫したり、お皿を分けて盛り付けたりするなどの配慮をしましょう。

2. 食べられる分だけ取る

食べ放題だからといって料理をたくさん取り過ぎた結果、全部食べ切れずに残してしまう、これはマナー違反です。目の前に広がる料理に目移りしてどうしてもいろいろ食べたくなってしまいますが、自分が食べられる分だけ小分けにして取りに行くようにしましょう。新たに料理を取りに行く際は、食べ終わったお皿はテーブルの端に寄せておき、新しいお皿を使うようにしましょう。

3.コース料理を食べているときの流れを意識する

好きなものを自由に選べるビュッフェやバイキングですが、コース料理を食べているときのように、まずは野菜類、そしてお肉やお魚類にパンやごはん類、最後にデザート・・・と食べ進めるのがマナーです。いきなり大好きなデザートから食べないようにしましょう。

おうちでビュッフェやバイキング気分が味わえる料理をご紹介!

わざわざ外食しに行かなくても、自宅でビュッフェやバイキング気分を味わえたら、イベント気分に浸ることができて楽しいですよね!ここでは、自宅で再現できるビュッフェやバイキングにぴったりの料理を集めてみました。

まずは、おうちビュッフェやバイキングにおすすめなメイン料理のレシピからご紹介します。大人にも子供にも人気なエビグラタンや唐揚げにビュッフェの定番、パスタのレシピもピックアップしているので、ぜひ実践してみてくださいね!

エビグラタン

おうちビュッフェやバイキングでは、みんなの好きなメニューを用意することが大切です。そこでまずラインナップに加えたいのがエビグラタン。エビやブロッコリーがゴロゴロ入っていて食べ応えも抜群ですよ!手作りのホワイトソースが具材に絡んで絶品なので、ぜひ作ってみてくださいね。

ハマグリと鯛のアクアパッツァ風

ハマグリとタイを使って、華やかな見た目のアクアパッツァを作ってみませんか?ふわふわのタイとぷりぷりのハマグリから出た、魚介の旨味たっぷりのスープはたまらないおいしさですよ!ビュッフェやバイキングのメインになること間違いなしの一品です。

ハーブ香る 豚バラブロックの簡単オーブン焼き

続いてはお肉のレシピをご紹介します。ハーブソルトとはちみつに漬け込んだ豚バラブロックをオーブンで焼くだけの簡単メニュー!ハーブの上品な香りとレモンの爽やかな酸味で、豚バラ肉もさっぱりといただけます。食べ応えも抜群なので、ぜひお試しください。

酢入りでふわふわ プレーンオムレツ

シンプルなオムレツもおうちビュッフェやバイキングの一品にぴったり!作り方は通常のオムレツとほぼ同じですが、このレシピでは卵にお酢を加えています。お酢を入れることで、とろとろでふわふわな食感に仕上がりますよ。

柔らかジューシー唐揚げ

こちらもみんな大好きなメニューの一つ。ビュッフェやバイキングにあるとうれしい、唐揚げです。外側はサクッと、中はジューシーな食感で、売り切れ必至ですよ!生姜やニンニクの風味も効いていて、食べ進める手が止まらなくなるおいしさです。

タラのチーズフライ

サクッとした歯ざわりがたまらない!タラのチーズフライはいかがでしょうか。衣に粉チーズを混ぜることで、より香ばしく仕上がります。タラの旨味にチーズの風味がよく合い、絶品ですよ!

基本のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ

覚えておきたい基本のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのレシピです。ニンニクの香りと鷹の爪の辛味が食欲をそそります。シンプルでどんな料理とも合わせやすいので、ビュッフェやバイキングにもぴったりですよ!

アボカドとクリームチーズのジェノベーゼスパゲティ

市販のソースで味つけ簡単!アボカドとクリームチーズを具材にして、濃厚でマイルドな味わいのジェノベーゼスパゲティに仕上げました。クリーミーな味わいの中にレモンの酸味がほどよく感じられ、飽きることなくいただけますよ。

おうちでビュッフェやバイキング気分が味わえるデザートをご紹介!

おうちビュッフェやバイキングには、デザートが欠かせませんよね!ここからは、おすすめのデザートレシピをご紹介します。

ミックスベリーのチョコレートケーキ

まずご紹介するのが、チョコレートケーキです。チョコレートケーキといっても、たくさんごはんを食べた後でも食べやすいよう、クリームチーズを合わせてレアチーズケーキ仕立てにしました。生チョコのようになめらかなな口当たりはやみつきになりますよ!濃厚でありながらもクリームチーズやトッピングしたベリーの酸味もアクセントになっていて、後味はさっぱりとしています。

とろとろ濃厚クリームブリュレ

キャラメリゼされたパリパリの表面ととろけるクリーム、この食感のコントラストが魅力のブリュレも用意してみませんか?丁寧に作るレシピなので少し手間と時間がかかりますが、その分おいしさは格別!自宅でホテルのような気分を味わえますよ!

外食でも自宅でもビュッフェやバイキングを満喫しよう!

今回は、気になるビュッフェとバイキングの違いやマナーについて解説しました。ビュッフェとバイキングはどちらも「食べ放題」のイメージがありましたが、詳しく調べてみると少し異なる部分があることがわかりました。ただ、やはりどちらも食べられる分だけ取るのがマナーです。今後ビュッフェやバイキングに行かれる際は、自分のお腹と相談しながら、残さずおいしく食べてくださいね!

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