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えんどう豆にはどんな種類がある?それぞれの特徴と下処理方法やレシピをご紹介!

えんどう豆にはどんな種類がある?それぞれの特徴と下処理方法やレシピをご紹介!

鮮やかな緑色が美しい「えんどう豆」。収穫時期や食べ方によって、さやえんどうやスナップえんどう、グリーンピースなどに分類されることを知っていますか。この記事ではそれぞれの違いや下ごしらえについて解説します。スナップえんどうのミモザサラダや絹さやと豚ひき肉の甘辛みそ炒めなど、えんどう豆を使った絶品レシピも必見です!

  • 目次
  • えんどう豆とは?
  • えんどう豆は大きく2つのタイプに分けられる
  • さやえんどうタイプの特徴
  • 実えんどうタイプの特徴
  • 【番外編】さやでも実でもない新芽を食べる「豆苗」
  • えんどう豆の下ごしらえ
  • 旬の時期に作りたい!えんどう豆を使ったおいしいレシピ
  • 彩りにも料理にも!えんどう豆を活用しよう

えんどう豆とは?

えんどう豆はマメ科エンドウ属の植物です。メソポタミアが発祥と言われ、9~10世紀頃に中国から日本に伝わりました。

えんどう豆は大きく2つのタイプに分けられる

えんどう豆は成長する過程でさまざまな味わいが楽しめるめずらしい食材で、大きく、さやごと食べる「さやえんどう」と、豆を食べる「実えんどう」に分けられます。

項目        さやえんどう 実えんどう
食べる部位 さやごと
(さやと豆を一緒に食べる)
中の豆のみ
(さやから取り出して食べる)
収穫時期 豆が大きくなる前の若い時期 豆がふっくらと十分に成長した時期
さやの特徴 やわらかくて薄い
(スナップえんどうは肉厚)
かたくて筋張っており、食用には向かない
主な食感 シャキシャキ
パリッとした歯ごたえ
ホクホク
ほろっとしたやわらかさ
代表的な種類 ・絹さや
・スナップえんどう
・オランダえんどう
・グリーンピース
・うすいえんどう
・赤えんどう
主な料理

用途
炒め物、煮物の彩り、お浸し、サラダ 豆ごはん、ポタージュ、シュウマイ、和菓子

スナップえんどうやグリーンピースなどはどれもエンドウ豆の種類ですが、収穫時期や食べ方に違いがあるのです。さらに、えんどう豆の新芽である「豆苗」もかさまし食材として人気があります。

さやえんどうタイプの特徴

さやえんどうは、中の豆が大きくなる前の未熟なうちに収穫し、さやごと食べるえんどう豆を指します。豆の部分はかなり小さく、さやも薄くてやわらかいのが特徴で、シャキシャキとした軽い食感とほんのりと上品な甘みを楽しめます。

以下で、さやえんどうの中でも代表的な「絹さや」「スナップえんどう」「オランダえんどう」について、特徴などをみていきましょう。

種類 特徴 食べ方・用途
絹さや    3月〜6月頃   

・さやが非常に薄い
・豆が大きくなる前に収穫する
・長さは5〜7cm程度
・絹のような滑らかな手触り
・シャキシャキとした軽い食感

・塩茹で
・煮物の彩り
・味噌汁の具材
・卵とじ

など

スナップ
えんどう
3月〜6月頃

・豆が大きく育ってもさやがかたくならない
・ふっくらと肉厚な形
・パリッとした心地よい歯ごたえ
・非常に強い甘みがある
・別名「スナックえんどう」とも呼ばれる

・茹でてそのまま
・サラダ
・塩炒め
・天ぷら
など

オランダ
えんどう
4月〜6月頃

・長さ15cm前後にもなる大型種
・主に関西や西日本で親しまれている
・さやは薄めでやわらかい
・絹さやよりも甘みが強い

・絹さやと同じように使える
・おひたし
・胡麻和え
・炒め物
など

絹さや

さやえんどうの中でも特にサイズが小さいものが「絹さや」と呼ばれます。シャキシャキとした軽い歯ごたえとほのかな甘みがあるのが特徴です。

鮮やかな緑色をしているため、さっと塩茹でして筑前煮などの煮物やちらし寿司の彩りに使われることが多いですが、味噌汁の浮き実や卵とじ、炒め物などにしてもおいしく、和食を中心に幅広く重宝されています。

💡ワンポイント豆知識
諸説ありますが、収穫したさや同士がこすれ合うときの「キュッキュッ」という音が絹の着物が擦れ合うときの「衣擦れ(きぬずれ)の音」に似ていること、また絹のようになめらかな手触りを持つことから絹さやと呼ばれるようになったという説があります。

スナップえんどう

スナップえんどうは実とさやの両方がほどよく成長しているのが特徴です。実が大きくなってもさやが固くならないよう、グリーンピースを品種改良して誕生しました。

肉厚でふっくらとしており、パリッとした心地よい歯ごたえと強い甘みを持ち合わせています。その食感から「スナックえんどう」とも呼ばれ、茹でてそのままマヨネーズをつけて食べるほか、サラダや塩炒め、バター炒め、さらに天ぷらなど、幅広い料理で手軽に楽しめる人気の野菜です。

オランダえんどう

オランダえんどうは、長さ15cm前後にもなる大型のさやえんどうです。絹さやの一種ですが、よりやわらかくて甘みが強いという特徴があります。

主に関西などの西日本で親しまれており、江戸時代にオランダから伝わったことが名前の由来とされているのだとか。絹さやと同じように使えますが、サイズが大きいのでその大きさを活かした炒め物やおひたし、胡麻和えなど、主役級のおかずとして楽しむのもおすすめです。

実えんどうタイプの特徴

続いて、実えんどうについてチェックしてみましょう。実えんどうは、さやがかたくなるまで十分に成長させ、中のふっくらとした豆だけを取り出して食べるえんどう豆です。

代表的なものにグリーンピースやうすいえんどうがあります。さやえんどうとは異なり、ホクホクとした食感と豆本来の豊かな甘みや風味が特徴です。豆ごはんやスープ、煮物など、春の食卓を彩る食材として親しまれています。

種類 特徴 食べ方・用途
グリーンピース     4月〜6月頃  

・さやから取り出した未熟な豆(種子)を食べる
・ホクホクとした食感
・特有の青々しい香りと甘みがある
・鮮やかな緑色が料理のアクセントになる

・豆ごはん
ポタージュ
・スープ
・シュウマイのトッピング
など

うすいえんどう 4月〜5月頃

・主に関西地方(和歌山県など)の特産品種
・グリーンピースと比べて皮が薄い
・青臭さが少なく、上品な甘みが強い
・ホクホク感が非常に際立っている

・豆ごはん
・卵とじ
・翡翠煮(ひすいに)
など

赤えんどう 収穫は
6月〜7月頃

(乾燥豆として通年流通)

・さやが黄色く乾燥するまで熟したものを収穫する「完熟豆」
・表面が赤褐色をしている
・少しホロッとした固めの食感
・ほのかな塩気と合う素朴で風味豊かな味わい

・みつまめ
・豆大福
・塩ゆででそのまま食べる
・和菓子の落雁(らくがん)の原料
など

グリーンピース

グリーンピースは実を十分に成長させたものを、さやが青いうちに収穫します。食べるのは完熟前のやわらかい状態の実の部分です。実えんどうという名前でも呼ばれています。

爽やかな青々とした香りとほのかな甘味、ホクホクとした食感が特徴です。サラダや煮物、豆ごはんの具材にするほか、ポタージュや炒め物など和洋中問わず、さまざまな料理に活用できます。シュウマイのトッピングとしても定番です。

うすいえんどう

うすいえんどうは、主に関西地方で春の味覚として親しまれている実えんどうの一種です。グリーンピースと比べて皮が薄く、青臭さが少ないのが特徴。

豆本来の強い甘みと、ホクホクとした豊かな食感を存分に楽しめます。特に関西の春の食卓に並ぶ「豆ごはん」には欠かせない食材として重宝されています。

赤えんどう

赤えんどうは、さやが黄色く乾燥するまで熟してから収穫される「完熟豆」の一種。少しかためでホクッとした独特の食感と、素朴な風味が特徴です。

ほのかな塩気との相性が非常によく、みつまめや豆大福など、和菓子のアクセントとして欠かせない存在なんですよ。挽いて粉にしたものは落雁の原料にもなります。

【番外編】さやでも実でもない新芽を食べる「豆苗」

かさ増し食材としても人気の「豆苗」。実はエンドウ豆ができる前の、若い芽の部分、スプラウトなんです!わたしたちが食べているのは、豆苗の葉と茎の部分。

シャキシャキとした食感と、ほのかな豆の香りが特徴です。サラダやスープの具、炒め物などに幅広く用いられます。加熱するとかさが減り、食べやすくなります。

💡ワンポイント豆知識
工場での水耕栽培が主流のため、一年中価格が安定して手に入る便利な食材です。また、豆苗は根元を残して水に浸せば再収穫できるなどコスパも高いことから、節約食材として人気があります。

えんどう豆の下ごしらえ

えんどう豆は下処理をしてから使うのが一般的です。ここではおいしく食べるための下処理の方法を確認しておきましょう。

スナップえんどうの下ごしらえ

スナップえんどうの下ごしらえのレシピです。食感よく食べるために筋を丁寧に取りましょう。1分ほどゆでた後に、氷水につけると色鮮やかになり、シャキッとした食感に仕上がりますよ!おいしく食べるための大切なポイントなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

旬の時期に作りたい!えんどう豆を使ったおいしいレシピ

ここからは、えんどう豆を使った絶品レシピをご紹介します。サラダやおかず、主食系など幅広いレシピをピックアップしたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スナップえんどうのミモザサラダ

彩り豊かなスナップえんどうのミモザサラダはいかがでしょうか?スナップえんどうのさやを開いて豆の部分を見せる盛り付けが可愛らしい一品です。シャキシャキとしたスナップえんどうやホクホクとしたゆで卵の食感が楽しめますよ。はちみつとマスタードのコク豊かなドレッシングもクセになるおいしさです。おもてなしにもぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね!

エビとスナップえんどうの卵炒め

今夜のおかずにエビとスナップえんどうの卵炒めを作ってみませんか?旨みたっぷりのエビとほんのり甘いスナップえんどうは相性抜群!ふわふわの卵が絡んで、やさしい味わいです。とても簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。

絹さやと豚ひき肉の甘辛みそ炒め

ぱぱっと簡単に作れる絹さやと豚ひき肉の甘辛みそ炒めをご紹介します。絹さやと豚ひき肉を調味料と炒め合わせるだけ!コチュジャンベースの濃厚な味つけで、ごはんがどんどん進みますよ!ニンニクや生姜が効いたピリ辛な味わいはやみつきになるおいしさです。お酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひ召し上がってみてくださいね!

絹さやたっぷり こんにゃくとちくわのきんぴら

絹さやをたっぷり加えたこんにゃくとちくわのきんぴらです。シャキシャキの絹さやとぷりっとおいしいこんにゃくの食感が楽しい一品。甘辛い味つけでお箸が止まらなくなりますよ!もう一品ほしいときにぜひ作ってみてくださいね。

やさしい味わい グリンピースの含め煮

やさしい味わいのグリンピースの含め煮のレシピです。ほんのり甘い和風の煮汁を吸い込んだグリーンピースはホッとするおいしさ!ホクホクとした食感と豆特有の風味がたまらない一品です。粗熱が取れるまで煮汁につけたまま冷ますと味がよく染み込みます。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

グリンピースとジャコの混ぜご飯

ひと味違う豆ごはんが食べたいときに、グリンピースとちりめんじゃこの混ぜごはんを作ってみましょう。このレシピではオリーブオイルや黒こしょうを加えてちょっぴり洋風に仕上げました。グリンピースの甘みとちりめんじゃこの塩気が好相性で、おかわり必至のおいしさです!ぜひ一度お試しくださいね。

彩りにも料理にも!えんどう豆を活用しよう

今回は、えんどう豆の種類ごとの特徴や食べ方に加え、下ごしらえの方法や旬に作りたいレシピなどをご紹介しました。えんどう豆は美しい色合いと食感を活かして、彩りとして添えたり、サラダや炒め物、煮物などさまざまな料理に活用できます。今回ご紹介したレシピなども参考にしていただき、ぜひさまざまな種類のエンドウ豆を食卓に取り入れてみてくださいね。

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