最終更新日 2023.3.30

揚げ物は「フライパン」でもOK!メリットや上手に使うコツをご紹介

揚げ物は「フライパン」でもOK!メリットや上手に使うコツをご紹介

天ぷら鍋がなくても大丈夫!今回はメンチカツやエビフライ、油淋鶏など「フライパン」を使って作る「揚げ物」レシピや上手に揚げるコツをご紹介します。フライパンを使うことで、油の処理や後片付けがラクになるなど、うれしいメリットがたくさん!フライパンを上手に使って、簡単に揚げ物を楽しみましょう。

  • 目次
  • フライパンを使って揚げ物をするメリットとは?
  • 揚げ物に向いているフライパン
  • フライパンで揚げ物をするコツ
  • フライパンで作る絶品メニュー
  • フライパンで!キャベツたっぷりメンチカツ
  • バッター液でサクサク エビフライ
  • 定番 さくふわアジフライ
  • 生姜香る タラの竜田揚げ

フライパンを使って揚げ物をするメリットとは?

サクッとした食感が心地よい揚げ物は、大人にも子どもにも人気メニューのひとつ!ただ、専用の鍋を使わないとうまく揚げられないイメージがあったり、使う油の量や後片付けのことを考えるとなかなか重い腰が上がらないという方も多いですよね。

それでも揚げ物を作りたい!そんなときは、フライパンを使うのがおすすめです。天ぷら鍋の代わりにフライパンで揚げ物をするとメリットがたくさんあります。以下で詳しく見てみましょう!

■時短

使う油の量が少ないため、油が適温になるまでの時間が短いのもメリット。時短になる分、ガス代や電気代の節約にもつながりますね。

■片付けが楽

これは時短にも含まれますが、フライパンを使うと片付けの手間も省けます。残る油の量が少ないため、オイルポットに移さずにペーパータオルや新聞紙に染み込ませて捨てるだけ!

また、天ぷら鍋によっては油はねガードや温度計などの付属品がついていることがありますが、そういった部品などもないため、洗い物も簡単です。

■調理しやすい

フライパンは口径が広いので、食材同士がくっつきにくいのもうれしいポイント!揚げ具合がよく見えて、油から上げるタイミングも判断しやすいです。

揚げ物に向いているフライパン

フライパンで揚げ物調理をするメリットはたくさんありますが、使うフライパンの形状などには注意が必要です。揚げ物に向いているフライパンを以下でご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

■深さのあるもの

揚げ物用フライパンにはある程度の深さが必要です。浅すぎると油はねしやすく、逆に片付けの手間がかかったり、火傷の危険があります。ガスコンロに引火して火事になる可能性もあるので、深めのフライパンを使うようにしましょう。

■厚みのあるもの

フライパンの厚みも重要です。揚げ物をおいしく作るには油の温度を一定に保つことが大切ですが、薄いフライパンだと温度が下がりやすいのが難点。厚めのフライパンは食材を入れても温度が下がりにくいので上手に揚げやすくなります。

■コーティング加工がされているもの 

コーティング加工されているフライパンを選ぶのもポイントです。ステンレスやアルミのフライパンに食用油を入れると酸化被膜が作れず、フライパンが劣化しやすくなります。コーティングされているフライパンなら揚げ物をしても腐食しにくいですよ。また、油が落ちやすく洗い物が簡単なのもメリット。ちなみにフッ素樹脂は260℃ほどの高温になると劣化しますが、揚げ物調理は200℃ほどなので心配ありません。

フライパンで揚げ物をするコツ

揚げ物を上手に仕上げるには、いくつかポイントがあります。これは専用鍋を使ってもフライパンを使っても同じことが言えますが、今回はフライパンを使う場合のコツをご紹介します。

■焦げないようにこまめにチェックする

フライパンで揚げ物をする際には食材が焦げてしまわないよう注意します。油が少ないため、フライパンの底と食材が触れて焦げやすいのです。揚げはじめる前に油の温度が高すぎないかチェックしたり、途中で焦げそうになっていないかこまめに確かめるようにしましょう。

■食材は薄く切る

揚げ物は短い時間でさっと揚げるのが、カラッと食感よく仕上げるコツです。短い時間で火が通るよう、食材は薄くカットしたり小さめに成形しましょう。

■水分をしっかり切る

食材の水分をしっかり切っておくのも重要。水分を切ることで、揚げている途中に水分が出てベチャベチャになってしまうのを防げます。

■温度を保つ

温度を一定に保つのもおいしく作るためのポイント。火加減に常に注意しておくのが大切です。食材を入れると温度が下がるので、温度を保つために一度にたくさんの量を入れないようにしましょう。

フライパンで作る絶品メニュー

フライパンで上手に揚げ物をするコツがわかったところで、ここからはフライパンで作る絶品揚げ物レシピをご紹介します。メインおかずからおつまみにぴったりなものまで幅広くピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フライパンで!キャベツたっぷりメンチカツ

フライパンでメンチカツを揚げてみましょう!このレシピでは豚ひき肉と玉ねぎだけでなく、キャベツをふんだんに加えて仕上げました。お肉だけのメンチカツよりもふんわりとした食感で、キャベツの甘みを感じることができますよ!中にチーズを入れてアレンジしてもおいしくいただけます。焦げてしまわないよう火加減をこまめにチェックしながら作ってみてくださいね。

バッター液でサクサク エビフライ

みんな大好きなエビフライもフライパンで簡単に!食感楽しいエビフライのレシピをご紹介します。薄力粉と卵、水を混ぜ合わせたバッター液を使っているので、衣がサクサクに仕上がり、さらに洗い物も少なく済みますよ。使う油も少なく、後処理が簡単なのもうれしいですね!お好みでタルタルソースをつけてお召し上がりください。

定番 さくふわアジフライ

サクふわ食感の定番アジフライのレシピをご紹介します。アジに塩と黒こしょうで下味をつけ、薄力粉、溶き卵、パン粉の順に衣をまぶすことで、身はふっくら、衣はサクサクのアジフライができあがります!この衣をつける工程を丁寧に行うことが見た目もよく仕上げるポイントです。ぜひ試してみてくださいね。

生姜香る タラの竜田揚げ

生姜の風味がたまらない、タラの竜田揚げのご紹介です。このレシピでは、タラを生姜が効いたしょうゆダレに漬け込んで、フライパンでカラッと揚げました。淡白なタラは油と相性がよい魚のひとつ。サクサクの表面とふわふわした身がとてもおいしいですよ!簡単にお作りいただけるので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

薬味たっぷり 鶏むね肉で油淋鶏

鶏もも肉で作ることが多い油淋鶏を鶏むね肉で作りました。下味をつけた鶏むね肉をカラッと揚げ、薬味だれをかけていただきます。鶏むね肉を一口大に切ることで、フライパンでもおいしく仕上げることができますよ!長ねぎやミョウガ、生姜などの薬味をたっぷり加えたソースと淡白な鶏むね肉が相性抜群で、ごはんもお酒も進みます!このレシピの薬味だれは、大葉やニンニクを加えるなど、アレンジもしやすいので覚えておくと重宝します。

ちくわと韓国のりの揚げ物

今夜のおつまみに、ちくわと韓国のりを組み合わせた揚げ物はいかがでしょうか?ちくわとのりは王道の組み合わせですが、このレシピは韓国のりを使っているので、ひと味違うおいしさが楽しめます。ふっくらとしたちくわとごま油香る韓国のり、ピリ辛の鷹の爪が相性抜群!使用する油の量が少ないので、後片付けも簡単ですよ。ぜひ、お酒のお供に作ってみてくださいね。

まるごとアスパラの肉巻きフライ

アスパラガスが手に入ったら試していただきたいのが、こちらのまるごとアスパラの肉巻きフライです。甘みのあるアスパラガスに、旨味たっぷりの豚バラ肉を巻きつけ、衣をつけてフライパンで揚げました。ジューシーな豚バラ肉とアスパラに、サクサクの衣がよく合い絶品!レモンをキュッと絞れば、さっぱりといただけますよ。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

包丁いらず クリームチーズと明太子の春巻き

クリームチーズと明太子の春巻きのご紹介です。こちらのレシピは包んで揚げるだけ!サクサクの皮に濃厚なクリームチーズと旨味のある明太子がよく合います。春巻きもフライパンで揚げると手軽にお作りいただけますよ。中の具材は火を通さなくても食べられるので、揚げる時間が短いのもうれしいですね。

フライパンを使って時短で手軽に揚げ物を楽しもう

いかがでしたか?フライパンを使って揚げ物をするメリットや上手に揚げるコツ、さらにフライパンで作る絶品揚げ物レシピをご紹介しました。天ぷら鍋に比べて手間や時間が省けるなど、さまざまなメリットがあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。この記事のレシピを参考にしていただき、フライパンで手軽に揚げ物を楽しんでくださいね。

クラシルではさまざまな揚げ物レシピをご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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