中華丼は八宝菜のようなうま煮あんかけを、白いごはんにのせた丼飯の総称です。中華丼という名前を見ると、中国料理ではないかと思われますが、実は違うんです!中華丼は昭和初期の関東の中国料理屋が発祥といわれますが、中には、まかない料理として作られたという説、お客さんが八宝菜をご飯の上にかけて欲しいとリクエストを出したからという説と、さまざまな説があります。
野菜とお肉のとろけるあんかけが絶品!中華丼アレンジレシピ7選

中華丼は中国の料理ではなかった!?
中華丼は、豚肉をエビやイカなどの魚介にしたり、キクラゲやうずらの卵を入れたりとアレンジがしやすいですよ。ここからは、中華丼のアレンジレシピを7つご紹介します。
うまみがたっぷり!まずは基本の中華丼のレシピ
八宝菜は「八」という字がつけられていることから、8種類の材料を使うと思われますが、実際には「多くの材料を使う」という意味です。一般的には、豚肉をメインに白菜やきくらげ、タケノコ、ニンジン、イカやエビなどの魚介類を入れることが多いです。こちらのレシピでは、エビを入れていますが、ホタテも入れるとよりうまみが増しておいしいですよ。水溶き片栗粉で、たっぷりとろみをつけてお召し上がりください。
お子さまも大好きなカレー風味の中華丼
お子さまはカレー味が大好きですよね。こちらは、鶏ガラスープやオイスターソースなどの中華風の味付けはそのままに、カレー粉を足したちょっと変わった中華丼です。しっかりとろみがついているので、白いご飯とよく絡み、どんどん箸が進む味わいに仕上がっています。ぜひ作ってみてくださいね。
キクラゲの食感が後引くおいしさ!ボリュームたっぷり中華丼
キクラゲ好きな方にぜひチェックしてほしい!一般的な八宝菜よりも多めにキクラゲを使っているので、コリコリの歯ごたえがプラスされてボリュームもたっぷりです。調味料と水溶き片栗粉を別々に入れるレシピが多い中、こちらのレシピではすべて混ぜ合わせてから加えているので、時短にもなりすぐに作れますよ。キクラゲは肉厚で色が濃く、表面にツヤのあるものを選びましょう。
おひとりさまの夜食にもぴったり!電子レンジで時短中華丼
ちょっと小腹が空いたときの夜食に、電子レンジを使って簡単に作れる、時短中華丼はいかがでしょうか?耐熱容器に全ての材料を入れて電子レンジで加熱し、水溶き片栗粉を入れて再度加熱するだけで完成です。仕上げにごま油を回しかけると、風味も豊かに仕上がります。たったの15分で出来るので、今すぐに何か食べたいというときに重宝しそうですね。
ぷりぷりの食感がたまらなくおいしい!やみつき中華丼
基本の中華丼では豚肉を使うことが多いですが、こちらのレシピでは鶏もも肉を使っています。味付けに醤油を使わず塩味をメインにしているので、さっぱりといただけます。鶏もも肉のぷりぷりの食感がおいしく、やみつきになること間違いなしの丼ぶりです。あっさりとした味わいは、卵スープとの相性ばっちりです。
ビールのおつまみにもぴったりのピリ辛中華丼
こちらのレシピでは、豚肉をひき肉に変えて、麻婆ナスのようなうま煮あんかけに仕上げています。白菜はざっくりと切り、ナスとニンジンは小さめに切ると食べやすくなりますよ。豆板醤を使ったピリ辛な味付けは、白いご飯にも良く合いますが、ビールのおつまみとしてもぴったりです。最後にごま油を回しかけると風味が増しますよ。糸唐辛子を添えて彩りよく仕上げましょう。
鶏ささみと彩り野菜で!節約中華丼
お手軽に手に入る鶏ささみと冷蔵庫にあるお野菜で、今日は節約中華丼にしてみませんか? すりおろししょうがを加えた下味で揉みこむことで、柔らかくさっぱりとしたささみに仕上がります。 さっぱりとしたとろとろのあんかけが食べやすく、食欲のない日にもおすすめですよ。 お好みのお野菜でぜひお試しくださいね。
今夜はうまみがたっぷりの中華丼を召し上がれ!
いかがでしたか?豚肉をメインに白菜やキクラゲ、タケノコなど、たくさんの食材を使って作るあんかけをかけた中華丼レシピをご紹介しました。アレンジ次第でガラリと変わった味わいを楽しめたり、おつまみにもなるんですね。
電子レンジを使って作るレシピや、豚肉を鶏肉に変えて作るレシピなど、バリエーションも豊富ですので、ぜひいろんな中華丼に挑戦してみてくださいね。クラシルでは、その他にも中華丼のレシピがたくさんあります。ぜひ参考にしてみてください。