サーモンのカロリーはどれくらい？栄養素やおいしい食べ方をご紹介！

お寿司のネタとして人気の高い「サーモン」。脂が乗ったサーモンはとろけるような舌触りでとてもおいしいですが、カロリーも気になるところですよね。この記事では、サーモンの種類や栄養素、おいしい食べ方などをご紹介します。サーモンを使ったおいしいレシピも必見ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

サーモンとはどんな魚なのでしょうか？種類ごとにご紹介します。

日本で「サーモン」として流通しているのは「トラウトサーモン」であることが多いようです。トラウトサーモンは、サケ科の淡水魚であるニジマスを品種改良し、海水で養殖したもののこと。国内でも養殖されていますが、チリやノルウェーなどからの輸入品が多くなっています。

刺身やお寿司などの生食用のほか、酢じめやスモークサーモン、西京漬けなどの加工品としても活用される品種です。

アトランティックサーモンは北太平洋に多く生息し、ノルウェーをはじめとするヨーロッパ沿岸に遡上します。ノルウェーでは養殖も盛んに行われており、スーパーなどで見かけるアトランティックサーモンのほとんどは養殖されたものです。ノルウェーで養殖されたアトランティックサーモンのなかでも、水質やエサの安全性などの厳しい基準をクリアした環境で養殖されたものは「ノルウェーサーモン」というブランド名で呼ばれています。

身は脂肪が多く甘みがあり、カルパッチョやムニエルなどさまざまな料理でおいしく食べられます。

「鱒之介（ますのすけ）」というのは北海道での呼び名が由来で、マスの大将という意味合いです。その名の通りサケ類のなかでも大きな品種で、平均体長は85cmにもなります。日本にはほとんど遡上せず水揚げ量がわずかなため、高値で取引されます。

脂の乗りがよく味がよいとされ、刺身のほか、ソテーやムニエルなど加熱調理でもふっくらとやわらかく仕上がります。

ここでサーモンの100gあたりの栄養価を確認してみましょう。

エネルギー…201kcal
たんぱく質…21.4g
脂質…14.2g
炭水化物…0.1g

エネルギー…218kcal
たんぱく質…20.1g
脂質…16.5g
炭水化物…0.1g

エネルギー…176kcal
たんぱく質…19.5g
脂質…12.5g
炭水化物…微量

3種類のなかで、最も脂質が多くカロリーが高いのがアトランティックサーモンです。どれも100gあたり20g前後のたんぱく質が含まれています。

ほどよく脂の乗ったサーモンは、生で食べるだけでなく、焼く、蒸すなど、どんな調理法でもおいしく食べることができます。

刺身やお寿司、カルパッチョ、サラダなどでは、甘みのあるサーモンのフレッシュな味わいを楽しむことができます。生で食べる場合は、必ず生食用として販売されているものを選んでくださいね。

脂の乗ったサーモンは、塩焼きやムニエルなどの加熱調理でもふっくらと仕上がります。シンプルな味つけで、サーモンの旨味を引き立たせるのがおすすめです。

次の項目でレシピをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

サーモンを使ったおいしいレシピをご紹介します。シンプルなサラダやカルパッチョ、おつまみや丼ものなど、バリエーション豊富にピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

サーモンとアボカドで作る、おつまみポキのご紹介です。角切りにしたサーモンとアボカドを調味料に漬け込むだけなので、とっても簡単！ピリッと辛いラー油と韓国のりの塩気がアクセントになり、お酒がすすみますよ。

※みりんは、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとっておきます。

サーモンにたっぷりの玉ねぎを合わせたカルパッチョのレシピです。オリーブオイルをベースに、レモンの爽やかな酸味とディルの風味を効かせました。シンプルな味つけがサーモンの甘みと旨味を引き立てますよ。

こちらのカルパッチョは、カラフルな野菜とカッテージチーズを使って彩り鮮やかに仕上げました。穏やかな酸味のあるカッテージチーズと脂の乗ったサーモンの相性がよく、ワンランク上の味わいに仕上がりますよ。

いつものサラダにサーモンをのせて、ちょっと豪華な一品に。はちみつのやさしい甘みのドレッシングがサーモンによく合いますよ。シンプルですが食卓が華やぐので、おもてなしにもおすすめです。ぜひお試しくださいね。

※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満（乳児）のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

こちらは、燻製の風味が食欲をそそるスモークサーモンを使った一品です。濃厚な旨味のあるスモークサーモンとスライス玉ねぎを、やわらかな酸味のマリネ液に漬けこみました。前菜やおつまみとしておすすめなので、ぜひ作ってみてくださいね。

スモークサーモンとクリームチーズで作る、春巻きはいかがでしょうか。旨味のあるスモークサーモンと濃厚なコクのあるクリームチーズは、相性抜群の組み合わせ。春巻きの香ばしさとパリッとした食感がクセになりますよ。

サーモンにアーモンドをまぶして、こんがりと焼きあげました。脂の乗ったサーモンは、焼いても身がやわらかくとてもおいしいですよ。香ばしいアーモンドの食感とマヨネーズのコクで、ごはんもお酒もすすむ一品です。

サーモンのクリームパスタを、ワンポットで手軽に作れるレシピです。パスタを別ゆでせずにお鍋ひとつで完成するので、時短も叶う一品。クリームチーズを入れたコクのあるソースがサーモンの旨味を引き立たせます。

サーモンとアボカドの黄金コンビを、ちょっとおしゃれな巻き寿司に。クリームチーズのコクも加わり、満足感のある味わいに仕上がります。断面の彩りが美しく、見栄えのする一品なのでおもてなしにもおすすめですよ。

サーモンのカリフォルニアロールを、丼ものにアレンジしたレシピです。具材を切って彩りよく並べ、タレをかけるだけなので手軽に作ることができます。甘めのタレが旨味のあるサーモンとよく合い、お箸がすすみますよ。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

今回はサーモンの種類やカロリーについてご紹介しました。程よく脂が乗ったサーモンは、カルパッチョやサラダなどの生で食べる料理だけでなく、ソテーなどでもおいしく食べることができます。ぜひご紹介したレシピを参考にしていただき、さまざまな料理で味わってみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。