2021.12.3

ポタージュってスープ?2つの違いや人気レシピをご紹介!

野菜の甘味を活かしたやさしい味わいの「ポタージュ」。日本ではコンソメと並んで人気があり、お子様から大人の方まで幅広い世代に親しまれていますよね。これらふたつは違う種類のスープというイメージが強いですが、実は本場フランスでは「コンソメはポタージュの一種」と考えられていることをご存知ですか?

今回は、そんなポタージュの特徴をはじめ、コンソメとの違いやおすすめのポタージュレシピなどをご紹介します。作りたてのポタージュのおいしさは格別ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ポタージュとは?

「ポタージュ(potage)」とは、フランス語で「スープ」のことを指します。「pot」とは「鍋」、「age」とは「中身」という意味で、元々は鍋で食材を煮込んでスープを作ったことが由来だと言われています。そのため、ヴィシソワーズやコンソメ、ブイヤベース、ポトフなどのスープ類は、全てポタージュに分類されるのです。

また、ポタージュは以下の2種類に大きく分けられるとされています。

◼︎ポタージュ・リエ(potage lié)
野菜のポタージュ、ヴィシソワーズ、ビスクなど、濃厚でとろみの付いたスープのこと。

◼︎ポタージュ・クレール(potage clair)
コンソメやブイヨンなど、澄んだスープのこと。

日本におけるポタージュとは?

日本では「ポタージュはスープの一種」と考えられており、主に野菜をミキサーなどで攪拌して作るクリームスープのことを指します。「ポタージュスープ」と呼ばれることもありますが、これをフランス語に訳すと「スープスープ」という意味になってしまうので、間違った使い方といえるでしょう。

ポタージュの一般的な作り方は、まずは野菜をバターで炒め、水を加えて煮込んだものをミキサーで攪拌してなめらかにします。次に、ブイヨンや牛乳、生クリームを加え、塩こしょうで味を調えたら完成です。使われる野菜はたまねぎ、とうもろこし、じゃがいも、かぼちゃ、にんじん、パプリカ、ほうれん草など幅広く、複数の野菜を組み合わせて作ることもあります。

コンソメやブイヨンとの違いは?

日本では、ポタージュと並んで「コンソメ」や「ブイヨン」も広く親しまれています。これらふたつは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?以下で詳しく見てみましょう!

◼︎ブイヨン
「ブイヨン」とは、フランス料理のベースとなる「だし」のことです。牛骨や鶏ガラ、香味野菜などをじっくりと煮出して作る、旨味たっぷりでクセの少ない味わいが特徴です。他の料理の味をじゃましないので、コンソメやポトフのベースにしたり、ポタージュの濃度を調整するときに加えたりと、さまざまな料理に使われます。

◼︎コンソメ
「コンソメ」とは「完成された」という意味で、フランスではそのまま飲んでもおいしいスープとして親しまれています。ブイヨンに大量のひき肉や香味野菜、卵白などを加えてじっくりと煮込んで作られるので、素材の旨味がギュッと凝縮された濃厚な味わいを楽しむことができます。塩で味を調えていただくほか、冷やし固めたものをヴィシソワーズにのせるなど、他の料理と組み合わせて使うこともあります。

本格的なブイヨンやコンソメを作るには、とても手間と時間がかかるので、日本の各家庭では固形や顆粒の調味料で代用することが多いです。

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