2022.6.24

アボカドのカロリーはどのくらい?その他の栄養素もあわせて解説

濃厚な味わいが魅力の「アボカド」。おいしいけれど、脂質が多くてカロリーが高いというイメージがありますよね。しかし実は、アボカドには健康をサポートしてくれる栄養素が含まれているんです。今回は、そんなアボカドのカロリーや栄養について解説します。記事後半でご紹介している、おいしいアボカドレシピも必見ですよ!

アボカドってどんな食べ物?

アボカドは、中南米原産のクスノキ科ワニナシ属の果物です。「ワニナシ属」という名前は、英名の別名である「alligator pear(ワニの梨)」を直訳したものだそうです。アボカドの皮の質感が、黒くてゴツゴツとしたワニの皮に似ていることが由来ともいわれています。

日本国内で流通しているアボカドは、海外からの輸入品が大部分を占めます。輸入国のトップはメキシコで、全体のおよそ80%にも上るのだとか。ほかに、ペルーやアメリカ、コロンビアなどの国からの輸入もあり、通年スーパーで手に取ることができるのです。

国内では、和歌山県や愛媛県、鹿児島県などで栽培されています。輸入品と比べると生産量はごくわずかですが、ハウス栽培でアボカドを栽培する農家が増えてきており、国産アボカドへの需要も高まっているようです。

気になるアボカドのカロリーや脂質は?

濃厚な味わいのアボカドはカロリーが高いイメージがありますが、実際どのくらいのカロリーで、どのような栄養素が含まれているのでしょうか。以下で、詳しく見てみましょう。

■アボカドのカロリーとエネルギー産生栄養素(100g当たり)
・エネルギー…176kcal

・脂質…17.5g

・たんぱく質…2.1g

・炭水化物…7.9g

アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂質が多く含まれていて、その分カロリーも高い食品ですが、アボカドの脂質は、その大部分が不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。オレイン酸はオリーブオイルに多く含まれる脂肪酸で、ほかの脂肪酸と比べて酸化しにくく、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあります。

とはいえ、カロリーは高めなので食べ過ぎには注意が必要です。小さめのアボカドの種を除いた可食部が100g前後ですので、一日で1/2個程度を目安にするとよいでしょう。

※参照:「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

体にうれしいアボカドの栄養素

アボカドは、ビタミンEや葉酸などのビタミン類や、カリウムなどのミネラル、食物繊維など、さまざまな栄養素が含まれる野菜です。以下でそれぞれの栄養素について詳しくチェックしてみましょう。

■ビタミンE(α-トコフェロール)
アボカドには、100g当たり3.3mgのビタミンEが含まれています。「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンEは、強い抗酸化作用をもち、活性酸素の害から体を守ってくれます。また、細胞内での過酸化脂質の生成を抑える働きもあります。

ビタミンEは、油に溶けやすい性質をもつ脂溶性ビタミンです。油と一緒に摂ることで吸収されやすくなりますが、アボカドは脂質を多く含むため、油をプラスしなくても効率よくビタミンEを摂ることができます。

■食物繊維
アボカドには、100g当たり5.6gと食物繊維が豊富に含まれています。これは、食物繊維が多いイメージのあるごぼうとほぼ同じくらいの量なんですよ。

食物繊維には水溶性と不溶性があり、どちらも腸内環境を整えるのに欠かせません。アボカドには、この2種類の食物繊維がバランスよく含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなるため善玉菌が増え、善玉菌優位のバランスのとれた腸内環境になります。腸内環境が整うことで、便秘や下痢などの症状の改善が期待できますよ。

※参照:「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

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