最終更新日 2023.5.15

“ナスの切り方”4種と最適レシピ!料理に合わせて使い分け

“ナスの切り方”4種と最適レシピ!料理に合わせて使い分け

「ナス」は焼いてよし、揚げてよし、そして生でも食べられるおいしい食材ですよね。クラシルでも人気食材のひとつですが、いつも同じ切り方をしていませんか?ナスは料理に合わせて切り方を変えるのがおすすめなんです!今回は4種類の切り方と最適レシピをご紹介します。ナスの切り方を改めて確認して、料理に活かしてみましょう!

  • 目次
  • ナスの乱切り
  • 豚バラとナスの味噌キムチ炒め
  • ナスの輪切り
  • 豆腐つくねとナスのはさみ照り焼き
  • ナスの隠し包丁
  • 生姜おろしでさっぱり焼きなす
  • ナスのしま目の剥き方
  • 万能おかず なすの味噌バター

ナスの乱切り

※クリックすると別のページに遷移します

ナスは油と相性のよい食材ですよね。炒め物や揚げ物など油を多く使うときは、乱切りがおすすめです。乱切りは表面積が大きいので油通りがよく、味も染みやすくなります。さっと仕上げたい炒め物や、タレをかける揚げ物にぴったりですよ。包丁の位置は固定し、ナスを転がして切ると一切れのサイズが揃います。

豚バラとナスの味噌キムチ炒め

※クリックすると別のページに遷移します

ナスは豚バラ肉と相性ぴったりです!豚バラ肉のコクのある脂が、淡泊なナスとよく合います。キムチの旨味を合わせれば、ごはんが進む炒め物になりますよ。シンプルな材料で作れるのもうれしいポイント。手間なくさっと短時間で作れますよ。ジューシーなナスの魅力が味わえる一品です。

材料(2人前)

  • 豚バラ肉 (スライス)・・・250g
  • ナス・・・2本
  • 水 (さらす用)・・・適量
  • キムチ・・・150g
  • (A)みそ・・・小さじ2
  • (A)みりん・・・小さじ2
  • ごま油・・・小さじ2
  • 糸唐辛子・・・適量

作り方

1.ナスはヘタを切り落とし、乱切りにして水に10分ほどさらし、水気を切ります。
2.豚バラ肉は5cm幅に切ります。
3.フライパンを中火に熱し、ごま油をひいて2を炒めます。
4.色が変わってきたら1を加えてさらに中火で炒めます。
5.豚バラ肉に火が通ったらキムチと(A)を加え中火のまま炒め合わせ、よく混ざったら火から下ろします。
6.器に盛り、糸唐辛子を乗せて完成です。

ナスの輪切り

※クリックすると別のページに遷移します

ナスは果肉はやわらかいですが、皮は意外と噛みにくいですよね。輪切りなら、皮の面積が小さくなるのでナスをやわらかく味わいたいときにぴったりです。薄切りは和え物や浅漬け、厚切りなら炒め物や煮物、田楽などに使えます。厚みを均等にすると、火通りや味の染み方が均一になりますよ。

豆腐つくねとナスのはさみ照り焼き

※クリックすると別のページに遷移します

肉ダネをナスではさんだ、はさみ焼きのご紹介です。縦に切って肉ダネをはさむ、ナスのはさみ揚げはおなじみですよね。輪切りなら火通りも早く、揚げずにフライパンで気軽に作れます。豆腐を加えた肉ダネはふわふわ!トロッと焼けた輪切りのナスとよく合いますよ。甘じょっぱい照り焼きはみんな大好きな味わいです。

材料(2人前)

  • ナス・・・2本
  • 片栗粉 (まぶす用)・・・大さじ3

-----タネ-----

  • 鶏ひき肉・・・100g
  • 絹ごし豆腐・・・70g
  • (A)片栗粉・・・大さじ2
  • (A)しょうゆ・・・小さじ2
  • (A)砂糖・・・小さじ1
  • (A)塩・・・ひとつまみ
  • (A)黒こしょう・・・ひとつまみ

-----たれ-----

  • しょうゆ・・・大さじ2
  • みりん・・・大さじ2
  • 料理酒・・・大さじ2
  • 砂糖・・・大さじ2
  • サラダ油・・・大さじ2
  • 小ねぎ (小口切り)・・・10g
  • 白いりごま・・・適量

作り方

準備.ナスはガクを取り除いておきます。
1.ナスはヘタを切り落として1cm幅の輪切りにし、片栗粉をまぶします。
2.絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包み、耐熱ボウルに入れてラップをせずに500Wの電子レンジで2分程加熱し、水切りをします。
3.ボウルに鶏ひき肉、粗熱を取った2、(A)を入れてよく混ぜます。
4.1の間に3をはさみます。
5.別のボウルにたれの材料を入れ、混ぜ合わせます。
6.フライパンにサラダ油を入れて中火に熱し、4を入れ、片面に焼き色がつくまで焼きます。
7.裏返して5を入れ、蓋をして弱火で4分ほど蒸し焼きにし、鶏ひき肉に火が通ったら火から下ろします。器に盛り付け、白いりごま、小ねぎを散らして完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

ナスの隠し包丁

※クリックすると別のページに遷移します

隠し包丁とは、ナスの場合は皮に切り込みを入れることを指します。特に揚げ物や煮物のときによく使う調理法です。ナスを大きな形のまま火を通すときに効果的で、火が通りやすく味が染み込みやすくなるんです。見た目も華やかになりますよ。できるだけ一定の間隔で切り込みを入れると仕上がりがきれいです。

生姜おろしでさっぱり焼きなす

※クリックすると別のページに遷移します

ポン酢や香味野菜、大根おろしを組み合わせた、さっぱりとしたナスの副菜です。油で焼いたナスとさっぱりとしたトッピングが相性抜群で、たまらないおいしさですよ。ナスは皮目から焼くのがポイント!色鮮やかに仕上がります。風味のよい食材を組み合わせているので、ポン酢ひとつで絶品おかずができますよ。

材料(2人前)

  • ナス (計200g)・・・2本  
  • 水 (さらす用)・・・適量
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 大根・・・100g
  • すりおろし生姜・・・小さじ2
  • ポン酢・・・大さじ2
  • 大葉・・・3枚
  • ミョウガ・・・1/2個

作り方

準備.大根は皮を剥いておきます。大葉は軸を切り落としておきます。 ミョウガは薄い輪切りにしておきます。
1.大葉は千切りにします。
2.ナスはヘタを切り落とし、縦半分に切ります。皮目に5mm幅の格子状に切り込みを入れ、長さを半分に切り、ボウルに入れ10分程水にさらします。
3.大根はすりおろし、水気を切り、別のボウルに入れます。すりおろし生姜を加え混ぜ合わせます。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、水気を切った2を皮目から入れます。焼き色がついたら裏返し、蓋をして5分程ナスに火が通るまで焼き、火から下ろします。
5.器に盛り付け、3をのせます。ポン酢をかけ1をのせたら完成です。

ナスのしま目の剥き方

※クリックすると別のページに遷移します

隠し包丁と同様に、皮を一部剥くことで、火が通りやすく味も染み込みやすくなる方法です。ナスは皮も味わいのひとつですよね。全部剥かずにしま目にすることでバランスよく調理ができますよ。皮の鮮やかな紫色と中の白色が交互に並ぶと、見た目にも美しい料理ができます。ピーラーを使うと簡単にできて、薄く剥きやすいですよ。

万能おかず なすの味噌バター

※クリックすると別のページに遷移します

みその味わいがコクたっぷり、淡泊なナスとよく合う万能おかずのご紹介です。2段階に分けて使うバターがアクセント!香りのよい、ごはんが進むおかずが簡単にできます。しま目に剥いてから切ることで、皮が邪魔にならず食べやすくなるのもポイントです。ちょっとしたひと手間で、見た目にも食べやすさにも違いがでますよ。

材料(2人前)

  • ナス (計200g)・・・2本
  • (A)みそ・・・大さじ1
  • (A)砂糖・・・大さじ1
  • (A)料理酒・・・大さじ1
  • 有塩バター (焼く用)・・・20g
  • 有塩バター (仕上げ用)・・・5g

作り方

1.ナスはヘタを切り落とし、縞模様になるようにピーラーで皮をむき、1cm幅の輪切りにします。
2.ボウルに(A)を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンに焼く用の有塩バターを入れて中火で熱し、1を入れます。
4.両面に焼き色がついたら2を加え弱火で炒めます。汁気がなくなったら火を止め、仕上げ用の有塩バターを加え、混ぜ合わせます。
5.器に盛りつけたら完成です。

料理に合わせたナスの切り方をマスター!

ナスの切り方を4種類ご紹介しました。半月切りや斜め切り、天ぷらでおなじみの末広などまだまだ切り方はありますが、まずはこの4つをマスターすればナスのおいしさを堪能できますよ。ナスの魅力を引き出す切り方を、ぜひご活用くださいね!

こちらもおすすめ
なすの保存方法|長持ちのコツ|水分を逃がさない
クセがなく、とろりととろけるようなやわらかさが魅力の「なす」。煮物や炒め物、漬物など、さまざまな料理に使うことができて、何かと便利な食材ですよね。この記事では、なすの正しい保存方法をご紹介します。上手に保存することで、鮮度やおいしさをキープすることができますよ!ぜひ、チェックしてみてくださいね。
なすの保存方法|長持ちのコツ|水分を逃がさない
2023.11.2 最終更新

人気のカテゴリ