中華料理の本場の中国では、メイン料理(主菜)とスープを除いた軽食や甘味系、菓子類、間食を全て「点心」と呼びます。また、点心は少量ずつや一口で食べられる軽食のものが多いです。
おいしい点心が食べたい!自宅で簡単に作れる点心レシピ10選

- 目次
- 点心とは
- 飲茶との違い
- 点心の種類
- カリッと香ばしい焼き餃子
- ぷるぷる生地のしいたけ水餃子
- 子供も喜ぶカラフル焼売
- 電子レンジで作れるエビ焼売
- たこ焼き器で!?本格ごま団子
点心とは
飲茶との違い
点心と飲茶は同じと思っている方もいらっしゃると思いますが、実は違います。飲茶は料理のことではなく、「お茶を飲みながらいただく習慣」を指します。従って「飲茶を食べに行く」とは言わず、「飲茶をする」「飲茶をしに行く」という使い方が正しい表現です。
点心の種類
点心は、主に4種類に分けられます。
- 鹹点心(シェンティエンシン)・・・餃子や小籠包、肉まんなど塩味系の点心
- 甜点心(テンテンシン)・・・杏仁豆腐、ごま団子など甘い点心
- 小咆(シャオチー)・・・麺類やご飯物の大皿料理を小皿に取り分けて、正式な食事以外の間食で出されたもの
- 果子(グオズ)・・・フルーツやナッツ類
ついつい食べ過ぎてしまうおいしい点心を、ご家庭でも気軽に作ってみてませんか?そこで今回は、簡単に作れる人気の点心のレシピをご紹介します。
カリッと香ばしい焼き餃子
まずは点心の定番「焼き餃子」のご紹介です。
肉ダネがたっぷりの餃子を多めの油で焼けば、カリッと香ばしい焼き餃子ができますよ。オイスターソースと鶏ガラスープの素で味付けをした餃子のあんを包めば、お酒のおつまみにもピッタリなコクのある餃子に仕上がります。
ほかほかの白いご飯やビールのお供にいかがでしょうか。
ぷるぷる生地のしいたけ水餃子
ジューシーなしいたけがメインの水餃子はいかがでしょうか。
しいたけに加えてえびのダブルの旨みがとっても美味しい一品です。
市販の餃子の皮で作れるぷるぷるの生地に、一口食べればやみつきになること間違いなし!
タケノコやホタテなどお好みの具材に変えて、ぜひお試しくださいね。
子供も喜ぶカラフル焼売
野菜をたっぷり入れ、上にのせるグリーンピースやコーン、人参を使えば、見た目も華やかな焼売ができますよ。
蒸し器がなくてもフライパンで簡単に作れるので、お弁当のおかずにもおすすめです。
電子レンジで作れるエビ焼売
エビ焼売も、電子レンジを使って簡単に作れますよ。
エビの旨みとプリプリとした食感が美味しく、大人から子どもまで大人気なレシピです。
火を使わずに短い時間で作れるので、忙しい時でも簡単に本格的な点心が作れます。切った材料をビニール袋に入れて混ぜ作るので、手が汚れずに洗い物も少なくすむのも嬉しいポイントですね。
たこ焼き器で!?本格ごま団子
点心といえばごま団子を必ず頼むという方も多いのではないでしょうか。
ごまの香ばしい風味と、もちもちの生地に包まれた甘いあんこは相性抜群でとっても美味しいですよね。
今回は揚げる手間を省いて、なんとたこ焼き器を使って作るお手軽レシピをご紹介します。 あんこはお好みのものを使って、お子さまと一緒にくるくる焼いてぜひ作ってみてくださいね。
焼くだけの簡単焼き春巻き
お次は、しいたけとえびの旨みを堪能できる焼き春巻きのご紹介です。
具材を春巻きの皮で包んで、揚げずにフライパンで焼くだけで、パリパリ食感が楽しめます。
面倒な油で揚げる手間が要らないので、春巻きも手軽に作れますよ。
ホットケーキミックスで簡単肉まん
肉まんの皮を、ホットケーキミックスを使って作れば、簡単においしい肉まんが作れますよ!
ふわふわの皮を作るポイントは、生地にラードを入れること。
肉ダネをたっぷり包んだ肉まんは、心もおなかも満たされる点心です。
納豆で風味アップの大根餅
フードプロセッサーを使って、簡単に作れる大根餅はいかがでしょうか?もちもちの食感と納豆の風味がやみつきになるレシピです。
おかずにも、おやつにも、お酒のおつまみにもおすすめです。
たっぷりマンゴーを使ったマンゴープリン
点心で人気のスイーツ、マンゴープリンをご家庭でも作ってみませんか?
生のマンゴーをたっぷり使えば、濃厚なマンゴープリンに仕上がります。中華料理を堪能した後に食べれば、口の中がさっぱりとして美味しいですよ。
杏仁豆腐風デザート
最後は、杏仁豆腐風デザートのご紹介です。
本格的な杏仁豆腐は杏仁霜を使って作りますが、代わりに手軽に入手をしやすいアーモンドエッセンスを使えば、まるで杏仁豆腐のような味わいに仕上がります。生クリームを加えることでコクが出て、クリーミーな味わいがとってもおいしいですよ。
点心を気軽に楽しもう!
いかがでしたか?ご家庭でもお手軽に作れる点心をいくつかご紹介しました。点心をいろいろ作って、ホームパーティーに取り入れても盛り上がりそうですね!クラシルでは、他にも点心のレシピを動画でわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。