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秋の味覚を満喫!秋に旬を迎える食材の特徴やレシピをご紹介!

秋の味覚を満喫!秋に旬を迎える食材の特徴やレシピをご紹介!

食欲の秋!魚や野菜、果実など、秋に食べたくなるおいしい食べ物はたくさんありますが、あなたの好きな「秋の味覚」はなんですか?今回は、秋に旬を迎える食べ物について解説します。記事の後半では、秋の味覚を使った炊き込みご飯やスイーツなど、おすすめレシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 秋の味覚とは?
  • 秋はおいしいものがたくさん!
  • 秋に旬を迎える野菜ときのこ
  • 秋に旬を迎える果物
  • 秋に旬を迎える魚
  • 秋に旬を迎えるその他食材
  • 秋の味覚を使ったおいしいレシピをご紹介!
  • 秋の味覚を楽しもう!

秋の味覚とは?

秋になると食欲がわいたり、ごはんがおいしいと感じたりする方も多いですよね。それにはいくつかの理由があると考えられています。

夏バテで落ちた食欲が回復すること、また、これから迎える寒い季節に備えて栄養を蓄えるためといった理由があります。これは、気温が低くなると体温を維持するためにエネルギーの消費量が上がるためだと考えられているようです。

秋はおいしいものがたくさん!

もうひとつ大きな理由としては、さつまいもやサンマ、ぶどうなどの「秋の味覚」が出回るようになり、食欲がそそられるためではないでしょうか。

「実りの秋」や「収穫の秋」という言葉があるように、魚や野菜、果実など、たくさんの食べ物が秋に旬を迎え、一年で一番おいしく食べられると言われています。このあと、秋の味覚について詳しく解説します。

秋に旬を迎える野菜ときのこ

秋になるとサンマやさつまいも、きのこなどが旬を迎えます。旬の食材がおいしいのはもちろんですが、価格が安いうえに栄養価が高いことも多いため、積極的に食事に取り入れたいところです。まずは、秋に旬を迎える野菜からチェックしてみましょう。

時期 特徴
さつまいも 10~1月頃

秋に出回るものは甘みが増す

かぼちゃ 9~12月頃

さつまいもと同じく旬の物は甘みが増す

きのこ類 9~11月頃

椎茸やしめじ、舞茸、マツタケが秋に旬を迎える

さつまいも

さつまいもの収穫時期は8~11月ですが、収穫直後は水分を多く含んでいて甘みが少ないのだとか。2~3ヶ月貯蔵することで、水分が抜けて甘みが増すので、10~1月ごろがおいしいく食べられる時期になります。

☝️選ぶときのポイント
買うときは、皮の色が鮮やかで、傷や黒ずみ、ひげ根が少ないものを選ぶといいですよ。

かぼちゃ

かぼちゃは主に夏から初秋にかけて収穫されますが、さつまいもと同様、収穫直後は水分を多く含んでいて甘みが弱いのだそうです。そういった理由もあり収穫した後、1~2ヶ月ほど貯蔵し、追熟させてから出荷されるので、旬の時期は9~12月ごろとなります。

☝️選ぶときのポイント
ヘタの部分が乾いてひしゃげていて、周りが盛り上がっているものがおいしいかぼちゃの目印です。

きのこ類

きのこにもいろいろな種類がありますが、椎茸やしめじ、舞茸、マツタケなど、私たちがよく食べる種類の多くが秋に旬を迎えます。きのこは鮮度でおいしさが左右されやすい食材なので、選ぶときのポイントをチェックしてみてくださいね。

☝️選ぶときのポイント
かさが開ききっている、水っぽい、かさの裏側の白い部分が変色しているなどの特徴が見られたら鮮度が落ちている可能性があります。

秋に旬を迎える果物

秋は野菜だけでなく、旬を迎える果物もたくさんありますよね。ここでは、ぶどうや梨など、みずみずしさと濃厚な味わいを楽しめる代表的なものをピックアップしてご紹介します。

時期 特徴
ぶどう 8~10月初旬

全体的に品質がよくなるのが秋

かぼちゃ 8~10月頃

特に9月に出回る梨がおいしいとされている

9~10月頃

9月中旬から10月下旬に収穫されたもは風味がよいとされる

ぶどう

品種や産地によって収穫時期は異なりますが、流通する種類が多く、全体的に品質がよくなるのは8~10月初旬となります。ぶどうの皮には、白い粉がついていることがありますが、これは「ブルーム」と呼ばれるぶどうの天然成分です。一見すると農薬のように見える場合もありますが、新鮮でおいしいぶどうである目印なんですよ。

☝️選ぶときのポイント
軸の太さや色、果実のハリなどを確認しましょう。軸が緑色で太いもの、実の大きさが揃っていてハリがあるものを選んでくださいね。また、先ほど触れたブルームがしっかりとついていているものを選ぶとよいでしょう。

梨の旬は品種によって時期が異なりますが、「幸水」が8月に旬を迎えるのを皮切りに、10月までに「豊水」「あきづき」「新高」とリレーのように旬の時期を迎えます。特に9月の梨はおいしいと言われているそうなのですが、品種によって味や食感が異なるので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

☝️選ぶときのポイント
果皮の色にムラがなく、すっしりと重たいものがジューシーでおいしい梨であると言われています。また、全体的にふっくらと丸みがあるものやお尻の部分がへこんでいるものは、甘みが強い可能性が高いようなのでチェックしてみてくださいね。

栗の旬は9月~10月です。早生栗(わせぐり)・中生栗(なかてぐり)・晩生栗(おくてぐり)という品種に分けられ、それぞれ収穫時期だけでなく、風味などの特徴も異なります。

☝️選ぶときのポイント
栗を買うときには、鬼皮が濃い茶色で張りがあり、指で押したときにブカブカしていないものを選ぶといいですよ。また、虫に食われていると表面が白っぽくなったり底の部分に黒っぽい箇所ができたりするので、チェックしてみてくださいね。

秋に旬を迎える魚

秋の味覚といえば、忘れてはいけないのが「サンマ」ですよね!サンマを食べると秋を感じるという方も多いのではないでしょうか。秋はサンマ以外にも旬を迎える魚がたくさんあるので、以下で確認してみましょう。

時期 特徴
サンマ 9~11月

サンマは旬である秋が最も脂がのっていておいしい

秋鮭・いくら 9~11月頃

・脂は少なく、あっさりとしていながらも旨味が凝縮されている
・産卵のため体脂肪がいくらや白子に使われる

サバ 10~11月頃

秋になると脂がのり、身が引き締まる

戻りガツオ 8~9月

・脂がのっていてこってりとした味わいを楽しめる

サンマ

9~11月に旬を迎えるサンマは、漢字では「秋刀魚」と書くように、秋を代表する魚ですよね。旬の時期のサンマは脂がよくのっています。細長い体をしていることが特徴ですが、なかでも丸々と太ったものが特においしいと言われています。

☝️選ぶときのポイント
下あごの先端が黄色いものが鮮度のよい目印なので、サンマを買うときにはぜひ注目してみてくださいね。

秋鮭、いくら

回遊魚である鮭は、北大西洋などを回遊していますが、産卵の時期になると故郷の川に戻ってくる習性があります。日本では9~11月ごろに東北や北海道の川に鮭が帰ってきて、これが秋鮭として全国に流通するのです。この時期に鮭のお腹の中にいるいくらも、旬の時期を迎えます。秋鮭はあっさりとしていながらも旨味が強いのが特徴です。これは産卵のため、体脂肪が卵であるいくらや白子に使われるからなのだとか。

☝️選ぶときのポイント
鮭は身が引き締まっていて鮮やかなオレンジ色をしているものが新鮮な証拠です。ドリップが出ているものは鮮度が落ちている可能性があるので避けましょう。また、いくらは卵につやとハリがあるものがおすすめです。

サバ

サバは種類によって旬の時期が異なりますが、日本でよく食べられている「マサバ」が秋に旬の時期を迎えます。サバは太平洋を回遊している魚で、春に産卵します。そのころには身が痩せているのですが、夏の間に栄養を蓄え、秋になるころには脂がのり身がしまっておいしくなるのです。

☝️選ぶときのポイント
おいしいサバを選ぶためには、目が澄んでいるかどうか、また身にハリがあるかどうかを確認しましょう。エラの色が赤く鮮やかなものも新鮮なサバである印です。全体的にふっくらと丸みを帯びているものは脂がのっているといわれています。

カツオ

カツオには、4~5月と8~9月、2回の旬の時期があります。4~5月に獲れるカツオを「初鰹」、8~9月に獲れるカツオを「戻り鰹」と呼び、それぞれ味わいが異なるんですよ。初鰹は餌を求めて北上している最中のカツオなので身が引き締まっていてさっぱりとした味わい、戻り鰹は栄養を蓄えて産卵のために戻ってくるカツオなので、脂がのっていてこってりとした味わい。ぜひ食べ比べてみてくださいね。

☝️選ぶときのポイント
初鰹は深みのある赤色の身が特徴ですが、戻り鰹は皮と赤身の間に白い脂肪の層があり、身が鮮やかなルビー色をしているものが、脂ののりがよくおいしいといわれています。身が黒っぽいものは鮮度が落ちているので、避けてくださいね。

秋に旬を迎えるその他食材

日本人の食卓に欠かせないお米も秋に旬を迎える食材です。やはり新米は食べておきたいですよね!ここでは、秋が旬の新米と落花生についてご紹介します。

時期 特徴
新米 9月下旬〜12月31日

・炊くとつやつや
・ジューシーかつもちもちとした食感

落花生 8月下旬~11月頃

品種によるが香り高く風味がよい

新米

米は一年を通して食べているものですが、米どころとして有名な新潟や東北では9月下旬~10月上旬が米の収穫時期となり、これも秋の味覚です。新米と呼べるのは、収穫した年の12月31日までに精米されて包装されているもの。新米は古米に比べて炊きあがりにツヤがあり、ジューシーでもちもちとした食感があるのが特徴です。組織がやわらかいので、水加減を少し少なくするとおいしく炊けますよ。

⭐️クラシルシェフのアレンジポイント⭐️
おいしいお米と旬の食材を使った炊き込みごはんも、秋の味覚のひとつですよね。サンマやさつまいも、栗、きのこなどを使った炊き込みごはんは食欲をそそります。このあとおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ作ってみてくださいね。

落花生

ピーナッツとして親しまれている落花生。日本国内で流通している9割が外国産のため年中食べられるイメージがありますが、国産のものは9月から11月頃にかけて収穫される秋が旬の食材なのです。国産のほとんどが千葉県で生産されています。「おおまさり」という8月下旬頃から収穫が始まる品種は、食感がやわらかく甘みが強いのが特徴で、塩ゆでにして食べるのがおすすめです。

☝️選ぶときのポイント
落花生が出回り始めたら、殻がふっくらとしていて、網目がはっきりしているものを選んでみてください。粒が不揃いのものや殻がつるつるしているものは未熟な可能性があるので避けたほうがよいでしょう。また、黒ずんでいるものや湿っているものは傷んでいることがあるので注意してくださいね。

秋の味覚を使ったおいしいレシピをご紹介!

ここからは、秋の味覚を使ったおすすめレシピをご紹介します。風味豊かなきのこの炊き込みごはんや、ジューシーなぶどうを使ったレアチーズタルトなど、絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

生姜の風味たっぷり サンマの煮付け

生姜の風味を効かせたサンマの煮つけのご紹介です。甘辛くしっかりめの味つけなので、ごはんのおかずにもお酒のおつまみにもぴったりの一品。一度冷ましてから温め直して食べると、より味が染みこみますよ。ぜひお試しくださいね。

香ばしい サンマの竜田揚げ

旨味たっぷりのサンマは、竜田揚げでいただいてもとってもおいしいですよ。みりんやしょうゆ、すりおろし生姜を使ったタレに漬け込んでから、片栗粉をつけて揚げるだけなのでとっても簡単!ぜひ作ってみてくださいね。

松茸のホイル焼き

蒸し焼きで松茸の香りを楽しめる、ホイル焼きを作ってみましょう。アルミホイルに包んでオーブントースターで焼くだけなのでとっても簡単!きのこ類は水洗いをすると風味が弱くなってしまうので、汚れが気になる場合は濡らしたキッチンペーパーで拭き取るといいですよ。

さつまいもとエリンギの味噌バター炒め

ボリューム満点!さつまいもとエリンギの味噌バター炒めはいかがでしょうか。さつまいもとエリンギに、甘じょっぱいみそダレとバターの香りが相性抜群です。シンプルな調味料でとっても簡単にお作りいただけますよ。

3種のきのこで 炊き込みご飯

きのこの旨味たっぷり!きのこの炊き込みごはんをご紹介します。今回は、しめじとまいたけ、エリンギを使いました。油揚げのコクも加わりとってもおいしいですよ。炊飯器で簡単にお作りいただけるので、ぜひお試しくださいね。

ほっこりおいしい栗ごはん

栗のホクホクとした食感がたまらない、栗ごはんを作ってみましょう。白だしを使ったシンプルな味つけで、栗のやさしい甘さが引き立ちますよ。むき栗を使ったお手軽レシピなので、今晩の献立にいかがでしょうか。

柿とモッツァレラチーズのカプレーゼ

柿とモッツァレラチーズを使ったカプレーゼのご紹介です。クセのない味わいのモッツァレラチーズとやさしい甘さの柿に、バルサミコ酢やレモン汁がよく合い、とってもおいしいですよ。見た目もおしゃれな一品なので、おもてなしにもおすすめです。

レンジで簡単 梨のコンポート

電子レンジで簡単!梨のコンポートはいかがでしょうか。シャキシャキとした食感が魅力の梨ですが、やわらかい食感のコンポートもクセになるおいしさですよ。そのまま食べるのはもちろん、お菓子作りに使ったり、紅茶やヨーグルトに入れてもおいしくいただけます。

簡単 ぶどうのレアチーズタルト

お好みのぶどうを使って、ぶどうのレアチーズタルトを作ってみましょう。市販のタルト型を使ったお手軽レシピです。甘くてジューシーなぶどうにレアチーズの風味がよく合い、とってもおいしいですよ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

トースターで簡単 シンプルなスイートポテト

お菓子作り初心者の方にもおすすめ!スイートポテトをご紹介します。スイートポテトを作るには一般的にバターを使いますが、今回はサラダ油で代用しました。さつまいもの甘さとホクホクとした食感を活かしたスイーツで心もお腹も大満足!ぜひお試しくださいね。

秋の味覚を楽しもう!

今回は、秋に旬を迎える食材や、秋の味覚を使ったおすすめレシピをご紹介しました。どれも魅力的でなにから食べようか迷ってしまいそうですね。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ秋の味覚を堪能してみてくださいね。

クラシルでは、秋の味覚を使ったレシピをほかにもたくさんご紹介しています。そちらも、ぜひ参考にしてみてください。

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