ラーメンのカロリーはどれくらい？他の麺料理とも比較！

麺やスープ、トッピングの違いでさまざまなおいしさが楽しめる「ラーメン」。カロリーはどれくらいなのでしょうか。この記事ではラーメンのカロリーやスープや具材ごとのカロリーの違い、ほかの麺料理と比較した結果についてご紹介します。さっぱり冷塩ラーメンやピリ辛豚キムチの煮込みラーメンなど、絶品レシピも必見です。

ラーメンとは小麦粉に水や卵、かん水と塩などを加えてこねた細長い麺のことで、中華麺とも呼ばれます。また、中華麺をゆでてスープや具材を入れた麺料理のことを指す場合もあります。ラーメンのスープの種類はたいへん豊富で、定番のしょうゆに加え、塩やみそ、豚骨などいろいろなバリエーションがあるのが特徴です。ラーメンにのせる具材はチャーシューや煮たまご、メンマ、野菜類などが一般的ですが、特に決まりはありません。

ラーメンというと高カロリーというイメージを持つ方も多いですが、実際のところはどうでしょうか？まず、中華麺のカロリーと糖質を見ていきましょう。

■100gあたり

エネルギー：133kcal

たんぱく質：4.9g

脂質：0.6g

炭水化物：29.2g

－糖質：26.4g

食塩相当量：0.2g

中華麺（ゆで）100gあたりのカロリーは133kcalです。一人前のゆであがりを一玉230gとして計算すると、約306kcalとなります。ごはん100gあたりのカロリーが156kcalなのと比較すると、ラーメン一人前230gはだいたいごはん200g分と同じくらい。これは大盛りのごはん茶碗1杯になります。

また、中華麺（ゆで）100gあたりに含まれる糖質は26.4gです。ごはん100gに含まれる糖質が35.6ｇなのと比べると少し少なめということになりますね。

前述のとおり、ラーメンに組み合わせるスープや具材はとてもバリエーション豊かです。どんなスープの種類や具材を加えるかによって、当然一杯分のカロリーはかなり変わってきます。ここではスープの種類や具材ごとのカロリーについて見ていきましょう。

まずはラーメンのスープの種類によるカロリーの違いです。日本食品標準成分表によると、同じラーメンスープでもしょうゆ味の調味料は100gあたり157kcal、みそ味の調味料は100gあたり187kcalと記載されているので、スープによってカロリーが異なってくることがわかります。とはいえ、同じしょうゆラーメンでもあっさり系のものもあれば、カロリーの高いラードがたっぷり入った濃厚なタイプなどさまざまなスープがあるもの。スープの中に含まれる脂の量などによってかなりカロリーに差が生まれることも覚えておきたいですね。

ラーメンにのせるトッピングの種類によってもかなりカロリーは変わります。例えば人気のチャーシューは50gで83kcalです。みそラーメンで定番のバターは10gで70kcal、コーンは30gで23kcalとなります。これらをすべてトッピングした場合には176kcalにもなるのです。ちなみに比較的カロリーが少ないトッピングは野菜類や海藻類。もやしはゆでたもの50gで6kcal、わかめは30gで7kcal、長ねぎ10gで4kcalとなります。

ラーメンのカロリーについて見ていきましたが、ほかの麺類と比べるとカロリーは多いのでしょうか？次にほかの麺類のカロリーをチェックしてみましょう。

■うどん 100gあたり

エネルギー：95kcal

たんぱく質：2.6g

脂質：0.4g

炭水化物：21.6g

－糖質：20.3g

食塩相当量：0.3g

■そば 100gあたり

エネルギー：130kcal

たんぱく質：4.8g

脂質：1.0g

炭水化物：26.0g

－糖質：23.1g

食塩相当量：0.0g

■そうめん 100gあたり

エネルギー：114kcal

たんぱく質：3.5g

脂質：0.4g

炭水化物：25.8g

－糖質：24.9g

食塩相当量：0.2g

■スパゲッティ 100gあたり

エネルギー：150kcal

たんぱく質：5.8g

脂質：0.9g

炭水化物：32.2g

－糖質：29.2g

食塩相当量：3.8g

うどんはかなりカロリーが低いものの、そのほかの麺類と比較してラーメンが特別カロリーが高いというわけではないようです。

先ほどもお伝えした通り、ラーメンに使う中華麺のカロリーは、うどんやそばなどの麺類に比べてそれほど高くはありません。ただ、組み合わせるスープや具材によっては脂が多くなってしまうことも。そんなときは、トッピングにレモンやトマトなど酸味のある食材を使うと口の中がさっぱりとして、脂が気にならずに食べすすめることができますよ。

しっかり食べたい、というときにはトッピングを工夫するのもおすすめです。もやしなどの野菜のほかに海藻類やきくらげなどをトッピングすると、シャキシャキとした食感が楽しいだけでなく、ボリュームもアップ！食べごたえがあって大満足間違いなしの一品になりますよ。

スープや具材の組み合わせ方次第で、さまざまな味わいが楽しめるところもラーメンの魅力のひとつ。いろいろな組み合わせを試してみて、お気に入りの一杯を見つけてみるのもおもしろいかもしれませんね。

ラーメンのカロリーやほかの種類の麺類との違いがわかったところでここからは、おうちで作れる絶品ラーメンレシピをご紹介します。定番のスープからひと味違うものまでバリエーション豊かにピックアップしているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

簡単においしく作れるしょうゆラーメンのご紹介です。鶏ガラスープの素や和風だしなど、おうちにある調味料でパパッとスープを作れます！すりおろし生姜や粗挽き黒こしょうが効いた飽きのこないおいしさですよ。ホッとする味わいのスープがメンマや煮玉子と相性抜群！ぜひ作ってみてくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

香ばしい焦がしねぎスープのしょうゆラーメンです。めんつゆと鶏ガラスープの素を使ったしょうゆスープに、ニンニクとごま油の香りたっぷりの焦がしねぎを加えて風味豊かに仕上げました。あっさり系ですが、コクがあってやみつきになるおいしさです！ぜひお試しくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

難しそうなイメージのあるみそラーメンも、おうちにある材料で作れるんです！このレシピではみそに豆板醤のコクをプラスして、旨味たっぷりのピリ辛スープに仕上げました。シャキシャキのキャベツともやし、甘いコーンがみそラーメンと好相性です！ぜひ召し上がってみてくださいね。

辛いものが好きな方におすすめなのが、激辛麻婆みそラーメンです！赤みそと白みそをブレンドしたスープはとっても濃厚！一味唐辛子の刺激的な辛さとニンニクの香りも食欲をそそります。やみつき必死のおいしさなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

さっぱりおいしい塩レモン風味のラーメンを作ってみませんか？香ばしく焼きあげた鶏もも肉は旨味たっぷりでジューシー！レモンを加えた爽やかな塩ラーメンスープとよく合いますよ！いつもとひと味違う塩ラーメンが食べたいときにぜひお試しくださいね。

暑い季節にうれしいさっぱり冷塩ラーメンのレシピをご紹介します。塩ベースのシンプルなスープですが、しっかりとした味つけで旨味たっぷり！さっぱりとした後味で、つるつるとお箸が進みますよ！よく冷やしてお召し上がりくださいね。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方はしっかりと加熱し、卵の生食を避けてください。

ひと味違うラーメンが食べたいときは、トマト塩ラーメンを作ってみましょう！インスタントラーメンにカットトマト缶を加えるだけで簡単にイタリア風ラーメンが完成します。甘酸っぱいトマトスープと濃厚な粉チーズを麺に絡めて食べると絶品！ぜひ一度お試しくださいね。

今日のランチにほうれん草とコーンのバター炒めラーメンはいかがでしょうか？塩味のインスタントラーメンに、バター炒めをトッピングするだけ。ほんのり甘いコーンとほうれん草に、香ばしいバターが相性抜群です！ホッとするやさしい味わいのラーメンなので、ぜひ作ってみてくださいね。

ボリューム満点！五目あんかけラーメンのご紹介です。豚こま切れ肉や野菜の旨味がたっぷりで、贅沢なおいしさ！うずらの卵やきくらげなど、食材の食感も楽しめます。オイスターソースのコクをプラスしたとろとろのスープと絡めてお召し上がりくださいね。

インスタントラーメンで簡単に作れるピリ辛豚キムチの煮込みラーメンです。旨味たっぷりの豚肩ロース肉と、ピリ辛のキムチが絶品でクセになる味わい！煮込んでスープの染み込んだラーメンがたまらないおいしさです。野菜が入って食べ応えもあるので、しっかり食べたいときにいかがでしょうか。

いかがでしたか？ラーメンのカロリーやほかの麺類との違いに加え、おうちで作れる絶品ラーメンレシピなどをご紹介しました。ラーメンはスープや具材の種類によってカロリーにかなりの差があります。今回ご紹介したレシピなども参考にしていただき、ぜひおうちでのラーメン作りに役立ててみてくださいね。

クラシルでは今回ご紹介したもの以外にも、さまざまなラーメンのレシピを掲載しています。そちらも合わせて参考にしてみてくださいね。