ラビオリは、生地の間に肉や野菜などの具材を挟んだパスタの一種です。そのため、トマトソースやバジルと合わせたり、クリームソースやホワイトソースと絡めたり、というイメージが強い方も多いのではないでしょうか。洋風の料理として食べられる機会の多いラビオリですが、調理次第で食べ方はたくさん存在します。
手作りの皮から簡単アレンジまで!【ラビオリ】レシピ9選

- 目次
- どんなソースにも合うラビオリ!
- 皮から作る!トマトとひき肉のラビオリ
- モッツァレラチーズたっぷりの贅沢ラビオリ
- 餃子の皮を使って簡単ラビオリ風
- 甘み引き立つ!かぼちゃとチーズのラビオリ風
- 家で簡単イタリアン!ラビオリ風トマトソースがけ
- レモンとの相性も抜群!バターソースのラビオリ
- うまみをグツグツと!王道トマトソースのラビオリ風
どんなソースにも合うラビオリ!
今回は、皮から作る本格派のレシピから、ラビオリの皮を他の食材で代用した手軽に出来るレシピまで幅広くご紹介します。
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皮から作る!トマトとひき肉のラビオリ
セモリナ粉を使わず、強力粉を使うことで、自宅で簡単に皮からラビオリを作ることで出来ます。皮を伸ばすのが少し大変ですが、めん棒でしっかりと伸ばすことで厚さのムラがなくなり、モチモチのラビオリに仕上がりますよ!パスタの具材の王道でもあるトマトとひき肉は、ラビオリにしても安定のおいしさです。
皮が重要となるラビオリは、生地の材料をしっかりこねて、常温で休ませることを忘れないようにしてください。また、切り口はしっかりとフォークで押さえてくださいね。ゆでた際に具材がこぼれず、きちんと中まで火を通すことが出来ます。
モッツァレラチーズたっぷりの贅沢ラビオリ
モッツァレラチーズとほうれん草をたっぷりと包み込んだ贅沢なラビオリです。生地は一から作り上げるため、自分好みのかたさや味に仕上げることが出来ます。ラビオリそのものにしっかりと味がついているため、オリーブオイルとすりおろしニンニクのシンプルなソースで十分においしくいただけますよ。
ボリュームがあり、味にクセのないモッツァレラチーズを使用していますが、カッテージチーズやリコッタチーズなどお好みのチーズで代用することもできます。ラビオリの味や食感も変わってくるので、チーズを変えて作ってみるのも楽しいですね。
餃子の皮を使って簡単ラビオリ風
ラビオリの皮を作るのは手間がかかるという時は、餃子の皮を使ってラビオリ風にしてみましょう。餃子の皮は、大判のものを使用した方が上手に具材を包み込めます。電子レンジで柔らかくしたじゃがいもとバジル、調味料を混ぜるだけで、本格的なラビオリのような味わいに!通常のラビオリより厚みがあるので、食べ応えもバッチリです。
具材を包むときは、しっかりと口を閉じて形を成形してください。じゃがいもやバジルだけでなく、お好みの野菜やお肉を入れてオリジナルの餃子ラビオリを作ってみましょう。
甘み引き立つ!かぼちゃとチーズのラビオリ風
かぼちゃの甘みとチーズのしょっぱさが絶妙なおいしさの絶品レシピです。柔らかくしたかぼちゃに生クリームを加え、なめらかなフィリングを作ることで、口当たりが良いラビオリを作ることが出来ます。ソースには生クリームや牛乳ではなく粉チーズを使うことで、飽きのこないコクのあるソースが仕上がりますよ。
かぼちゃのフィリングは重みがあり、しっかりとしているため、厚めの餃子の皮を使うと良いでしょう。また、包んだ後はフォークでしっかりと閉じるようにしてください。そうすることで、しっかりとフィリングが包み込まれて、おいしさを閉じ込めてくれますよ。
家で簡単イタリアン!ラビオリ風トマトソースがけ
こちらも餃子の皮を使って作るラビオリのアレンジレシピです。中の具材には、ひき肉とクリームチーズを入れています。お肉のジューシーさとコクのあるチーズのまろやかさがクセになりますよ。ナスとベーコンのトマトソースでさらにうまみと酸味が加わります。休日の贅沢ランチにも最適な一品です。
ラビオリの皮は、餃子ではなくワンタンの皮でも代用することが出来ます。餃子の皮と比べると、ワンタンの皮は生地が薄く、大きさもさまざまです。正方形で形も異なるため、中の具材や好みによって使い分けてみるのも楽しいですね。
レモンとの相性も抜群!バターソースのラビオリ
トマトソースやホワイトソースを使ったレシピが多いラビオリですが、実はさっぱりと食べてもとってもおいしいんです。ホタテのうまみをギュッと閉じ込めたラビオリに、コクのあるバターソースが良く絡み絶品ですよ。レモンは具材やソースに混ぜるだけでなく、仕上げにもトッピングして爽やかさをアップさせましょう。
味わいだけでなく、見た目にも爽やかなこちらのレシピ。夕飯のおかずになることはもちろん、白ワインなどのさっぱりしたお酒とも相性抜群です。バターは火にかけると焦げやすく、焦げると色味も変わってしまうので慎重に調理してくださいね。
うまみをグツグツと!王道トマトソースのラビオリ風
ラビオリの王道であるトマトソースですが、今回はしっかりと煮込みます。グツグツとうまみを閉じ込めたソースは、餃子の皮で作ったラビオリ風ともよく絡みますよ。中に包んでいるチーズとトッピングした粉チーズの深いコクが、煮込んだトマトソースと合い絶品です。ほどよい風味を出すアクセントのパセリも忘れずに!
このレシピではブラウンマッシュルームを使用していますが、ホワイトマッシュルームでも代用することが出来ます。塩加減やコンソメ顆粒、トッピングの粉チーズの量などは調整し、お好みの味で作ってみてくださいね。
風味豊かな鶏肉とクレソンのラビオリ風
餃子の皮で作る、爽やかなラビオリの簡単レシピです。風味豊かなクレソンがひき肉の脂とマッチし、さっぱりと食べることが出来ます。ソースにクレソンとマスタードを使用することで、ほろ苦さと辛みが絶妙な大人の味わいに仕上がりますよ。
ソースに程よい甘みを出すためはちみつを使用しています。1歳未満の乳幼児のお子様は召し上がらないよう注意してください。甘みは砂糖でも代用することが出来ますよ。よりシャキシャキ感が欲しい方は、クレソンを粗めに切ってみても良いですね。
中華料理に変身!担々風ラビオリ
洋風なイメージの強いラビオリですが、具材やタレを変えて中華風にアレンジすることも出来ます。こちらのレシピは、豚ひき肉のジューシーさとザーサイのシャキシャキ感が楽しく、豆乳ベースのゴマダレともよく合いますよ。花椒とラー油のピリッとした辛みが食欲をそそること間違いなしです!ごはんのおかずにはもちろん、ビールなどお酒との相性もバッチリなので、ぜひ作ってみてくださいね。
豚ひき肉は、鶏ひき肉で代用することが出来ます。ラー油や花椒の量はお好みで調整してください。ゆでる際に、鍋にごま油を入れることで、ラビオリ同士がくっつくのを防ぎ、ごま油の風味もしっかりと馴染みます。
ジャンル問わず楽しめるラビオリ
こってりとしたソースと絡めることが主流となっていたラビオリですが、このようにさまざまな調味料使ってアレンジすることが出来ます。生地からこだわって作ってみるのもよし、餃子やワンタンの皮を使って簡単に作ってみるのもよし、お好みのスタイルで自宅でラビオリを楽しみましょう。
手軽に食べることが出来るラビオリは、ホームパーティーやおもてなし料理としても喜ばれること間違いなしです!