最終更新日 2023.3.30

イタリアの前菜「カプレーゼ」を解説!名前の由来や簡単レシピもご紹介

イタリアの前菜「カプレーゼ」を解説!名前の由来や簡単レシピもご紹介

トマトとモッツァレラチーズ、バジルを使ったイタリア生まれの「カプレーゼ」。簡単に作れて、素材のおいしさを味わえるのが魅力です。今回はカプレーゼの特徴や名前の由来を解説します。前菜にぴったりのレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね!

  • 目次
  • カプレーゼとは
  • カプレーゼの材料
  • 名前の由来
  • カプレーゼのおすすめレシピからアレンジレシピまでご紹介
  • アンティパストの定番 トマトとモッツァレラのカプレーゼ
  • ミニトマトでコロコロカプレーゼ
  • ハーブサラダチキンで簡単カプレーゼ
  • 生ハム入りカプレーゼ

カプレーゼとは

「カプレーゼ」とは、イタリアを代表するサラダのひとつ。さっぱりとした味わいなのでサラダとしてはもちろん、前菜やお酒のおつまみなどさまざまなシーンで活躍する、人気の定番メニューです。

カプレーゼの材料

一般的ななカプレーゼの材料はトマトとモッツァレラチーズ、バジルの3つ。これらを塩や黒こしょう、オリーブオイルなどで味つけするだけのシンプルな料理です。トマトの赤、モッツァレラチーズの白、バジルの緑と、カプレーゼの発祥地であるイタリアの国旗とまったく同じ色をしていることから、イタリアを象徴する料理として世界中で親しまれているんですよ。

ちなみに、日本でおなじみのカプレーゼでは、牛の乳から作られたモッツァレラチーズ「モッツァレラ・ディ・ヴァッカ(Mozzarella di vacca)」を使うことが多いのですが、本場イタリアでは水牛の乳を原料とした「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ・カンパーナ(Mozzarella di Bufala Campana)」で作ります。

水牛のミルクから作られたモッツァレラチーズは牛のミルクから作られたものよりも希少価値が高く、価格も高めですが、その分味わいはとても濃厚!もっちりとした弾力とクリーミーな口どけ、甘やかなミルクの風味を楽しむことができます。

名前の由来

「カプレーゼ(Caprese)」とは実は略語で、正式名称は「インサラータ・カプレーゼ(Insalata Caprese)」といいます。

諸説ありますが、イタリアの南部、地中海に浮かぶ島「カプリ島」で、トマトやチーズ、バジル、オレガノといった地元の食材を使って作られたことから、「カプリ島の」という意味の「カプレーゼ」、「サラダ」を意味する「インサラータ」を合わせて「インサラータ・カプレーゼ」と呼ばれるようになったといわれています。

南イタリアの名物「カポナータ」について知りたい方はこちらもチェック!

カプレーゼのおすすめレシピからアレンジレシピまでご紹介

ここからは、カプレーゼのおすすめレシピをご紹介します。定番からアレンジまで幅広くピックアップしたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アンティパストの定番 トマトとモッツァレラのカプレーゼ

お酒のおつまみやおもてなしメニューとしてもおなじみの、トマトとモッツァレラのカプレーゼです。材料を切って盛りつけるだけの簡単レシピですが、味は絶品!トマトの酸味とバジルの爽やかな風味がモッツァレラチーズの旨みを引き立て、シンプルながらも奥深い味わいをお楽しみいただけます。

ミニトマトでコロコロカプレーゼ

コロコロとかわいらしい見た目のカプレーゼをご紹介します。チェリータイプのモッツァレラチーズと半分にカットしたミニトマトをオリーブオイルと塩で和えるだけのお手軽レシピ!そのまま食べてもおいしいですが、冷蔵庫で冷たく冷やすとさらにおいしくいただけます。

ハーブサラダチキンで簡単カプレーゼ

シンプルなカプレーゼにハーブサラダチキンを加えて、味も見た目も大満足な一品に仕上げました。ハーブの爽やかな風味が食欲を刺激して、たまらないおいしさです!火も電子レンジも使わずにパパッと手早く作れるので、あと一品ほしいときやすぐに食べたいときにもおすすめです。

生ハム入りカプレーゼ

ワインに最適!材料を切って並べるだけで簡単に作れる、生ハム入りカプレーゼをご紹介します。EVオリーブオイルと塩、黒こしょうのみというあっさりとした味つけがと生ハムの塩気と絶妙にマッチして、たまらないおいしさですよ!

水切りヨーグルトで!トマトのカプレーゼ

本来、カプレーゼはモッツァレラチーズで作りますが、このレシピでは水切りヨーグルトを使ってまろやかな味わいに仕上げました。なめらかな舌触りとさっぱりとした味わいがクセになりますよ!いつもとひと味違うカプレーゼを試したくなったら、ぜひこのレシピを参考にしてみてくださいね。

湯むきミニトマトのカプレーゼ

普段のメニューにはもちろん、おもてなしにもぴったり!見た目もおしゃれなカプレーゼのご紹介です。このレシピのポイントは、ミニトマトを湯むきすること!こうすることで味なじみや食感がよくなり、ワンランクアップした一品に仕上がりますよ。

カラフルトマトでひとくちカプレーゼ

カラフルな見た目で食卓がパッと華やぐ、ひとくちカプレーゼはいかがですか?一見手が込んでいるようですが作り方はとても簡単で、つまようじに具材を順に刺していくだけ!パクッと食べやすいので、ホームパーティーやおもてなしにもおすすめです。

ひとくちカプレーゼパイ

特別な日につくりたい、ひとくちカプレーゼパイのご紹介です。サクサクのパイ生地にさっぱりとしたカプレーゼがよく合い、食べ始めると止まらなくなるおいしさですよ!冷凍パイシートを使って簡単に作れるのもうれしいポイントです。

トースターで作る ホットカプレーゼ

人気の前菜、カプレーゼをトースターで焼いて、味も見た目も大満足の一品に仕上げました。とろけたチーズがあつあつのトマトに絡んで、いつものカプレーゼとはまたひと味違うおいしさをお楽しみいただけます。今回はスキレットを使いましたが、グラタン皿やココットなどでも作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

簡単なのに華やか!カプレーゼで料理の幅を広げよう

いかがでしたか?今回はカプレーゼの特徴やおすすめレシピをご紹介しました。 イタリアンカラーが鮮やかな「カプレーゼ」はとても手軽に作れるのに見た目が華やかなので、おもてなしやパーティーでも大活躍してくれます。今回ご紹介したアレンジレシピも簡単なものばかりなので、この機会にぜひレパートリーに取り入れてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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