2021.12.10

シチリアの名物料理「カポナータ」!特徴や「ラタトゥイユ」との違いについて詳しく解説

風光明媚な観光地、イタリア・シチリア島の郷土料理「カポナータ」。シチリアではナスやズッキーニ、パプリカといった夏野菜を甘酸っぱく味つけして煮込んだこの料理がとても人気で、家庭の定番メニューとして親しまれているんですよ。

今回は、そんな「カポナータ」の特徴について詳しく解説します。カポナータと間違えられやすいラタトゥイユとの違いや、おうちでも簡単に作れるレシピもご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

カポナータとは

「カポナータ(caponata)」とは、イタリア・シチリア島発祥の煮込み料理のことです。
主な材料は、ナスやズッキーニ、たまねぎ、ピーマン、パプリカ、セロリなどの夏野菜。これらに白ワインビネガーと砂糖を加えて煮込み、甘酸っぱい味わいに仕上げます。

シチリアでは家庭料理としておなじみのカポナータですが、その地域に根づいた多くのアレンジレシピが存在します。

一番メジャーなのが、素揚げした夏野菜とオリーブにトマトソースを加えたシチリア北西部の「パレルモ風」。それ以外にもシシトウを加えてピリ辛風味に仕上げる「アグリジェント風」や、レーズンや松の実、アーモンドを加えるなど、アレンジは無限大! さらに、そのままいただくだけではなく、パスタのソースにしたり、パンにはさんでサンドイッチにするなど、工夫次第でさまざまな食べ方も楽しむこともできます。

従来のレシピの枠にはまらない、家庭料理らしい自由なスタイルが魅力の料理といえるでしょう。

ラタトゥイユとの違い

カポナータと間違えられやすい料理が、南フランス料理の「ラタトゥイユ(Ratatouille)」です。一体どのような違いがあるのか、確認してみましょう。

そもそも、ラタトゥイユとはズッキーニやナス、ピーマンといった夏野菜を炒めてから、トマトやハーブなどと一緒に煮込んだ料理のことを指します。つまり、ラタトゥイユもカポナータも「夏野菜の煮込み料理」という点では同じ。材料や作り方にも多少の違いがありますが、最も異なる点は「味つけ」です。

先ほどご説明した通り、カポナータは白ワインビネガーと砂糖を加えてしっかりと味つけしますが、ラタトゥイユの味つけは基本的にオリーブオイルと塩こしょうのみ。味つけが控えめな分、野菜そのもののおいしさを楽しむことができます。

甘酸っぱい味わいがたまらない!おすすめのカポナータレシピ

ここからは、カポナータのおすすめレシピをご紹介します。基本から応用まで、幅広いレシピをピックアップしました。簡単に作れるものばかりなので、ぜひ気軽に挑戦してみてくださいね。

いろいろ野菜のカポナータ

ナスやズッキーニのほか、セロリ、パプリカなどを細かく切って、オリーブオイルや砂糖、ワインビネガーで軽く煮込み、甘酸っぱくも濃厚な味わいに仕上げました。このレシピは野菜のみで作りましたが、魚介や鶏肉などを入れてアレンジするのもおすすめです!できたてアツアツはもちろん、冷やしてもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。

電子レンジで簡単 カポナータ

電子レンジを使ってパパッと作れるカポナータのご紹介です。おいしく作るポイントは、具材のサイズを揃えて切ること!こうすることで熱が均一に通り、見た目もきれいに仕上がります。バゲットにのせたり、肉料理の付け合わせにするなど、さまざまな楽しみ方ができる一品です。

チキンとトマトのカポナータ

ハーブの香りが食欲そそる、チキンとトマトのカポナータはいかがですか?甘み、酸味、旨みのバランスが絶妙で、やみつきになること間違いなし!鶏手羽元は鶏もも肉などほかの部位でも作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

カポナータの冷製パスタ

夏野菜をたっぷり使ったカポナータに氷水でよく冷やしたカッペリーニを加えて、味、見た目ともに大満足の冷製パスタに仕上げました。甘酸っぱいカポナータソースがカッペリーニによく絡み、たまらないおいしさですよ!鶏肉を加えればより食べ応えのある一品に仕上がりますので、お好みでお試しください。

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