最終更新日 2024.2.29

豆腐の賞味期限はどれくらい?正しい保存方法についても解説!

豆腐の賞味期限はどれくらい?正しい保存方法についても解説!

メインから副菜、汁物まで、幅広い用途で活躍する「豆腐」。実は、豆腐の種類によって、消費期限や賞味期限がガラッと異なるんです!そこで今回は、意外と知らない豆腐の賞味期限のほか、特徴や正しい保存方法について詳しく解説します。記事後半ではおすすめレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • 豆腐とは
  • 絹ごし豆腐
  • 木綿豆腐
  • 充填豆腐
  • 賞味期限と消費期限の違いとは
  • 賞味期限
  • 消費期限
  • 豆腐の保存方法

豆腐とは

「豆腐」とは、原料である大豆から絞り出した「豆乳」に「にがり」と呼ばれる凝固剤を加えて冷やし固めた加工食品のこと。お味噌汁の具材や冷奴、麻婆豆腐など、さまざまな料理に使えるので毎日のように食べている方も多いのではないでしょうか。

「豆腐」とひとくくりに言ってもその種類はさまざまで、種類によって味わいや食感、賞味期限なども大きく異なるため、それぞれの性質を理解してしっかり使い分けることが大切です。

まずは、スーパーなどでもよく見かける3種類の豆腐の特徴を確認してみましょう。

絹ごし豆腐

絹ごし豆腐という名前の通り、絹のようになめらかな口当たりが特徴の豆腐です。冷ややっこや白あえ、みそ汁といった定番レシピのほか、ハンバーグのつなぎなどに使うこともできます。豆腐が水に浸かった状態で販売されていることが多く、賞味期限は短めです

木綿豆腐

絹ごし豆腐よりも水分が少ない分、しっかりとした食感と濃厚な風味を楽しむことができます。販売方法は絹ごし豆腐と同じなので、賞味期限は長くありません。崩れにくいため、煮物や鍋、炒め物などに使うのがおすすめです。

充填豆腐

「充填(じゅうてん)豆腐」とは、凝固剤を加えた豆乳をパックに直接注入し密閉、加熱して固めた豆腐のことで、絹ごし豆腐のようにやわらかいため「充填絹ごし豆腐」と呼ばれることもあります。製造業の機械化が発展した戦後に誕生し、以降豆腐を大量生産できるようになりました。絹ごし豆腐や木綿豆腐といった水入り豆腐より日持ちするので、長く楽しみたいときにもおすすめです。

賞味期限と消費期限の違いとは

豆腐含め、市販の食品のパッケージには、安全においしく食べられる期間の目安として「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが記載されています。

豆腐には「賞味期限」が記載されているのが一般的ですが「消費期限」とはどのような違いがあるのでしょうか?以下で、それぞれの特徴や違いをご紹介します。

賞味期限

「賞味期限」とは、食品を「おいしく食べられる期限」のことです。 この期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、味が落ちる、もしくは傷んでしまう可能性も。スナック菓子や缶詰、ペットボトル飲料など傷みにくい食品に表示されています。

消費期限

「消費期限」とは、食品を「安全に食べられる期限」のことを言います。お弁当やケーキ、生肉など傷みやすい食品に表示されており、期限を過ぎたら安全ではなくなるため、食べない方がよいとされています。

ただし、賞味期限も消費期限も、未開封で、正しい保存をしていた場合のみに適用されます。開封したら、できるだけ早く使いきるようにしましょう。

豆腐の保存方法

豆腐の特徴や賞味期限、消費期限の違いなどについて確認したところで、ここからは正しい保存方法をご紹介します。

誤った方法で保存すると、おいしさが損なわれてしまうだけでなく、傷んでしまうこともあります。

開封した豆腐は以下の方法できちんと保存して、賞味期限内においしく食べきりましょう。

冷蔵保存する場合

①清潔な保存容器に豆腐と、豆腐がかぶるくらいの冷水を入れ、ふたをする
②冷蔵庫で保存する

【ポイント】

・消費期限を守ってできるだけ早く食べましょう。
・傷み防止のため、水は一日一回必ず取り替えましょう。

冷凍保存する場合

①豆腐をパックから取り出し、キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取る。
②冷凍用保存袋に入れ、空気をしっかり抜く
③冷凍庫で保存する

【ポイント】

・豆腐は冷凍すると水分が抜けるため、弾力が強くなります。そのままいただくのではなく、煮物や汁物など加熱料理にご活用ください。
・空気に触れると傷みやすくなるため、冷凍用保存袋の中の空気はしっかりと抜きましょう。
・すぐに調理に使いたい場合は、食べやすい大きさにカットしてから冷凍してください。
・必ず再加熱してから召し上がるようにしてください。

メインから副菜まで!豆腐を使ったおすすめレシピ

ここからは、豆腐を使ったおすすめレシピをご紹介します。中華コーンスープや肉豆腐、豆腐ハンバーグなど幅広いレシピをピックアップしました。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

豆腐と卵の中華コーンスープ

コーンクリーム缶を使って手軽に作れる、中華コーンスープのご紹介です。おいしいのはもちろん、絹ごし豆腐がたっぷり入っているので、食べ応えも抜群!ピリッと刺激的な味わいですが、ラー油を省けば辛いものが苦手という方でもおいしくお召し上がれます。ぜひお試しくださいね。

めんつゆでお手軽 肉豆腐

定番の肉豆腐も、めんつゆを使えばとっても簡単!食べやすい大きさに切った材料や調味料を鍋に加えて加熱するだけで作れるので、時間がないときやすぐ食べたいときにもおすすめです。木綿豆腐の代わりに絹ごし豆腐で作ってもおいしいので、お好みの豆腐で作ってみてください。

キャベツたっぷり ワンパン塩肉豆腐

フライパンひとつで作れる簡単レシピですが、味は絶品!木綿豆腐に豚こま切れ肉の旨みがたっぷり溶け出した煮汁がよく染み込み、箸が止まらなくなるおいしさです!キャベツの心地よい食感もあわせて、ぜひお楽しみくださいね。

ダシがおいしい 明太子豆腐ハンバーグ

ふんわりやさしい口当たりの明太豆腐ハンバーグにと白だしの風味が効いたでタレをたっぷりかけて、さっぱり上品な味わいに仕上げました。トッピングの大根おろしと小ねぎの辛みと食感がアクセントとなり、後引くおいしさですよ。白いご飯のお供やおつまみに、ぜひお試しくださいね。

10分でつくる ツナと豆腐の卵とじ

わずか10分ほどで作れるスピードレシピですが、味は絶品!なめらかな口当たりの豆腐に旨みたっぷりのツナ、とろとろの卵がよく絡み、たまらないおいしさですよ。めんつゆだけで手軽に味つけできるので、お料理初心者の方にもおすすめです。

家庭の味 簡単でおいしい麻婆豆腐

中華料理の定番!ピリッと刺激的な辛さが食欲そそる、麻婆豆腐のご紹介です。味がよく染み込んだ木綿豆腐に豚ひき肉の旨みが絶妙にマッチして、やみつきになること間違いなし!シンプルな材料や調味料で簡単に作れるのもうれしいポイントです。

レンジで簡単おつまみ ふんわり豆腐の納豆キムチのせ

今日の晩酌に、豆腐の納豆キムチのせはいかがですか?茶碗蒸しのようにふんわりなめらかな豆腐に納豆とキムチをたっぷりのせて、お酒のお供にぴったりな一品に仕上げました。電子レンジを使って簡単に作れるので、気軽にお試しくださいね。

絶品 お豆腐のユッケ

本来は生肉で作るユッケを、豆腐でアレンジした一品です。なめらかな口当たりの絹ごし豆腐にコチュジャンの風味が効いたのタレととろっと濃厚な卵黄がよく絡み、やみつきになること間違いなし!火を使わず、パパッと作れるのも魅力的です。

甘辛豆腐ステーキ

コク深い味わいにお腹も心も満たされる、豆腐ステーキのご紹介です。フライパンでカリッと香ばしく焼き上げた豆腐を甘辛く味つけして、味、ボリュームともに大満足な一品に仕上げました。ごはんやお酒のお供にぴったりなので、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

賞味期限と保存方法をしっかり守っておいしく食べよう!

いかがでしたか?今回は、豆腐の賞味期限や正しい保存方法について解説しました。

主菜から副菜、汁物まで、アレンジ力抜群の万能食材「豆腐」。そのままいただくのはもちろん、焼く、煮る、揚げるなど調理の仕方によってさまざまなおいしさを楽しめるのも魅力です。

常備する機会が多い食材だからこそ賞味期限をしっかり確認して、おいしくいただきましょう!

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