2022.7.2

酒の「あて」「つまみ」はどう違うの?それぞれのレシピもご紹介

「酒のあて」とは近畿地方の方言で、本来は酒にあてがうおかずのことを意味します。酒のつまみや肴(さかな)と同じ意味で使われることが多いですが、実はこれら3つの意味や語源は微妙に異なるんです。今回は酒のあて、つまみ、肴の違いをはじめ、その語源や使い分け方、あてにぴったなお手軽レシピなどをご紹介します。

「酒の肴」とは

まず最初に、一番古くから使われている「肴(さかな)」の意味についてご紹介しましょう。

肴とは、お酒を飲むときに味わう料理のことを指します。肴といっても魚料理のことではなく、お酒によく合う料理を総じて「肴」といいます。

また「◯◯の話を肴に1杯やろう」「雪景色を肴に熱燗を楽しもう」など、お酒と一緒に楽しむ会話や景色のことを肴と表現することもあります。つまり、おいしい料理や楽しい会話、美しい景色などは、お酒をさらにおいしく飲むために欠かせない肴なのです。

肴の語源は?

「肴」という言葉のルーツはとても古く、室町時代には使われていたと言われています。当時はおかずのことを「菜(な)」、酒と一緒に味わうおかずのことを「酒菜(さかな)」と呼んでいました。後に「酒に添える料理」の意味を持つ「肴(こう)」という漢字が中国から伝わり「酒菜」に「肴」の字が当てられるようになったと言われています。

つまり、肴は一文字で「酒のおかず」を表します。現代では「酒の肴」という言葉を使うのが一般的ですが、これを正しく訳すと「酒の酒のおかず」という意味になってしまいます。普段何気なく使っている言葉も、語源を詳しく知るとおもしろいですよね。

「酒のつまみ」とは?

「つまみ」は漢字で「摘」と書き、手で物をつまむときに使われる言葉です。酒のおかずである「肴」のなかでも、手でつまんで食べられるものを「つまみもの」と呼ぶようになったことがその名の由来だと言われています。

つまり、つまみとは肴の一種で、焼き鳥や枝豆、エイヒレなど、手でつまんで食べられる料理のことを指します。ただし、現代では手でつまめる料理に限らず「手や箸で手軽につまめるおかず」のことを指すことが多いようです。

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