2021.11.8

マスカルポーネとクリームチーズの違いについて詳しく解説!おすすめレシピも

ティラミスの材料として知られるイタリアのチーズ「マスカルポーネ」。同じようにデザートなどによく使われるフレッシュチーズにクリームチーズがありますが、見た目も味も似ている印象ですよね。それぞれどのような違いがあるのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マスカルポーネとクリームチーズの特徴や違いについて解説します。それぞれの個性を知ることで、特徴を活かした使い方ができますよ!さらにこの記事では、定番のティラミスやチーズパイ、デリ風サラダなど、チーズのおいしさを楽しめるレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

マスカルポーネとは?

マスカルポーネはイタリア生まれのフレッシュチーズです。生クリームに熱を加えてクエン酸、もしくは酢酸を加えて固め、濾過して水分を除いた後、型に詰めて作られます。原料の生乳を固めて水分を除くだけのシンプルな製法で、水分は少なめです。また、固形分中の乳脂肪は80%程度で、チーズの中では高くなっています。

マスカルポーネは白くやわらかい見た目で、かためにホイップした生クリームのようにもったりとした、なめらかなクリーム状が特徴です。キメが細かく、口に含むとすっと溶けるような食感で、上品な甘みとコクがあります。酸味や塩味は控えめで、後味にほのかなミルクの風味が残るクセの少ないチーズです。

原産地はイタリアのロンバルディア地方で、古くは生乳の脂肪分が増す冬にしか作られない貴重なチーズでした。12世紀にイタリアを訪れてこのチーズを食べたスペイン総督が「マス・ケ・ブエノ」(なんて素晴らしい!)と称賛したことが「マスカルポーネ」という名前が付いた由来とも言われています。

クリームチーズとは?

クリームチーズもマスカルポーネと同様、生乳を原料とするフレッシュチーズです。加熱殺菌した牛乳にクリームを加えて乳酸発酵させて固め、熟成させずにホエイ(乳清)を除いて作られます。なめらかにするために圧力を加えて、均質化を図る場合もあるようです。マスカルポーネと同じく、水分や脂肪分が高いチーズです。

クリームチーズの見た目は薄いクリーム色で、バターのようになめらかでやわらかいのが特徴です。チーズ特有のコクと塩味があり、キメが細かくしっとりとした味わいで、乳酸菌由来のさわやかな酸味と乳脂肪分のクリーミーなミルクの風味を感じることができます。マスカルポーネと比べると酸味や塩味が強く、質感も重めです。

原産国は不明ですが、世界最古のチーズのひとつと言われており、古くからヨーロッパで作られていたようです。19世紀のアメリカで現代のクリームチーズの形が定着し、デンマーク、フランス、オーストラリアなど世界各国に広まっています。

フレッシュチーズとは?

マスカルポーネとクリームチーズはどちらもフレッシュタイプのチーズです。「フレッシュタイプ」とは、熟成させずにそのまま食べられる種類のこと。乳に乳酸や酵素などを入れて固め、水分を除いて作られ、熟成させないのが特徴です。
フレッシュタイプ以外に、白カビや青カビを繁殖させて熟成させるカビタイプのチーズ、塩水などで外皮を洗いながら熟成させるウォッシュタイプのほか、水分の少ないセミハードタイプやハードタイプなどがあり、製法によってさまざまな種類に分類されます。

フレッシュタイプはほかのチーズと比べて水分が多く、熟成させないため、クセが少なく食べやすい味わいです。鮮度がおいしさを左右するので、開封後はパッケージの表記に従って保存し、早めに食べ切りましょう。冷凍すると食感や風味が落ちてしまうので、冷凍保存は避けましょう。

フレッシュタイプのチーズには、マスカルポーネやクリームチーズ以外にも、カッテージチーズやフェタチーズ、モッツァレラやリコッタチーズなどがあります。それぞれに特徴も異なり、カッテージチーズは水分が多く、脂肪は通常か少なめ、モッツァレラやフェタチーズは弾力性があり、水分が少ないタイプです。クリームチーズやマスカルポーネは、フレッシュタイプの中では比較的脂肪分の高いチーズになります。

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