【アーモンドプードル】をお菓子作りに取り入れよう！香ばしさをプラス

香りとコクを与えてくれる「アーモンドプードル」は、焼き菓子に使用されることの多い製菓材料です。サクサクした食感やほろっとした口あたりが楽しめるのがアーモンドプードルの魅力。今回は、アーモンドプードルの活用レシピをご紹介します。ぜひお菓子作りにプラスしてリッチな風味を味わってみてください。

「アーモンドプードル」とは、アーモンドを細かく砕いて粉末状にしたものです。ナッツ独特の香ばしい香りが特徴で、お菓子に加えると風味とコクをプラスすることができるんです。

アーモンドプードルをケーキに入れると、しっとりした口あたりになります。クッキーに加えると、さっくりホロホロした食感に。いろんな種類のお菓子を作ってアーモンドプードルの役割の違いを楽しんでみてくださいね。

ここからは、アーモンドプードルを活用したおやつレシピをご紹介します。クッキーやフィナンシェ、パウンドケーキなどバリエーション豊富にピックアップしました。ぜひお試しくださいね。

アーモンドプードルを使ったクッキーは、サクサクしていて優しい甘さに仕上がります。クッキー型がなくても簡単に作れるので、お菓子作りが初めてでも気軽にトライできます。アーモンドプードルが香ばしく、一口また一口と食べたくなる美味しさですよ。ほろっとした食感を楽しむポイントは、厚めにカットして焼き上げること。ぜひ、香ばしい風味を存分に味わってください。

バターをたっぷり使ったフィナンシェは、ジュワっと美味しさが広がる焼き菓子です。焼き立てはアーモンドプードルと焦がしバターの香りが漂い、とっても幸せな気分になれますよ。卵は卵白のみを使うので、他のお菓子作りで余った卵白を消費するのにもおすすめです。手間はかかりますが、クオリティの高いレシピなのでプレゼントにしても喜ばれるでしょう。

ラングドシャをくるっと巻いて、かわいい形のお菓子を作るのもおすすめ。アーモンドプードルを使っているので、サクサクした食感が楽しめ、いくらでも食べられる軽い口あたりに仕上がります。クッキーは、冷えて固まる前に巻くのが綺麗な形作りのコツ。焼き立てはとても熱いので、火傷には気をつけてくださいね。可愛く作れたらコーヒーや紅茶と一緒に、お友達にふるまってもいいですね。

アーモンドプードルのしっとりした食感を楽しみたいなら、パウンドケーキはいかがでしょうか？さつまいもとりんごをたっぷり入れたボリューム満点のケーキは、朝ごはんや軽めのランチにもおすすめです。いろんな食感や味わいが楽しめるのもポイント。粗熱をとってからラップでくるんで落ち着かせると、しっとり感がアップします。

米粉とアーモンドプードルを使ったドーナツは、もっちりした食感が楽しめます。グルテンフリーなうえ、油で揚げずにヘルシーに作れますよ。三温糖とアーモンドプードルで風味やコクをつけることで、リッチな味わいに仕上げています。もちもちの食感で食べ応えも満点！ドーナツ以外の型で作るのもおすすめです。

アーモンドプードルは、抹茶のお菓子とも相性抜群。コロンとした形が可愛いバーチ・ディ・ダーマは、イタリアで「貴婦人のキス」という意味を持つクッキーです。アーモンドプードルを加えた抹茶クッキーはサクほろ食感で、間にはさんだビターチョコレートともよく合います。可愛くラッピングすると、おもてなしやプレゼントにぴったりですよ。ビターチョコレートの代わりにホワイトチョコレートやミルクチョコレートをはさむと、味の変化が楽しめます。

にんじんをたっぷり入れたクッキーは、ほんのりとした自然の甘みが楽しめます。アーモンドプードルを加えているので、ほろほろ食感も味わえますよ。にんじんはすりおろすことでクッキー生地にしっかりなじみ、淡いオレンジ色に仕上がります。にんじんが苦手なお子様にも、ぜひお試しいただきたいレシピです。

ミルクチョコレートをたっぷり使ったフィナンシェは、生チョコのとろける口どけが味わえる贅沢なお菓子です。焼き立てはふんわりと柔らかく、翌日以降はしっとりとするので、異なる食感が楽しめるのもポイント。小さなカップで作って、プレゼントにしてもいいですね。アーモンドプードルの香ばしい風味がカカオの香りと相性抜群です。トッピングにもチョコを使っているので濃厚な味わいが口いっぱいに広がります。

いかがでしたか？アーモンドプードルはクッキーやフィナンシェなど、どんなお菓子ともよく合います。実は、スーパーの製菓コーナーで「アーモンドパウダー」として売られているのもアーモンドプードルと同じものなんです。ぜひ香ばしい風味の焼き菓子作りに、アーモンドプードルを取り入れてみてくださいね。