みずみずしい野菜のおいしさを楽しめる「野菜スティック」。気軽につまめてとてもおいしいですが、つい同じソースで食べてしまいがちですよね。そこで今回は、野菜スティックの切り方と野菜の味を引き立てるディップソースのレシピをご紹介します。みそやチーズ、梅やからしを使ったバリエーション豊かなレシピは必見ですよ!
【野菜スティック】のディップソース12選と、基本の切り方のポイント

- 目次
- 基本の切り方その1 きゅうりの拍子木切り
- 基本の切り方その2 にんじんの拍子木切り
- 基本の切り方その3 大根の拍子木切り
- 野菜スティックのおすすめレシピ
- カッテージチーズのカレー風味ディップ
- 辛子みそマヨディップで野菜スティック
- 手作りサムジャンで野菜スティック
- トマトカップでカクテルシュリンプサラダ
基本の切り方その1 きゅうりの拍子木切り
拍子木とは、堅い木でできた四角く短い2本の棒状のもの。夜回りや劇場などで使われるもので、人々に合図をしたり、注意を促したりする道具です。この拍子木のように、四角柱に素材を切る切り方が拍子木切り。短冊切りよりも厚めに切るのがポイントです。きゅうりならば、サラダやピクルスなどの漬物、和え物などに大活躍しますよ。
きゅうりのヘタを切り落としたら、5cm幅に切ります。向きを変えて1cm幅に切ったら、さらに向きを変えて1cm幅にするだけ。重ねて切る場合はきゅうりがずれないように、しっかりと指で押さえてくださいね。
基本の切り方その2 にんじんの拍子木切り
にんじんの拍子木切りも、サラダ、漬物、煮物などにおすすめ。繊維にそって平行に切るとシャキシャキした口当たりになり、サラダにぴったり。いつものきんぴらも、細切りではなく、拍子木切りにすると、食感がより楽しめて食べごたえも出ます。味噌汁の具などやわらかくしたい場合は、繊維を切るように直角に包丁を入れるとよいですよ。
きゅうりのときと同じようにヘタを取り、皮を剥いて5cmの輪切りにします。あとは切り口を下にして1cm幅に切り、さらに倒して1cm角に切っていくだけ。輪切りにしたあとに、円周部分を切り落として四角にしておくと、形が均一になり、よりきれいに仕上がります。
基本の切り方その3 大根の拍子木切り
大根の拍子木切りは、浅漬け、スープの具、サラダ、炒め物などに向いています。下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げたフライドポテトならぬ、フライド大根もおすすめです。皮の内側の部分は固いので、皮を厚めに剥いてくださいね。取り除いた皮は、きんぴらなどで無駄なくいただくのがおすすめです。
大根を5cm幅に輪切りにします。切り口を下にして1cm幅に切り、さらに繊維に沿って1cm幅の棒状にすれば完成です。拍子切りを横にして、1cm幅に切ればさいの目切りになりますよ。
野菜スティックのおすすめレシピ
野菜スティックの切り方がわかったところで、ここからはみずみずしい野菜のおいしさがより引き立つ、おすすめディップソースのレシピをご紹介します。身近な材料で作れるレシピばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
カッテージチーズのカレー風味ディップ
お子様から大人までみんな大好きなカレー味のディップです。カッテージチーズのあっさりした風味に、カレー粉でピリッとコクのある旨味をプラス。マヨネーズを加えて、まろやかでコクのある味わいに仕上げました。パプリカやセロリなどもよく合いますので、ぜひ作ってみてくださいね。
※チーズは加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますのでご注意ください。
カッテージチーズはご家庭で手作りすることもできます。材料は、牛乳と酢と塩の3つだけ!手軽にお作りいただけるので、お子様と一緒に作っても楽しいですよ。ぜひ手作りのカッテージチーズのレシピもチェックしてみてくださいね。
辛子みそマヨディップで野菜スティック
からしのツンとした辛味が効いた、ちょっぴり大人向けの一品はいかがでしょうか。白みそとマヨネーズがベースのみそマヨディップに練りからしを加えてお酒にぴったりの味わいに仕上げました。練りごまを加えることで、辛さがありながら、まろやかな味わいもお楽しみいただけますよ。練りからしの量はお好みに合わせて調節してみてくださいね。
肉厚のパプリカは、生で食べると甘みがあり、とてもおいしいですよ。ただし、あまり厚くすると口の中に皮が残ってしまうので気をつけてくださいね。種がついている白い部分も苦みがあるので、しっかり取り除きましょう。
手作りサムジャンで野菜スティック
サムジャンとは、韓国風のみそのこと。焼いたお肉を野菜で包んで食べるサムギョプサルには欠かせません。白ごまやニンニクの風味が豊かな甘辛いサムジャンは、野菜スティックとも相性抜群!コチュジャンがあれば、あとはご家庭にある材料で手軽にお作りいただけます。みそとコチュジャンの配合を変えて、お好みの味に仕上げてみてくださいね。
すべての材料を混ぜるだけなので、とっても簡単です。みその種類によって塩分量が異なるので、お好みに合わせて調節してみてくださいね。和え物や炒め物の味つけや、おにぎり、冷奴にのせてもおいしいですよ。
トマトカップでカクテルシュリンプサラダ
ディップソースをおしゃれな器に入れると食卓が華やぎますよ。こちらのレシピでは、トマトをカップに見立てて作りました。エビを添えてカクテルシュリンプにすれば、パーティーやおもてなしにも大活躍してくれますよ。赤や黄のパプリカ、きゅうり、にんじん、セロリなど、お好みの野菜とともにお召し上がりください。
ソースはマヨネーズとケチャップを合わせ、レモン汁でさわやかな酸味をプラスしました。すりおろしニンニクの香りも食欲をそそり、甘辛いスイートチリソースでちょっぴりエスニックな風味も楽しめます。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
お酒のおつまみに コンビーフディップ
コンビーフとクリームチーズの濃厚なディップソースです。クリーミーでまろやかなクリームチーズに、しっかり味のコンビーフが加わると食べごたえのある一品に。ぴりっとした黒こしょうの辛味がよいアクセントになって、お酒が進みますよ。野菜だけではなく、フランスパンやクラッカーにつけるのもおすすめ。今夜の晩酌にいかがですか。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W250℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
ディップには、しょうゆを少し入れることで味が引き締まります。お酒にぴったりの味わいなので、ぜひお試しくださいね。
スナップえんどうの味噌マヨネーズディップソース
今晩のおかずに、スナップえんどうと味噌マヨネーズディップソースはいかがでしょうか。色鮮やかなで甘みがあり、シャキシャキとした食感のスナップえんどうに、コクのあるみそマヨネーズのディップソースをつけると、とてもおいしいです。簡単に作れるので、是非食卓に添えてくださいね。
スナップえんどうは茹で過ぎず、シャキシャキの食感を残すのがおすすめですよ。このディップはいろいろとアレンジができ、スナップえんどう以外の野菜につけても、お召し上がりいただけますよ。味噌は甘味や塩味に合わせ、お好みで分量を調節してくださいね。
明太子とカッテージチーズのディップ
ほんのり桜色に色づいたディップです。かわいらしい色の正体は明太子。明太子のピリッとした辛さと塩味をクリーミーなカッテージチーズが和らげてくれます。ほかのチーズよりもさっぱりしているので、明太子の旨味も引き立ててくれますよ。バジルやパセリなどを加えると香りと彩りもよく仕上がるので、ぜひお試しくださいね。
※チーズは加熱を行わなくても食べられるものを使用しています。ご使用のチーズによっては加熱をしないと食べられないものもございますのでご注意ください。
このディップはいろいろとアレンジができます。野菜以外に、クラッカーやバゲットにつけてもおいしいですよ。
からしが効いた パクチーとクリームチーズのディップ
パクチー好きにはたまらないディップソースです。クリーミーなクリームチーズとさわやかな風味のパクチーがよく合います。ニンニクの風味が食欲をそそり、からしのツンとした辛みも効いていて、野菜がモリモリ食べられますよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
すべての材料をフードプロセッサーに入れて攪拌するだけ。さっとできるので、急な来客のときや、大人数のパーティーにも大活躍してくれますよ。エビやサーモンなどにそえると華やかな前菜に早変わり。たっぷりディップをのせてお召し上がりください。
キムチとクリームチーズのディップ
さわやかな緑色のディップの次は、オレンジ色のディップソースはいかがですか。キムチを細かく刻んでクリームチーズに混ぜ、白いりごまで香ばしさと香りをプラスしました。野菜スティックでディップするだけでなく、クラッカーにつけたりカナッペにするのもおすすめ。ちょっとだけキムチが残ってしまったときの消費にも役立つレシピです。
電子レンジは機種によって加熱時間が異なります。クリームチーズを加熱するときは、様子を見ながら少しずつ行ってくださいね。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
簡単おつまみ 3種の梅だれディップ
梅をベースにした3種類のディップです。どのディップも梅の風味を存分に楽しむことができ、みずみずしい野菜によく合います。1種類ではなく3種類のディップをささっと作って出せば、お箸が止まらなくなること間違いなし!ほかほかの白いごはんにのせて食べるのもおすすめです。さっぱりとお召し上がりいただけるので、ぜひお試しくださいね。
どれも梅を使っていますが、それぞれ風味が違います。しょうゆと鰹節で酸味を活かしたもの、砂糖とみそで甘辛く仕上げたもの、そしてクリームチーズと梅も意外にマッチしてたまらないおいしさです。調味料はお好みで加減すれば、アレンジが広がりますよ。
簡単 ガーリックハーブチーズディップ
クリームチーズ、ニンニク、ハーブミックスを混ぜた間違いない組み合わせのディップです。そのままでもおつまみとしてお召し上がりいただけます。お酒にもぴったりですよ。とてもなめらかで、ひと口食べるとハーブの風味が口いっぱいに広がります。サンドイッチに具材と一緒に挟んでもおいしいですよ。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W250℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
しっかりと混ぜ合わせたディップは野菜だけでなく、クラッカーやバゲットにもよく合うクリーミーな味わいです。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
からしがピリリ ツナのディップソース
旨味たっぷりのツナを使ったディップソースをご紹介します。酸味のあるサワークリームにツナのコクがプラスされ、飽きのこないおいしさ。からしのツンとした辛さがアクセントになって、やみつきになりますよ。わずか5分で作れるお手軽レシピなので、急なお客様のときなど、覚えておくと重宝するレシピです。
サワークリームがなければ、水切りヨーグルトで代用していただくこともできます。材料を混ぜ合わせるだけで簡単にお作りいただけますので、ぜひ作ってみてくださいね。
ディップソースをアレンジして、野菜スティックを楽しもう!
マヨネーズ、みそ、ケチャップ、クリームチーズなど、ご家庭にある調味料をさっと混ぜ合わせるだけで、さまざまな味わいのディップソースの完成です。少し余っている野菜も、野菜スティックにすればぱくぱく食べられますよ。
クラシルでは、ほかにも和洋中、エスニック風など、いろいろなディップソースをご紹介しています。ぜひ参考にしていただき、野菜スティックをより楽しんでみてくださいね。
※20歳未満の飲酒はやめましょう。
