グリンピースの栄養について知りたい！保存方法や食べ方について解説！

鮮やかな緑色が目を引く「グリンピース」。生のグリンピースは風味豊かで甘みがあり、旬の季節を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。この記事では、グリンピースの栄養や保存方法、おいしい食べ方などについてご紹介します。グリンピースを使ったおいしいレシピも必見ですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

グリンピースとは、マメ科エンドウ属に分類されるえんどう豆の仲間です。えんどう豆には、熟する前のやわらかな豆だけを食用とする「実えんどう」と、豆が大きくなる前の若いうちに収穫してさやごと食べる「さやえんどう」があります。グリンピースは「実えんどう」のひとつで、日本では明治時代に食用として一般的に食べられるようになりました。

ちなみに、さやが肉厚のスナップえんどうは、グリンピースをさやごと食べられるように品種改良したものなんですよ。

グリンピースの旬は、春先から初夏までです。缶詰や冷凍品もあり、ハウス栽培もされているので通年流通していますが、露地物のフレッシュなおいしさは格別！旬のものは香りが強く甘みがあり、ほっくりとした食感が楽しめますよ。

ここで、グリンピース100g当りの栄養をご紹介します。

・エネルギー…76kcal
・たんぱく質…6.9g
・脂質…0.4g
・炭水化物…15.3g
・食物繊維…7.7g
・糖質…7.6g

マメ科のグリンピースは、野菜の中ではたんぱく質が多く含まれています。また、食物繊維も含まれていて、そのほとんどが不溶性食物繊維です。

旬のグリンピースの香りと甘みを楽しむなら、シンプルな調理法でいただくのがおすすめです。定番の豆ごはんをはじめ、卵とじ、スープ、かき揚げなど、さまざまな料理で味わってみてくださいね。

グリンピースは乾燥に弱く、あまり日持ちしません。乾燥を防ぐためには、さやのままポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。さやから出したグリンピースは、なるべく早く召し上がってくださいね。

ここで、グリンピースをおいしく食べるレシピをご紹介します。素材の味を楽しめるレシピばかりですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ほっこりやさしい味わいの、グリンピースの含め煮をご紹介します。さやから取り出したグリンピースを下ゆでし、甘めの和風だしでさっと煮るだけの簡単レシピ。ゆで汁につけたままゆっくりと粗熱を取ることで、しわが寄らずにきれいに仕上がりますよ。

おつまみにぴったり！グリンピースのペペロンチーノ風はいかがでしょうか。甘みのあるグリンピースに、ピリッと辛い鷹の爪とニンニクの風味がアクセントになって食欲をそそりますよ。ぱぱっと作れるので、すぐに呑みたい日の一品にぜひお試しくださいね。

グリンピースにじゃがいもを合わせた、濃厚な味わいのポタージュです。鶏ガラスープの素をベースに生クリームと白みそを加えることで、コクのある仕上がりに。薄いグリーンの色味もきれいなので、食卓が華やぎますよ。

グリンピースのおいしさを堪能できる、シンプルなポタージュスープです。バターのコクと塩のみの味つけがグリンピースの甘みと特有の風味を引き立てて、クセになる味わいですよ。さらりとした口当たりで、パンにもごはんにもよく合います。

グリンピースの鮮やかな色合いが映える、豚肉シュウマイを作ってみませんか。ジューシーで旨味たっぷりの豚ひき肉に、グリンピースのほっくりとした食感と甘みがアクセントになりますよ。お酒のお供にもおすすめの一品です。

ほっとする味わいの、グリンピースの卵とじをご紹介します。ふわとろの卵にグリンピースの食感と風味がアクセントになって、お箸がすすむ一品です。レシピでは水煮を使用していますが、生のグリンピースを使えばよりおいしく仕上がります。

甘辛味でごはんによく合う、厚揚げとグリンピースのそぼろ煮のレシピです。とろみのあるそぼろあんが、甘みのあるグリンピースと相性抜群の組み合わせ。厚揚げにしっかりと味が染みて、食べ応えのある一品に仕上がりますよ。

ボリューム満点！かに玉のもやしあんかけはいかがでしょうか。ふわっとしたかに玉に、グリンピースともやしを入れたあんかけをたっぷりとかけて、満足感のあるおかずに。ごはんにのせて天津飯にしてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。

グリンピースが鮮やかな、たらこ入りのオムレツのご紹介です。たらこの旨味と塩気がグリンピースの甘みとよく合い、意外な組み合わせですがおいしく仕上がりますよ。朝ごはんやランチに、ぜひ作ってみてくださいね。

高野豆腐とグリンピースの卵とじのご紹介です。煮汁の旨味がたっぷりと染みこんだ高野豆腐とグリンピースの食感がおいしい、ごはんのお供にぴったりな一品です。水煮を使って簡単に作ることができるので、今夜のおかずにいかがでしょうか。ぜひ、お試しくださいね。

定番の豆ごはんをアレンジ！グリンピースにちりめんじゃこを合わせて、混ぜご飯にしました。ちりめんじゃこの塩気とオリーブオイルの風味で、グリンピースの香りと甘みが引き立ちますよ。旬の味をぜひ楽しんでみてくださいね。

えんどう豆の仲間であるグリンピースは、たんぱく質や食物繊維が含まれる栄養価の高い食材です。フレッシュなグリンピースは、香りがよく甘みがあって、ほっくりとした食感が楽しめます。春先からお店に並び始めますので、店頭で見かけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。