最終更新日 2023.3.30

【昆布茶】の活用レシピ13選!パスタにも漬物にも活躍

【昆布茶】の活用レシピ13選!パスタにも漬物にも活躍

昆布を乾燥させ、細かく刻んだり粉末状にしたものに、お湯を注いで飲む「昆布茶」。そのまま飲んでもおいしい昆布茶ですが、実は万能調味料としても活用することがます。今回は、そんな「昆布茶」を使ったパスタやお茶漬け、郷土料理のアレンジレシピまで、幅広くご紹介します。簡単なものばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

  • 目次
  • 昆布茶を使った漬物レシピ
  • キャベツときゅうりの即席漬け
  • 昆布茶で簡単 大根のお漬け物
  • 昆布茶で作るパスタレシピ
  • エリンギとベーコンのワンパン和風パスタ
  • 香味野菜ときのこの和風パスタ
  • 柚子香る!昆布茶で作る水菜ペペロンチーノ
  • 献立に役立つ昆布茶レシピ

昆布茶を使った漬物レシピ

まずは、昆布茶を使った漬物レシピをご紹介します。昆布茶の旨味が効いた味わいがクセになりますよ。ぜひあと一品欲しいときに作ってみてくださいね。

キャベツときゅうりの即席漬け

味付けは昆布茶のみ!とっても簡単に作れる、キャベツときゅうりの即席漬けです。昆布茶のうま味が野菜にしっかりと染み込んだ即席漬けは、箸休めにもぴったりですよ。昆布茶さえ常備しておけば、お好みの野菜で手軽に作れるので、ぜひお試しくださいね。

調理はポリ袋を使用すれば、手を汚さずに手軽に作れます。切った野菜と昆布茶をポリ袋に入れたら、よく揉みこんでくださいね。味がしっかりと染み込みますよ。

昆布茶で簡単 大根のお漬け物

昆布茶で簡単にお作りいただける、大根のお漬物です。大根を切って漬けるだけの簡単なお漬物で、大根を大量消費したい時にも重宝します。鷹の爪のピリッとした風味がアクセントになり、口の中がさっぱりとするので、箸休めにぴったりですよ。

いちょう切りにした大根は、塩をまぶしてよく揉みこんでから10分ほど置いてください。水気が出てくるので、キッチンペーパー等でしっかりとふき取ってから調味料と和えましょう。水気をとることで、味がしっかりと染み込みますよ。

昆布茶で作るパスタレシピ

続いて、昆布茶のやさしい味わいがおいしい和風パスタのレシピをご紹介します。簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

エリンギとベーコンのワンパン和風パスタ

エリンギとベーコンの和風パスタはいかがでしょうか。具材のうま味がパスタに馴染み、昆布茶が効いたソースが全体を引き締めます。エリンギの食感も楽しいですよ。フライパン一つで手軽に作れて、後片付けの手間も少ないので、手早く作りたいランチにおすすめです。

パスタはまず、水と昆布茶、料理酒で煮込み、パスタが柔らかくなって汁気がなくなってきてから、薄口醤油を加えて味を整えてくださいね。

香味野菜ときのこの和風パスタ

和風パスタといえば、きのこの入ったパスタを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?こちらのレシピでは、定番のきのこパスタを昆布茶で味付けし、梅肉やみょうが、大葉を加えてさっぱりと仕上げました。香味野菜の風味と梅肉の酸味で、箸が止まらないおいしさですよ。

パスタをゆでたら、電子レンジで加熱したソースと具材を馴染ませるだけ!洗い物も少なく済むのでお手軽です。昆布茶のおかげで簡単に味が決まるのも嬉しいですね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

柚子香る!昆布茶で作る水菜ペペロンチーノ

ゆずの風味がふんわりと香る、水菜のペペロンチーノはいかがでしょうか?味付けを昆布茶のみで仕上げることで、ゆずの風味が引き立った絶品パスタになりますよ。水菜のシャキシャキ感も楽しめるレシピです。

おいしく作るポイントは、ずばり「乳化」。オリーブオイルでニンニクを炒め、香りが立ったらスパゲティのゆで汁を加えます。弱火で5分ほど煮て、乳化させてくださいね。このひと手間で、とってもおいしいペペロンチーノソースに仕上がりますよ。

献立に役立つ昆布茶レシピ

続いて、昆布茶を使った献立に役立つレシピをご紹介します。スープや炒め物、天ぷらなどさまざまな料理に活躍しますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

昆布茶で春菊としいたけのあっさりスープ

次にご紹介するのは、昆布茶を使用した和風スープです。鍋で余りがちな春菊としいたけを使って、あっさりとした味わいのスープに仕上げました。昆布茶と鶏がら、しいたけから出る出汁で、さっぱりとしながらも味わい深い仕上がりですよ。

石づきを切り落としたしいたけは、水から入れて火にかけることがポイントです!そうすることで、しいたけのおいしい出汁がしっかりと出ますよ。

昆布茶で食べる 柔らかカブの天ぷら

昆布茶の意外な使い方をご紹介します。こちらは塩の代わりに昆布茶をつけていただく、カブの天ぷらです。揚げて柔らかくなったカブとうま味たっぷりの昆布茶、酸味のあるレモンは絶妙のバランスですよ。天ぷらはいつも塩や天つゆで食べるという方も、ぜひ一度お試しくださいね。

カブに天ぷら粉をまぶしてから衣をつけると、衣が剥がれずにキレイに仕上がります。ポリ袋に入れてまぶすことで、手も汚さずに調理できますよ。

昆布茶で ペペロンチーノ風きのこのおつまみ

きのこ好きな方にはたまらない、ペペロンチーノ風きのこ炒めです。ニンニクとオリーブオイルの味付けに和風の昆布茶が入ることで、きのこのうま味がより引き立つ一品に。一度食べるとやみつきになりますよ。

味付けには昆布茶のほかに、めんつゆを少量加えることで、全体のうま味が引き締まり、味のバランスもよくなりますよ。

昆布茶を使ったお茶漬けレシピ

最後に、昆布茶をつかったお茶漬けレシピをご紹介します。ほっこりやさしい味わいは朝ごはんや夜食にぴったり。ぜひチェックしてみてくださいね。

うずみ鯛めし茶漬け

うずみ鯛めし茶漬けのご紹介です。うずみとは、江戸の贅沢な食事が禁止されていた時代に、具をごはんで隠しながら食べたことが始まりとされる郷土料理のこと。こちらのレシピでは、福山市名産の鯛を使って、うずみをアレンジしたお茶漬けに仕上げました。

いりこ出汁に昆布茶を少量加えることで、鯛のうま味がより引き出されますよ。いりこ出汁は下処理後、水に30分ほど漬けてから5分火にかけて、キッチンペーパー等で濾してから使用してくださいね。

おうちで食べよう お手軽ひつまぶし

お次にご紹介するのも、昆布茶を使った郷土料理のアレンジレシピです。愛知県名古屋市のご当地料理の「ひつまぶし」は、ウナギのかば焼きをごはんの上にのせたもの。一杯目はそのまま、二杯目は刻みネギや海苔などの薬味を加えて、三杯目は煎茶や出汁をかけていただく料理です。今回は出汁の代わりに、手軽に使える昆布茶で代用しました。

ウナギを温めるときは、焦げ付かず中までふっくらと火が通るように、アルミホイルを使用しましょう。はじめにアルミホイルをかぶせて2分、途中アルミホイルをとって様子を見ながら2分ほど加熱してくださいね。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

土鍋で作る!七草粥

こちらは、梅昆布茶を使って優しい味わいに仕上げた七草がゆです。七草がゆとは、1年の無病息災と五穀豊穣を祝って、1月7日の朝にいただく日本の行事食です。7種類の若葉とおかゆの優しい味わいは、ごちそう続きの年末年始で疲れた胃腸にも優しく染み渡りますよ。

ごはんと水を土鍋に入れて火にかけ、沸騰してから梅昆布茶と塩を加えさらに10分煮ましょう。土鍋でご飯を炊く場合は、吹きこぼれやすいので、蓋をずらしたり火加減を調節したりしてくださいね。

小腹すいたときにぴったり!昆布茶の焼きおにぎり明太茶漬け

ちょっと小腹がすいた時や夜食におすすめの、焼きおにぎり明太茶漬けのご紹介です。お茶漬けの素がなくても、昆布茶さえ常備しておけば、食べたい時に手軽に作ることが出来ますよ。焼きおにぎりには昆布茶やしょうゆで味をつけ、さらに塩気のある明太子をのせるので、お湯を注ぐだけでおいしいお茶漬けの出来上がりです。

ごはんは、必ず温かいごはんを使ってくださいね。冷たいごはんだと調味料が混ざらず、上手く握れません。フライパンで両面に焦げ色がつくまで焼くと、香ばしい焼きおにぎりに仕上がりますよ。

たっぷり薬味のあっさり昆布茶茶漬け

最後にご紹介するのも、昆布茶を使ったお茶漬けのレシピ。こちらは薬味をたっぷりと入れて仕上げた昆布茶茶漬けです。みょうがや生姜、大葉の風味でさっぱりと仕上げているので、食欲の無い時でもサラサラっと召し上がれますよ。

みじん切りにしたみょうがは、すりおろした生姜と合わせることで、風味がより引き立ちますよ。お好みで薬味の量を調節してくださいね。

常備しておけば活躍する昆布茶でアレンジ!

いかがでしたか?そのまま飲んでもおいしい昆布茶ですが、調味料としてもさまざまな料理で活躍してくれるんですね。常備しておけば、漬物やお茶漬けなどを作る際にも大変重宝しますよ。ぜひ毎日の献立作りの参考にしてみてくださいね。

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