最終更新日 2024.1.18

ブロッコリーの冷凍方法を徹底検証!専門家が教えるポイントや解凍のコツ

ブロッコリーの冷凍方法を徹底検証!専門家が教えるポイントや解凍のコツ

色鮮やかで、特有の食感が楽しい「ブロッコリー」。使い勝手がよいので、上手に保存して活用したいですよね。この記事では、ブロッコリーの冷凍保存方法を検証します。クラシルの管理栄養士がおすすめする冷凍保存方法に加え、解凍方法や保存のポイントもご紹介!ブロッコリーを使った簡単おかずレシピも必見ですよ。

  • 目次
  • さっそく検証スタート!
  • ①生のまま冷凍する方法
  • ②ゆでてから冷凍する方法
  • 実際に調理してみた!おすすめの調理方法は…
  • ①生のまま冷凍したブロッコリーを調理
  • ②ゆでてから冷凍したブロッコリーを調理
  • おいしいブロッコリーレシピをご紹介!
  • ブロッコリーとベーコンの粒マスタード炒め

さっそく検証スタート!

今回は以下の2つの方法でブロッコリーを冷凍し、調理のしやすさや食感などを検証していきます。

①生のまま冷凍

②ゆでてから冷凍

ブロッコリーを冷凍するときは、以下の2点に気をつけるのがポイントです。ちょっとしたひと手間でブロッコリーの風味を損なわずに冷凍できますよ。

  • 水気が残っていると解凍後に水っぽくなったり、ブロッコリー同士がくっついて使いにくくなるので、水気をしっかりと拭き取ってから冷凍する

  • 金属性のバットなどにのせて冷凍すると短時間で冷凍することができ、よりおいしく冷凍できる

また、ブロッコリーをカットするときのポイントはこちらの記事をチェックしてみてくださいね。

意外と知らない!ブロッコリーの“切り方のコツ”を詳しく解説

①生のまま冷凍する方法

まずは、生のまま冷凍する方法をご紹介します。下ごしらえが楽で、時間がないときでも試しやすい方法です。

ブロッコリーを小房に切り分けてよく洗います。

しっかりと水気を拭き取ってジッパー付き保存袋に入れ、なるべく平らにして冷凍庫に入れて保存します。

②ゆでてから冷凍する方法

次に、ゆでてから冷凍する方法をご紹介します。

沸騰したお湯に塩を加え、小房に切り分けてよく洗ったブロッコリーをゆでます。

ゆで時間は、小さめに切ったときは1分半、大きめに切ったときは2分半くらいが目安です。ゆですぎると解凍後の食感が悪く、水っぽい仕上がりになってしまうため、通常のゆで時間よりも短めにゆでるのがポイントですよ。

ゆであがったらザルにとって冷まします。

しっかりと水気を拭き取ってジッパー付き保存袋に入れ、なるべく平らにして冷凍庫で保存します。

実際に調理してみた!おすすめの調理方法は…

今回は、冷凍ブロッコリーを使って実際に炒め物を作ってみました。冷凍ブロッコリーは、解凍すると水分が出て食感も落ちてしまうので、凍ったまま料理に加えるのがおいしくいただくためのポイントです。レシピは記事の後半でご紹介しているので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。

①生のまま冷凍したブロッコリーを調理

まずは、生のまま冷凍したブロッコリーを調理します。

フライパンに冷凍ブロッコリーを入れてから、食べられる状態になるまでの炒め時間は約7分でした。解凍されてから火を通す必要があるので、少し時間がかかります。

調理後はブロッコリーのシャキシャキとした食感がしっかりと残っていました。水っぽさはほとんどなく、ブロッコリーの風味もあっておいしく食べることができましたよ。ブロッコリーの食感や風味をしっかりと味わいたいときは、生のまま冷凍するのがおすすめです。

②ゆでてから冷凍したブロッコリーを調理

続いて、ゆでてから冷凍したブロッコリーを調理してみます!

フライパンに冷凍ブロッコリーを入れてから、食べられる状態になるまでの炒め時間は約3分でした。解凍されれば食べられる状態なので、調理時間の短縮ができるのがうれしいポイントです。

調理後はやわらかく仕上がりますが、ほどよく食感も残っていました。生のまま冷凍したものと比べると、ブロッコリーの風味は弱めでしたが、水っぽさはなくおいしく食べられました。やわらかい仕上がりにしたいときは、ゆでてから冷凍するのがおすすめです。お子さまも食べやすい食感ですよ。

今回は炒めもので検証しましたが、冷凍ブロッコリーはスープ、煮込み料理などにも使えます。一方、食感を楽しみたいサラダなどに入れるのにはあまり向いていません。

ぜひ、お好みの食感に合わせて、今回ご紹介したブロッコリーの冷凍方法を試してみてくださいね!

おいしいブロッコリーレシピをご紹介!

ここからは、ブロッコリーを使ったおいしいおかずレシピをご紹介します。検証でもご紹介したブロッコリーのぺペロン炒めやオイスター炒めなど、覚えておくと重宝するお手軽おかずレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

ブロッコリーとベーコンの粒マスタード炒め

ブロッコリーの食感とベーコンの旨味が相性抜群の、粒マスタード炒めです。ほどよく食感が残ったブロッコリーにベーコンの塩気がよく合い、ピリッと辛い粒マスタードがアクセントになっています。厚切りベーコンのジューシーな味わいがお酒のおつまみにぴったりの一品ですよ。

ブロッコリーとウインナーのオイスター炒め

ブロッコリーとウインナーのオイスター炒めはいかがでしょうか。ほどよく食感が残るブロッコリーとしっかり炒めた甘い玉ねぎにオイスターソースが絡み、濃いめの味つけでごはんがどんどん進む一品です。ニンニクとごま油の香りが食欲をそそりますよ。

お手軽 ブロッコリーのペペロン炒め

あと一品ほしいときにおすすめ!お手軽ブロッコリーのぺペロン炒めのレシピをご紹介します。ベーコンの旨味とニンニクの香り、唐辛子のピリッとした辛味が相性抜群で、箸が止まらなくなりますよ。お酒にもよく合う味つけで、おつまみにもおすすめの一品です。ご家庭によくある調味料で簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

ブロッコリーとエビのピリ辛コチュジャン炒め

ピリ辛のおかずがほしいときにはこれがおすすめ!ブロッコリーとエビのコチュジャン炒めを作ってみませんか。甘辛いコチュジャンの風味とニンニクの香りが食欲をそそり、ついついごはんをおかわりしたくなる一品です。歯ごたえのあるブロッコリーと、プリプリのエビの食感も相性抜群で、ボリューム満点のおかずになりますよ。

アボカドとブロッコリーのゴロゴロたまごサラダ

大振りの具材がゴロゴロ入った、たっぷり食べごたえのあるサラダのご紹介です。いろどりも良く、おもてなしやパーティー料理などにもおすすめです。お好みでチーズなどを入れてもおいしくお召し上がりいただけますよ。

鶏ささみとブロッコリーのクリーム煮

ほっとするやさしい味わい!鶏ささみとブロッコリーのクリーム煮はいかがでしょうか。一口大に切った鶏ささみとブロッコリーを、生クリーム入りのまろやかなクリーム煮に仕上げました。さっと短時間で加熱することで、ブロッコリーの食感をしっかりと残すのがおいしさのポイントです。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

おいしいブロッコリーのおかずはいかが?

いかがでしたか?今回はブロッコリーの冷凍方法を検証しました。目的に合った冷凍方法を選ぶことで、ご家庭でのブロッコリー料理がもっとおいしくお楽しみいただけますよ。おすすめレシピと合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね。

監修:クラシル 管理栄養士 樺沢風音

こちらもおすすめ
大量消費におすすめ ブロッコリーレシピ おすすめの50選を紹介
大量消費におすすめ ブロッコリーレシピ おすすめの50選を紹介
たくさんブロッコリーを食べたい!そんなときにおすすめのレシピをピックアップしました。こどももよろこぶチーズ焼きや、簡単に作れるサラダなど、いろいろなアレンジレシピをご紹介しています。主菜から主食、副菜まで幅広くご紹介しているので、ぜひ献立の参考にしてみてくださいね。
2024.1.24 最終更新
こちらもおすすめ
ブロッコリーの保存方法|長持ちのコツ|食感と色味をキープ
ゆでてそのまま食べたり、サラダに入れたり、スープの具にしたりと、幅広く活躍してくれる「ブロッコリー」。今回は、ブロッコリーの保存方法についてご紹介します。正しく保存することで、鮮やかな緑色と歯ごたえを長持ちさせることができますよ。冷蔵・冷凍どちらの方法もご紹介していますので、ぜひお試しくださいね。
ブロッコリーの保存方法|長持ちのコツ|食感と色味をキープ
2024.1.18 最終更新

人気のカテゴリ