「とんかつ」に合う付け合わせとは？副菜から汁物までレシピをご紹介

揚げ物の中でも人気のあるメニューの一つ「とんかつ」。キャベツの千切りが添えてあるイメージを持っている方が多いかと思いますが、おうちでとんかつを作るときには、どんなおかずを組み合わせたらいいでしょうか。この記事では、とんかつの作り方や、とんかつの献立に合う副菜と汁物のレシピをご紹介します。

「とんかつ」とは、豚肉に小麦粉や卵、パン粉などで衣をつけ、油で揚げた料理のことです。豚ヒレ肉を使うと「ひれかつ」、豚ロース肉を使うと「ロースかつ」とも呼びますよね。

「かつ」とは「カツレツ」を略したもので、フランス語の「cotelette（コートレット）」の英訳「cutlet（カットレット）」が語源だといわれています。コートレットとは、仔牛や豚、羊などの骨付き肉、またはそれらを使った料理のことを指し、コートレットを真似て日本人の口に合うようにアレンジされたものがカツレツでした。そして、豚の音読み「トン」と「cutlet（カットレット）」が由来となってとんかつと呼ばれるようになったのです。

食べごたえがあって、ごはんにもよく合うとんかつは、がっつり食べたいときにもぴったりのメニューですよね。ここでは、とんかつのレシピをご紹介します。

サクサクの衣がとってもおいしい、ロースカツのご紹介です。豚ロース肉は筋切りをして麺棒で叩いてから衣をつけました。お肉がやわらかくなり噛みやすく、ジューシーな旨味が口の中に広がりますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

揚げ物であるとんかつには、さっぱりとした副菜を組み合わせるとバランスがいい献立になりますよ。ここでは、パパッと作れるにんじんといんげんの胡麻和えや、粒マスタードを使ったキャベツとりんごのサラダなど、とんかつに合う副菜のおすすめレシピをご紹介します。

粒マスタードがいいアクセントに！キャベツとりんごのサラダはいかがでしょうか。シャキシャキとした歯ごたえや、ほんのりとしたりんごの甘みがとってもおいしいですよ。りんごは皮つきのまま使うと彩りよく仕上がります。ぜひお試しくださいね。

とっても簡単！さっぱり酢キャベツのご紹介です。クミンシードの風味で酢キャベツがよりさっぱりとした味わいに仕上がり、とんかつの副菜にぴったりです。キャベツに調味料をなじませる待ち時間の間にとんかつを作ることもでき、時短にもなりますよ。

余った大根の消費にも！大根のかつお節サラダを作ってみましょう。かつお節の旨味とごま油の香ばしい風味で、箸が止まらないおいしさですよ。ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

ポリポリとしたごぼうの歯ごたえがたまらない、ちくわとごぼうのピリ辛きんぴらをご紹介します。一味唐辛子を効かせたしっかりとした味つけで、ごはんがモリモリ進みますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

シンプルな材料で！小松菜としらすのおろし和えを作ってみましょう。塩ゆでした小松菜に、刻んだ梅干しとしらす、大根おろしを和えました。味つけのための調味料は加えていませんが、梅干しとしらすの塩気でおいしく召し上がれますよ。

あと一品ほしいときの副菜におすすめの「にんじんといんげんの胡麻和え」をご紹介します。にんじんの甘みと香ばしいごまの風味がとってもおいしいですよ。電子レンジを使ってパパッと作ることができるので、ぜひお試しくださいね。

次に、とんかつに合う汁物のおすすめレシピをご紹介します。やさしい味わいのふんわり卵のお味噌汁や、コク深い赤だしの味噌汁など、絶品レシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

きのこの旨味たっぷり！きのこと豆腐のお味噌汁を作ってみましょう。今回はしめじとしいたけを使いましたが、えのきやまいたけなど、お好みのきのこを使ってもおいしくお作りいただけますよ。ぜひお試しくださいね。

具材のふわふわとした食感がおいしい、卵のお味噌汁のご紹介です。絹ごし豆腐と木綿豆腐、どちらを使ってもお作りいただけます。クセのないやさしい味わいで、とんかつの献立にぴったりですよ。

具だくさんで食べごたえもある、長ねぎと油揚げのお味噌汁はいかがでしょうか。油揚げのコクと、長ねぎのほっとする味わいで、どんな料理にも合わせやすいお味噌汁です。ぜひ作ってみてくださいね。

なめこのつるっとしたのど越しがおいしい、赤だしの味噌汁を作ってみましょう。具材のなめこをさっとひと煮立ちさせて味つけをするだけなのでとっても簡単ですよ。赤だしのコク深い味わいで、満足感のある一杯です。

今回は、とんかつの作り方や、とんかつに合う副菜や汁物のレシピをご紹介しました。食べ応えのあるとんかつには、箸休めになるような副菜や汁物を組み合わせると最後までおいしく食事を楽しめそうですね。今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ作ってみてくださいね。

クラシルでは、とんかつに合う副菜や汁物のレシピをほかにもご紹介しています。そちらも、ぜひ参考にしてみてください。