ピートロとは？味や部位の特徴、おいしく食べられるレシピもご紹介！

焼肉店で人気の高い「ピートロ」。ジューシーで旨味のある部位ですが、どんなお肉なのかご存じでしょうか。この記事では、ピートロの特徴や豚トロとの違い、おいしい食べ方などについて解説します。ピートロを使ったレシピもバリエーション豊富にピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ピートロとは、豚の頬からネック（首）の部位のことです。英語で豚を表すporkの頭文字の「P（ピー）」と、マグロの「トロ」のイメージを組み合わせから「ピートロ」と呼ばれるようになったとされています。また、別名「豚トロ」とも呼ばれます。

ピートロは、その名のとおり、マグロのトロのようにサシが入っています。脂身が多い部位ですが、豚の脂がもつ甘みが味わえますよ。特有のシャキシャキとした食感がある一方で、口に入れるととろけるような味わいも楽しめます。

一頭からわずか300gほどしか取れない希少部位で、焼肉店でも人気のメニューになっています。

ピートロは、ロースやももなど、ほかの部位に比べて脂質が多いお肉です。旨味たっぷりでジューシーな味わいが楽しめますよ。シャキシャキとした歯応えはピートロ特有のものなので、ぜひ食感の違いも味わってみてくださいね。

脂身が多く旨味のあるピートロは、まずはシンプルに焼肉で食べるのがおすすめです。脂が気になる方は、カリッとするまでよく焼いて余分な脂を落として食べるとよいですね。塩を振ってレモンを添えると、さっぱりとしておいしいですよ。わさびやゆず胡椒、ブラックペッパーなど、ピリッと辛い薬味やスパイスもよく合います。

焼いて甘辛く味つけしてから、ごはんにのせて丼にするのもおすすめ。キャベツやニラなどの野菜と炒めれば、野菜にピートロの旨味がなじんでとてもおいしいですよ。

ここで、ピートロを使ったおいしいレシピをご紹介します。どれもボリューム満点で食欲をそそるレシピばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ボリューム満点！豚トロ丼をご紹介します。旨味たっぷりの豚トロと、加熱して甘みが増した玉ねぎが相性抜群の組み合わせ。めんつゆを使った甘辛い味つけで、ごはんがすすみますよ。しっかり食べたい日のランチにおすすめです。

ガーリックの風味がたまらない、豚トロとキャベツの炒め物はいかがでしょうか。ニンニクの風味とレモンの爽やかな酸味がアクセントになり、お箸が止まらないおいしさ。フライパンひとつで簡単に作れるので、ぜひお試しくださいね。

こんがり焼いた豚トロをワサビネギ塩だれでいただく、シンプルなレシピです。とろけるような食感の豚トロに、ツンと辛いわさびの風味がよく合いますよ。ごはんのお供にはもちろん、おつまみにもおすすめですよ。

豚トロにパプリカを合わせて炒めた、色鮮やかな一品です。レモンの酸味とシャキシャキの水菜で、豚トロがさっぱりと食べられますよ。材料を切って炒めるだけでぱぱっと作れるので、忙しい日のメインにいかがでしょうか。

豚トロとキャベツを、さっぱりとしたトマト味で炒めました。トマトの程よい酸味と爽やかなバジルの風味が、ジューシーな豚トロのおいしさを引き立てますよ。豚トロをひと味違う食べ方でいただきたいときにおすすめの一品です。

おつまみにぴったり！豚トロ炒めの香味野菜のせのご紹介です。炒めた豚トロをポン酢で味つけし、香りのよい大葉とミョウガをたっぷりとのせました。さっぱりとした味わいながら食べ応えもあり、お箸がすすみますよ。

豚トロとキャベツの塩麹炒めを作ってみませんか。塩麹にニンニクの風味とピリッと辛い黒こしょうを効かせた味つけが、旨味たっぷりの豚トロによく合いますよ。豚トロ特有のシャキシャキした食感も楽しめる一品です。

豚トロとゴーヤの炒め物のレシピです。甘みのある豚トロとほろ苦いゴーヤ、ふんわり卵が絶妙な組み合わせで、あと引くおいしさですよ。彩りがよくボリュームもあるので、今日のおかずにいかがでしょうか。

フライパンひとつで簡単！ニラと豚トロの塩炒めをご紹介します。ジューシーな豚トロにニラの風味と香ばしいごま油の香りが加わり、やみつき必至の味わい。少ない材料でぱぱっと作れるので、ぜひお試しくださいね。

豚トロに空心菜を合わせた炒め物のレシピのご紹介です。ポン酢と梅肉の酸味で、脂の多い豚トロを食べやすく、さっぱりとした味わいに仕上げました。空心菜のシャキシャキとした食感も楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。

いかがでしたか。ピートロがどんなお肉なのかお分かりいただけたでしょうか。ピートロは、一頭の豚からわずかしか取れない、希少な部位です。豚の脂の甘みと、特有の歯ごたえが楽しめますので、ぜひさまざまな料理で味わってみてくださいね。