最終更新日 2023.6.8

ヤングコーンの活用法はこれで決まり!おすすめレシピもご紹介

ヤングコーンの活用法はこれで決まり!おすすめレシピもご紹介

とうもろこしを若採りした「ヤングコーン」は、小さくて可愛らしい見た目とほのかな甘み、ざっくりとした食感が人気の野菜です。炒め物やサラダなどに使うことが多いですが、それ以外の活用方法やどんな野菜なのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はヤングコーンの特徴や使い方について解説します。ヤングコーンは、炒め物やサラダだけでなく、実はいろいろな活用法があるんです!おつまみにぴったりな肉巻きや電子レンジで作れるスープなど、簡単に作れるおすすめレシピもご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

  • 目次
  • ヤングコーンとは
  • ヤングコーンの味と食感
  • ヤングコーンの活用法
  • ヤングコーンを使ったおすすめレシピ
  • オクラとヤングコーンのガーリック炒め
  • 揚げ焼きヤングコーンのカレー粉和え
  • ヤングコーンとベーコンの炊き込みごはん
  • ヤングコーンと厚揚げのオイマヨ炒め

ヤングコーンとは

ヤングコーンはイネ科トウモロコシ属の植物で、中央アメリカが原産地です。別名、ベビーコーンやミニコーンと呼ばれることもあり、夏に出回るスイートコーンの幼花で、名前のとおり若採りしたとうもろこしを指します。太さは1cmほどで、長さは5~6cmほどと小さいサイズです。

とうもろこしは弾ける粒の食感と甘味が魅力で、大人にも子どもにも人気がある野菜なのに、なぜ若採りする必要があるのでしょうか?

とうもろこしは通常、1本の株から1~2本の実を収穫しますが、2本以上実がつくことも少なくありません。その場合は余分な実を間引き(摘果)する必要があります。間引きすることで栄養が分散するのを防ぎ、大きくて甘みの強いとうもろこしを育てることができるのだそうです。そして、この間引きされたとうもろこしが「ヤングコーン」として流通しています。

ヤングコーンは加熱済みのものであれば通年購入することができて、スーパーなどでは缶詰やパックの状態で販売されていることが多いです。しかし、近年では生のヤングコーンが販売されることも増えてきました。
スイートコーンなどのとうもろこしは6~9月が旬ですが、若採りされるヤングコーンの旬はそれよりも早い5~6月。初夏になるとスーパーや八百屋さんなどの店頭に、皮の付いた生のヤングコーンが並びはじめるので探してみてくださいね。

ヤングコーンの味と食感

ヤングコーンはざっくりとした食感で、シャキシャキとした歯ごたえのよさが特徴です。ほのかに甘く、加熱するとさらに甘みが増します。とくに生のものは甘みが強く、みずみずしいフレッシュな味わいを楽しめますよ。

一般的にとうもろこしの芯は固くて食べることができませんが、ヤングコーンの芯はとてもやわらかいため、すべて食べることができます。また、皮をむくとひげがたくさん付いていますが、そのひげもやわらかく、ほんのり甘みがあり、おいしくいただけますよ。

ヤングコーンの活用法

彩りや食感のよさを活かして、サラダや中華料理などに使われることが多いヤングコーンですが、クセが少ないのでさまざまな料理にして楽しむことができます。ゆでてそのまま食べるのもおすすめですが、煮物や炒めもの、和え物などにするほか、天ぷらやフライなど揚げ物にしてもおいしいですよ!まるごと使ってインパクトのある見た目に仕上げたり、食べやすい大きさにカットして使われます。

生のヤングコーンは皮をむいてから加熱しましょう。下ゆでするほか、そのまま焼いて食べたり、炒めて食べる方法もあります。
下ゆでしてスープや炊き込みごはんなどに使う場合は沸騰したお湯で3~4分ほどゆでて冷まします。風味を逃さないため、皮付きのままゆでるのがポイントです。ひげをゆでる場合は、沸騰したお湯で1分ほど。
加熱料理に使う場合は、下ゆでせずそのまま料理に使うことができます。

ヤングコーンを使ったおすすめレシピ

ヤングコーンの特徴がわかったところで、ここからはヤングコーンの持ち味を活かしたレシピをご紹介します。サラダやスープのほか、和え物や炒め物など、さまざまなレシピをピックアップしました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

オクラとヤングコーンのガーリック炒め

彩りも美しいオクラとヤングコーンのガーリック炒めです。シャキシャキとしたヤングコーンとネバネバとしたオクラの食感の違いを楽しめます。味つけはオリーブオイルと塩だけ。ニンニクの香りと鷹の爪のピリッとした辛味が効いているので、それだけでも十分おいしく仕上がりますよ。シンプルな味つけだからこそ、ヤングコーンのおいしさが際立つ一品です。

揚げ焼きヤングコーンのカレー粉和え

おつまみにぴったり!揚げ焼きヤングコーンのカレー粉和えのレシピです。こんがり揚げ焼きにしたヤングコーンに、カレー粉と塩、黒胡椒をまぶしました。ほんのり甘いヤングコーンとカレー粉のスパイシーな風味が意外なほどよく合い、クセになる味わいです。

ヤングコーンとベーコンの炊き込みごはん

ヤングコーンを使って洋風炊き込みごはんを作ってみませんか?ヤングコーンと玉ねぎの甘みに、ベーコンやバターのコクがマッチして、お箸が止まらなくなるおいしさですよ!小口切りにしたヤングコーンの形が花びらのようで、見た目もかわいらしく仕上がります。

ヤングコーンと厚揚げのオイマヨ炒め

こっくりおいしい、ヤングコーンと厚揚げのオイマヨ炒めのレシピです。ざっくりとしたヤングコーンとシャキシャキとしたピーマン、やわらかい厚揚げに濃厚なタレがよく絡んだ、食べ応え抜群の一品!ヤングコーンのほんのりとした甘みやピーマンの苦味がアクセントになっていて、どんどん食べ進めたくなる味わいに仕上がっています。

ヤングコーンの甘辛肉巻き

生のヤングコーンが手に入ったらぜひ試していただきたい、肉巻きのレシピをご紹介します。ジューシーな豚バラ肉とシャキシャキのヤングコーンに、甘辛いタレがからんで絶品!ごはんにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりの一品です。タレを煮詰めることで全体に照りが出て、見た目よく仕上がります。

レンジ調理!ヤングコーンとトマトのスープ

皮付きヤングコーンで作るスープのレシピをご紹介します。ヤングコーンの甘みとミニトマトのやわらかい酸味を楽しめる、やさしい味わいの一品。ヤングコーンは皮付きのまま電子レンジで加熱することで、香りがよくなり、風味豊かなスープに仕上がります。ミニトマトは破裂防止のため、穴をあけてから電子レンジで加熱してくださいね。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

ヤングコーンとアスパラのアッサリコンソメスープ

食感楽しいヤングコーンとアスパラのコンソメスープです。このレシピのポイントは、みじん切りにしたアンチョビフィレを加えること!そうすることで、コンソメ顆粒と塩だけで味つけするよりも奥深い味わいに仕上がります。ほんのり甘いヤングコーンとアスパラの風味と食感が心地よい、朝食にも夕食にもおすすめの一品です。

ヤングコーンの生ハム巻き

おもてなしにおすすめ!ワインによく合う、ヤングコーンの生ハム巻きです。水煮のヤングコーンとまろやかなクリームチーズを、生ハムで巻いてオリーブオイルと塩、黒こしょうで味つけしました。生ハムの塩気と旨味、ヤングコーンの自然な甘みが相性抜群の一品です。

ヤングコーンの焼き野菜サラダ

鮮やかな見た目が食欲をそそる、ヤングコーンを使ったデリ風の一品をご紹介します。ヤングコーンやかぼちゃ、ミニトマトをオーブントースターで焼いて、手作りドレッシングで和えました。粉チーズをたっぷり加えた風味豊かなドレッシングが、焼いて甘みを増したヤングコーンやほくほくのかぼちゃとよく合います。

ヤングコーンとほうれん草の胡麻和え

やさしい甘さがクセになる、ヤングコーンとほうれん草の胡麻和えです。ほうれん草とヤングコーンにごまが香る甘い和え衣がからみ、ホッとする味わいに仕上がっています。中華料理に使われることが多いヤングコーンですが、和風の和え物にしてもおいしいので、ぜひ作ってみてくださいね。

和洋中 どんな味つけでも楽しめるヤングコーン

ヤングコーンのシャキシャキした食感と、さっくりとした天ぷらの食感がおいしいかき揚げはいかがでしょうか。 てんぷら粉を使って作るので、とても手軽においしく仕上がりますよ。おかずとしてはもちろん、どんぶりなどにアレンジするのもおすすめです。

いかがでしたか?ヤングコーンの特徴や活用法のほか、ヤングコーンの彩りや食感を活かした絶品レシピなどをご紹介しました。とうもろこしを若採りしたヤングコーンは、夏に旬を迎えるとうもろこしとはまた違った楽しみ方ができる食材です。初夏に出回る生のものはもちろん、水煮は一年中手に入るので、ぜひヤングコーンを使った料理をレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

クラシルでは、今回ご紹介したもの以外にもヤングコーンを使ったレシピをご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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2023.8.3 最終更新

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