甘じょっぱく爽やかな香りの「ゆず味噌」。今回はゆず味噌の作り方をはじめ、アイデアいっぱいのアレンジレシピをご紹介します。ゆず味噌はふろふき大根や田楽だけではなく、炒め物の味付けやお肉料理のソースとしても活用できる万能調味料。ぜひこの機会に、ゆず味噌の上品な風味を活かした料理をお試しくださいね。
【ゆず味噌】の簡単レシピと絶品アレンジ7選
- 目次
- ゆず味噌の基本レシピ4選
- 爽やかな自家製柚味噌
- 赤味噌で作る ゆず味噌
- 甘さ控えめ ゆず味噌の作り方
- ジャムを使って簡単 生姜ゆず味噌
- ゆず味噌を使ったレシピ7選
- わけぎともやしのゆず味噌和え
- ゆずみその濃厚ごま豆腐
ゆず味噌の基本レシピ4選
まずは、ゆず味噌のレシピを4つご紹介します。使う味噌の種類や量のバランスによって味わいが変わるので、お好みのレシピでお試しくださいね。
爽やかな自家製柚味噌
まず最初に、基本的なゆず味噌の作り方を4つご紹介します。こちらのレシピでは、まろやかな白味噌(西京味噌)にゆずの皮と果汁を加えて、爽やかな風味に仕上げました。豆腐やこんにゃくなどのあっさりとした味わいの食材によく合います。ゆず味噌の上品な香りが、普段の料理をワンランクアップさせてくれますよ。
ゆず味噌は焦げ付きやすいので、ゴムベラで混ぜながら弱火で煮詰めることがポイントです。ゆずの皮と果汁は仕上げに加えて、爽やかな風味を活かしましょう。
赤味噌で作る ゆず味噌
こちらのレシピでは赤味噌を使い、甘じょっぱくコクのある味わいに仕上げました。甘みと塩気のバランスがよく、特にナスの田楽や焼きおにぎりにはぴったり!お肉との相性もよく、炒め物の味付けや味噌カツのソースとしても活用できますよ。毎日の食卓に、ぜひお試しください。
ゆずの皮の白い部分には苦味があるので、必ず取り除きましょう。ゆず果汁は大さじ1使用していますが、お好みで量を調節してくださいね。
甘さ控えめ ゆず味噌の作り方
ゆずの爽やかな酸味を活かした、甘さ控えめのゆず味噌です。白味噌にみりんとゆず果汁を加えて、甘酸っぱく爽やかな味わいに仕上げました。野菜スティックにつけて食べたり、カルパッチョのソースにしたりと、和風ドレッシング感覚でさまざまな料理に活用できますよ。ゆず味噌の甘味が苦手、という方にもおすすめです。
味噌を火から下ろしてからゆず果汁を加えることで、酸味を活かした爽やかな風味に仕上がります。お好みですりおろしたゆずの皮を加えてもおいしいですよ。
ジャムを使って簡単 生姜ゆず味噌
よりお手軽にゆず味噌を楽しみたいという方は、ゆずジャムを使ってみてはいかがでしょうか。材料を混ぜ合わせて電子レンジで加熱するだけなので、とても簡単に作ることができます。ゆずと生姜の爽やかな香りがアクセントになり、特に魚料理との相性は抜群ですよ。
電子レンジを活用すれば、ゆず味噌が焦げ付く心配がなく時短にもなります。ゆずジャムは種類によって甘みが違うので、きび砂糖の量を調節して味を調えてくださいね。
ゆず味噌を使ったレシピ7選
ここからは、ゆず味噌のアレンジレシピをご紹介します。和え物や炒め物、魚の味付けなど色々な料理に活用できるので、ゆず味噌を作った際にはぜひお試しくださいね。
わけぎともやしのゆず味噌和え
まず最初に、ゆず味噌と相性のいいわけぎを使った和え物はいかがでしょうか。爽やかな風味のゆず味噌が、わけぎともやしを驚くほど上品な味わいに仕上げてくれます。さっと手軽に作ることができるので、もう一品ほしいときにおすすめです。
青ゆずの清涼感のある香りがたまらないおいしさ!青ゆずが手に入らない場合は、普通のゆずでも代用できます。ちくわやかまぼこなどの練り物を加えてもおいしく召し上がれますよ。
ゆずみその濃厚ごま豆腐
手作りのごま豆腐にゆず味噌をかけて、まったりと濃厚な風味に仕上げました。作りたてのごま豆腐は、香り高くねっとりとした舌触りが魅力です。甘く上品な香りのゆず味噌と相性抜群ですよ。
ごま豆腐は材料を全て混ぜ合わせたら、ダマにならないように木べらで混ぜながら加熱します。しっかりと練り合わせることで、プルンとコシのある食感に仕上がりますよ。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
レンジで簡単 ししとうのゆずみそ和え
よりお手軽にゆず味噌を楽しみたいという方は、ゆず胡椒を使ってみてはいかがでしょうか。ししとうを電子レンジで加熱し、ゆず胡椒、白味噌、ポン酢、白ごまを混ぜ合わせるだけで出来上がり!まろやかな白味噌にゆず胡椒がピリッと効いて、とてもおいしいですよ。
ししとうを丸ごと調理する場合は、破裂を防ぐため、縦に切り込みを入れてくださいね。ゆず味噌を別で作る手間がなく、電子レンジで簡単に作れるのも嬉しいポイントです。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
トースターで タラのゆず味噌焼き
ゆず味噌を魚に塗って焼くと、香ばしく上品な風味の「ゆず味噌焼き」に。プリッと淡白な味わいのタラに、ゆず味噌の甘く爽やかな風味がよく合います。オーブントースターで焼くことで洗い物が少なく、焦げ付きを防ぐこともできます。先にご紹介した「生姜ゆず味噌」でアレンジしてもおいしいですよ。こちらもぜひお試しください。
上品な風味のゆず味噌は、タイやサケなどの淡白な味わいの魚によく合います。魚は盛り付けたときに裏側になる方から先に焼き、表側は後から焼くことで、見た目もきれいに仕上がりますよ。
※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W220℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。
ゆず味噌で食べるゆで豚巻きサラダ
爽やかな風味のゆず味噌は、お肉のソースとしても活用できます。豚肩ロース肉をさっとゆでて、ゆず味噌やねぎと一緒にレタスで巻けば、ボリューム満点の巻きサラダの出来上がり!ジューシーな豚ロース肉が、ゆず味噌の風味でさっぱりといただけますよ。お肉と一緒に野菜がたくさん食べられるのも嬉しいですよね。
豚肩ロース肉は色が変わる程度にさっとゆでて、やわらかな食感に仕上げましょう。メインのおかずにもなるボリューム満点のサラダは、おもてなしにもぴったりです。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
じゃがいものゆず味噌そぼろ炒め
ゆず味噌は炒め物の味付けとしても活用できます。こちらのレシピでは赤味噌を使い、甘辛くしっかりとした味わいに仕上げました。ひき肉の旨味とゆず味噌のコクがじゃがいもに絡み、思わずごはんがすすみますよ。冷めてもおいしいので、お弁当のおかずとしても喜ばれます。
ゆず味噌の材料は直接フライパンに加え、混ぜ合わせながら炒めます。ゆず味噌を別で作る手間がなく、時短にもなりますよ。ゆず果汁は火からおろして加え、爽やかな香りを活かしましょう。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。
豚バラ肉といんげんのゆず胡椒みそ炒め
最後にご紹介するのは、豚バラ肉といんげんのゆず胡椒味噌炒めです。ジューシーな豚バラ肉と、ピリッと辛いゆず胡椒は相性抜群。ゆず胡椒、味噌、しょうゆのみのシンプルながらも濃いめの味付けが、ごはんのおかずにぴったりです。玉ねぎといんげんのシャキッとした食感がアクセントになり、箸が止まらないおいしさですよ。
玉ねぎといんげんのシャキッとした食感を活かすために、さっと手早く炒め合わせることがポイントですよ。野菜はナスやピーマンなど、お好みのものでアレンジしてもおいく召し上がれます。
料理の味付けやソースに大活躍のゆず味噌
いかがでしたか?爽やかな風味の「ゆず味噌」は、さまざまな料理の味付けに大活躍。甘みと塩気のバランスがよく、ゆず味噌だけでも味付けが簡単に決まるのも嬉しいポイントですよね。クラシルでは他にもたくさんのゆず味噌レシピをご紹介していますので、ぜひ毎日の献立作りに役立ててみてくださいね。