2021.9.16

なすとなすびって?呼び方の違いについて解説!おすすめレシピもご紹介

和食・洋食・中華など、さまざまなレシピに登場するなすは「なす」や「なすび」と呼ばれていますよね。しかし、なすとなすびの違いや由来について聞かれるといまいちわからない…という方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は「なす」と「なすび」の名前の由来について詳しく解説していきます。なすの特徴や品種、なすを使ったおすすめレシピもご紹介しているので、こちらも合わせて参考にしてみてくださいね。

なすってどんな野菜?品種もご紹介

そもそも、なすとはどのような野菜なのでしょうか。ここでは、なすの特徴や歴史、品種についてご紹介します。

■特徴

なすとは、ナス科ナス属の一年草の植物のことです。原産国はインドですが、現在では高知県をはじめとして日本全国で栽培されています。代表的な夏野菜のひとつということもあり、旬の時期は7月~8月と夏真っ盛り。一方、夏の終わりから初秋にかけて収穫されるものは「秋なす」と呼ばれ、甘みと旨味が強く、皮や実がやわらかいという特徴があります。野菜として知られるなすは果実の部分で、黒紫色で細長い形が一般的ですが、品種や栽培される地域によって色や形が異なります。

■品種

なすの品種の中でも特にメジャーなのが「中長なす」。「長卵形なす」とも呼ばれ、長さ12cm~15cmの細長い形でクセのない味わいが特徴です。また、西日本や一部の東北地方で栽培されている「長なす」は、長さ20cm~25cmで果実の水分量が多い品種です。関西では「丸なす」が有名で、その名のとおりころんとした丸い形をしています。

また、なすの栽培は日本国内だけでなく、海外でも行われています。たとえば、東南アジアでは果実が真っ白な「白なす」、イタリア・スペインでは紫色と白色の縦じま模様が特徴の「ローザビアンカ」や「ゼブラ」、タイではきれいな白色で観賞用にも使われる「マクワポ」などがあります。

なすは、品種によって見た目や食感が大きく異なります。調理法によって使い分けると、料理の仕上がりがグンとよくなりますよ。

なすとなすびの名前の違いについて解説

結論から言うと、「なす」と「なすび」はどちらも同じ野菜を指す名称なので、両者に明確な違いはなく、どちらで呼んでも間違いではありません。2種類の呼び方が生まれた理由には、由来や地域差が大きくかかわっています。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

■なすび 日本になすが伝わったのは奈良時代。当時は「奈須比(なすび)」と呼ばれていて、身分の高い人々しか食べられない高級品でした。なすびの語源にはさまざまな説がありますが、夏に実をつけるので「夏実」と呼ばれていた説や、当時のなすには酸味があったことから「中酸実(なかすみ)」という名前がつけられたという説が有力です。また、中国から日本に伝わったときに奈須比と名づけられたという説もあります。

関西をはじめとした西日本では、現在でも「なすび」という呼び方が定着していますよね。これは、当時の都・平城京があったのが奈良県だったためと考えられています。

■なす

なすびがなすと呼ばれるようになったのは江戸時代で、その火つけ役は当時の将軍である徳川家康だと言われています。売れ行きがよくなかったなすびの知名度をあげるため、「物事を成す」という意味をかけて「なす」と名づけて売り出したところ、縁起物としてたちまち人気が出たそうです。

「なす」と呼び始めたのは現在の東京である江戸。そのため、関東や東北では今でもなすと呼ぶ人が多いそうですよ。

なすを使ったおすすめレシピ

さてここからは、調理法によってさまざまな食感を楽しめる、なすを使ったおすすめレシピをご紹介します。味にクセがないなすは、和洋中とわずさまざまな料理にマッチするので、レシピを覚えておくととても便利ですよ!

揚げ焼きで簡単 ナスの煮浸し

揚げ焼きで簡単に作れるナスの煮びたしです。とろけるようにやわらかくてジューシーななすに、だしが効いた調味料がよく染み込んで絶品!生姜のさわやかな風味が味のアクセントになりますよ。

レンジで簡単 茶せんナス

電子レンジで加熱したナスをギュッとねじって茶せん型に盛り付けるだけで、おしゃれな一品のできあがり!切り込みを入れることで味染みがよくなり、とろっとやわらかい食感に仕上がります。

レンジで簡単 ナスと水菜のツナサラダ

あと一品ほしいときにぴったり!シャキシャキ食感の水菜とやわらかいナスを使ったサラダのレシピをご紹介します。ナスにツナの旨味が染みて、とてもおいしいですよ。あっという間に作れる手軽さもうれしいポイントです。

レンジで簡単!なすとトマトの豚バラ重ね蒸し

さっぱりと食べられる、なすとトマトの豚バラ重ね蒸しのレシピをご紹介します。作り方はとても簡単で、ナスとトマト、豚バラ肉を重ねて電子レンジで加熱するだけ!見た目も華やかで、食卓がパッと明るくなりますよ。ごま油が香る甘酸っぱいタレをかけてお召し上がりくださいね。

めんつゆで簡単 麻婆茄子

手間がかかると思われがちな中華料理も、めんつゆを使えば簡単にお作りいただけます。ジューシーなナスにピリッと辛めの味つけがよく合い、ごはんが何杯も食べられそうなおいしさ!ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

ほっくり柔らか ナス田楽

ナスの定番料理「ナス田楽」をおうちで作りましょう!こんがりと焼いたナスにこっくりと甘い田楽みそをたっぷりのせて、奥深い味わいに仕上げました。ごはんのおかずやお酒のおつまみにぴったりの一品です。

たっぷりナスとひき肉の ごちそう丼

今日の晩ごはんに、ナスとひき肉をふんだんに使ったスタミナ丼はいかがでしょうか。やわらかいナスと旨味たっぷりの豚ひき肉に甘めのみそが絡んで、あっという間に完食してしまうおいしさです。豆腐にのせるなどアレンジもできるので、ぜひお試しくださいね。

豚こま肉とナスとしめじのオイスター炒め

ごはんが進むおかずをパパッと作りたいときにおすすめなのが、豚こま肉とナスとしめじの炒め物です。オイスターソースのコクとごま油の香りが具材の旨味によく合って、食べ応えのある一品に仕上がりますよ。

白いご飯にぴったり! 和風ハッセルバックナス

スウェーデンで親しまれている「ハッセルバックポテト」を、ナスで作ってみました。とろりとやわらかいナスに、甘いみそとコクのあるチーズ、さわやかな香りの大葉が絶妙にマッチしますよ。ごはんにはもちろん、ワインやビールのおつまみにも最適な一品です。

たくさん食べたい!さっぱりナスの和風ロール餃子

薄切りにしたナスで肉だねを巻いた、和風テイストのロール餃子のレシピをご紹介します。風味豊かな肉だねとジューシーなナスは相性抜群!ナスがたっぷり食べられるので、ナスを大量消費したいときにも便利ですよ。

「なす」と「なすび」は由来に違いがある!

今回は「なす」と「なすび」の違いについてご紹介しました。どちらも同じ野菜を指す「なす」と「なすび」ですが、2つの呼び方が生まれた背景には由来の違いが関係していることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

どんな食材や調味料ともマッチするなすは、アレンジの幅が広い野菜です。ぜひさまざまな料理に活用してみてくださいね。

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