毎日の献立作りは、悩みの種になる“見えない家事”のひとつですよね。「クラシル献立帖」では、様々なテーマでクラシルシェフが厳選した晩ご飯の献立アイデアを7パターンご紹介します。主菜/主食と副菜を中心に選んでいますので、お好みで汁物などをプラスして作ってみてくださいね。
春爛漫!旬をたのしむ献立7選|クラシル献立帖

今回のテーマは「春爛漫!旬をたのしむ献立7選」。寒い冬の終わりを告げる春の旬食材。色鮮やかで、パッと明るい気持ちになりますよね。短い旬の間にしか楽しめない食材が多いのも特徴です。旬の味は手間をかけなくてもおいしいのがうれしいポイント!簡単でおいしい献立をご紹介します。
- 目次
- 【華やか ミモザサラダ献立】
- 主菜:鶏ももとそら豆のピリ辛みそ炒め
- 副菜:満開 菜の花のサラダ
- 【 春キャベツドーム献立】 春キャベツドーム献立
- 【新じゃがの甘辛煮献立】簡単山菜料理を合わせて
- 4.バランスよし!葉の花パスタとアスパラソテー献立
- 5.やさしい和食 鯛茶漬けとタケノコステーキ献立
- 6.丸ごと楽しむ 新玉ねぎと春キャベツサラダ献立
- 7.簡単おしゃれ!サワラのパン粉焼きとリゾット献立
- 終わりに
【華やか ミモザサラダ献立】
主菜:鶏ももとそら豆のピリ辛みそ炒め
副菜:満開 菜の花のサラダ
彩りが鮮やかな卵を使ったミモザサラダを並べることで、食卓がパッと華やかな印象に。メインには春を代表する食材、そら豆を使ったしっかりボリュームの炒め物を。辛みそのピリッとした味わいが食欲をそそる一品をチョイスしました。
主菜:鶏ももとそら豆のピリ辛みそ炒め
春から初夏までが旬のそら豆を使った炒め物です。ホクホクのフレッシュなそら豆は食感もおいしさのひとつ!ジューシーな鶏もも肉とよく合います。ピリ辛の味つけで、ごはんが進む味わいですよ。
副菜:満開 菜の花のサラダ
春野菜の代表!菜の花を使ったサラダです。ゆで卵を合わせて、まるでお花畑のよう!見た目にも春を感じられる一品です。手づくりドレッシングは難しいイメージがありますが、身近な調味料でつくれます。とっても簡単な味つけですよ。
【 春キャベツドーム献立】 春キャベツドーム献立
主菜:チーズソースの春キャベツドーム
副菜:はっさくのスプリングサラダ
春キャベツを大胆の使ったキャベツドームを主菜にいただく献立のご提案です。ひき肉も入れ込むことで、しっかりボリュームのレシピです。そして、合わせる副菜は春のフルーツはっさくや、スナップエンドウを使った見た目にも鮮やかなサラダ。濃厚なチーズソースのキャベツドームにとてもよく合うさっぱりさわやかな一品です。
チーズソースの春キャベツドーム
電子レンジだけつくれる、かわいいキャベツドームです。春キャベツは煮込まなくてもトロッとやわらかく仕上がります。春キャベツならではのおいしさが楽しめ、ジューシーな肉だねとよく合います。チーズソースがとろ~りクリーミーな一品です。
副菜:はっさくのスプリングサラダ
パッと明るい気分になる、見た目にも春らしいスプリングサラダです。はっさくの甘酸っぱい味わいがサラダのアクセントになりますよ。アスパラガスや菜の花、スナップエンドウなど旬の食材がぎゅっと詰まった一品です。
【新じゃがの甘辛煮献立】簡単山菜料理を合わせて
主菜:たらの芽の肉巻き
副菜:焼肉のタレで作る 新じゃがの簡単甘辛煮
旬の時期にしか味わうことができない新じゃがとたらの芽を合わせた献立のご提案です。ホクホクとした新じゃがの味わいと、しっかりとボリュームのある肉巻きに仕上げたたらの芽は、ごはんのお供にぴったり。
主菜:たらの芽の肉巻き
山菜は春の訪れを感じる食材ですよね。たらの芽は旬になるとスーパーでも手に入りやすい山菜です。ほんのり苦味を感じるたらの芽に、ジューシーでコクのある豚バラ肉が好相性!肉巻きにすればバランスよく食べられますよ。
副菜:焼肉のタレで作る 新じゃがの簡単甘辛煮
1年を通して手に入るじゃがいもですが、新じゃがいものおいしさは格別!収穫したばかりの新じゃがいもは皮が薄く、水分量が多いのが特徴です。皮つきのまま、シンプルな煮物にするのがおすすめですよ。味つけは焼肉のタレだけ!簡単にホクホクの新じゃがいもが楽しめます。
4.バランスよし!葉の花パスタとアスパラソテー献立
主食:菜の花とベーコンのスープパスタ
副菜:アスパラガスのソテー カルボナーラ風ソース
春野菜の菜の花とアスパラガスをたっぷり使った、バランスのよい献立のご提案です。コンソメベースのやさしい味わいのスープパスタと、濃厚なカルボナーラ風ソースで仕上げたアスパラガスのソテーは、相性抜群です。どちらも春らしさ満点で、食卓を華やかに彩りますよ。
主食:菜の花とベーコンのスープパスタ
ほんのり苦味のある春野菜、菜の花はパスタにぴったり!ベーコンの旨味と合わせると、バランスのよい仕上がりになります。コンソメを効かせたやさしい味わいのスープが、パスタに絡んでおいしいですよ。色鮮やかで、春らしいパスタです。
副菜:アスパラガスのソテー カルボナーラ風ソース
春になると、国産のフレッシュでみずみずしいアスパラガスが出回ります。アスパラガスはゆでるのがお馴染みですが、旬のアスパラガスなら焼くのがおすすめ!アスパラガスの甘味がぎゅっと詰まった味わいが楽しめますよ。まろやかな卵のソースを絡めれば、たまらないおいしさです。
5.やさしい和食 鯛茶漬けとタケノコステーキ献立
主食:ほうじ茶であっさり鯛茶漬け
副菜:タケノコのバター醤油ステーキ
鯛茶漬けと、タケノコのバター醤油ステーキを組み合わせた、やさしい和食の献立をご提案します。鯛の旨味を引き立てるほうじ茶の香りが豊かなお茶漬けも、タケノコの食感が楽しめるおかず、どちらもとっても簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
主食:ほうじ茶であっさり鯛茶漬け
魚料理はハードルが高いイメージがありませんか?お刺身を使った料理ならとっても簡単ですよ!鯛茶漬けなら、手軽に作れます。香ばしい風味のほうじ茶出汁でさっぱりといただけます。熱々のお出汁を注げば、脂ののった鯛の旨味がパッと広がります。
副菜:タケノコのバター醤油ステーキ
春といえば、タケノコですよね。採れたてのタケノコは甘くてシャキシャキ!春の訪れを感じる食材です。旬の時期はフレッシュなゆでたての水煮が出回ります。便利に使えますよ。煮物でお馴染みのタケノコですが、ニンニクの効いたバターしょうゆでさっと焼きつけると、タケノコの甘味が引き立ちます。ひと味違った味わいになりますよ。
6.丸ごと楽しむ 新玉ねぎと春キャベツサラダ献立
主菜:新玉ねぎの肉詰めあんかけ
副菜:春キャベツの香りサラダ
新玉ねぎと春キャベツを存分に楽しめる献立をご提案します。主菜の新玉ねぎの肉詰めあんかけは、丸ごとなのにやわらかくジューシーで、食べ応えのあるおかず。副菜の春キャベツサラダは、軽やかでさわやかな一品ですよ。
主菜:新玉ねぎの肉詰めあんかけ
春から初夏にかけて見かける新玉ねぎは、この時期だけの楽しみです。新玉ねぎはやわらかくて甘い、サラダでもおいしく食べられる野菜です。旬を目でも楽しむなら、丸ごと料理がおすすめ!肉だねの旨味が染みた、トロトロの新玉ねぎはたまりません。
副菜:春キャベツの香りサラダ
やわらかくて甘い春キャベツは、サラダで楽しむのもおすすめです。カリカリ梅と合わせる変わりダネのサラダはいかがでしょうか。食感も楽しく、梅の味わいがよく合いますよ。ピンクの色鮮やかな色合いが、春らしい素敵なアクセントです。さっと簡単にできますよ。
7.簡単おしゃれ!サワラのパン粉焼きとリゾット献立
主食:レモンクリームリゾット
主菜:パセリ香る サワラのパン粉焼き
簡単なのにおしゃれに仕上がる!サワラのパン粉焼きとリゾット献立をご提案します。まるでお店のメニューのようなリゾットは爽やかなレモンがアクセント。難しそうに見えるサワラのパン粉焼きも材料を切って焼くだけで完成する手軽な一品です。おもてなしやパーティーのときにもぜひ作ってみてくださいね。
主食:レモンクリームリゾット
洋風の魚料理に合わせるなら、レモンの香りとクリームがバランスのよいリゾットはいかがでしょうか。生米を炊くリゾットは難しいですが、これなら炊いたごはんから作れるので時短にもなりますよ。アスパラガスのシャキシャキ食感がアクセントです。
主菜:パセリ香る サワラのパン粉焼き
冬から春にかけて旬のサワラは「鰆」の字の通り、春の訪れを感じる魚です。春のサワラはほどよく脂がのっていて、パン粉焼きにぴったりですよ。つくり方はとっても簡単!ニンニクの風味が効いた衣をかけて、トースターで焼くだけ。サクサクのパン粉が、フワッとやわらかいサワラによく合います。
終わりに
「春爛漫!旬をたのしむ献立7選」をご紹介しました。旬の食材はおいしさがギュッと詰まっています。素材の力で、簡単においしく仕上がりますよ。献立はマンネリになりがちですよね。旬のものを使えば、さりげなく変化がつけられるのもおすすめポイント!春の食材はさわやかで、やさしい味わいが特徴です。その時期にしか味わえない食材も多いので、ぜひ楽しんでみてくださいね。
