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なすの品種について知りたい!それぞれの特徴や食べ方についても解説!

なすの品種について知りたい!それぞれの特徴や食べ方についても解説!

煮る、焼く、炒める、揚げるなどさまざまな調理法で楽しめる「なす」。主菜にも副菜にも使える便利な野菜なので、頻繁に食卓に上るご家庭も多いですよね。今回は、そんななすの知っているようで知らない特徴や品種、おいしい食べ方や保存方法を解説します。さらになすを使った簡単レシピもご紹介!ぜひ最後までご覧くださいね。

  • 目次
  • 代表的ななすの品種と適した調理法一覧
  • 代表的ななすの品種とそれぞれの特徴
  • 伝統野菜・特産の品種、その他品種
  • そもそも「なす」ってどんな野菜?
  • なすの下処理と保存方法
  • なすで作る簡単でおいしいレシピをご紹介!
  • 料理に合わせてなすの品種を使い分けてみよう!

代表的ななすの品種と適した調理法一覧

日本の食卓には欠かせない食材のひとつ「なす」。主に初夏から秋にかけて旬を迎えるなすですが、ハウス栽培もされているため、通年手に取ることができます。地域によって形や味わい、調理の向き不向きもさまざまで、それぞれに個性がある野菜です。まずは特によく見かける、代表的ななすの品種ごとに適した調理法まとめたので、見てみましょう!

品種 煮る  焼く  揚げる 炒める 漬物  生食 
中長なす
長なす
大長なす
丸なす
小なす
水なす
米なす

このようになすは品種によって果肉のかたさや皮の薄さが異なるため、それぞれ向いている調理法も変わってきます。ぜひ参考にして、日々の料理にお役立てください。

☝️ワンポイントアドバイス
ちなみになすは、採れたての新鮮なものであればどの品種でも生食は可能ですが、やはりアクが強い野菜のため、生で食べたい場合は生食に向いている品種を選ぶのがおすすめです。

代表的ななすの品種とそれぞれの特徴

なすの品種はとても多く、日本国内では200種類ほどあるといわれています。そして、世界中では1000種類ほどの品種があるのだとか!ここではまず、日本で食べられているものの中から、代表的ななすの品種をご紹介します。

中長なす(ちゅうながなす)

特徴 中長なす
長卵型
大きさ・長さ 12〜15cm
特徴 日本で最もポピュラー
主な産地 ハウス栽培がメイン
全国で栽培されている
代表的な品種 千両、千両2号、早生大名
おすすめの料理 万能!煮る、焼く、揚げる、炒める、漬物

全国で最も広く栽培され流通している、スーパーでおなじみの定番品種。長さ12〜15cmほどの長卵型で、皮と果肉のバランスがよく、焼く、煮る、揚げる、炒めるといったあらゆる調理法で楽しめます。「千両なす」と呼ばれることもありますが、正確には中長なすの代表的な品種名です。現在、中長なすのほとんどがこの品種のため、ほぼ同じ意味で使われています。

長なす(ながなす)

特徴 長なす
細長い
大きさ・長さ 20〜25cm
特徴 肉質はやわらかめ
主な産地 西日本、東北、九州など
代表的な品種 筑陽、佐土原なす、ヒゴムラサキ、河辺長
おすすめの料理 揚げ浸し、焼きなす、グラタンなどのオーブン料理

長さ20〜25cmほどの細長い品種で、東北地方や西日本で古くから親しまれています。品種によるものの、千両なすよりも果肉がやわらかく、火の通りが早いのが特徴です。油との相性が抜群で、焼きなすや揚げ浸しなどにするとトロトロの食感を楽しめます。

大長なす(おおながなす)

特徴 大長なす
長なすより長い
大きさ・長さ 40〜60cm
特徴 皮はしっかり、果肉はやわらかめ
主な産地 福岡県や熊本県など、主に九州
代表的な品種 久留米くるめ長、博多はかた長、庄内大長なす
おすすめの料理 焼きなす

長さ40〜60cmにもなる非常に長い品種で、九州地方、主に熊本県などで栽培されています。暑さや乾燥に強いため皮はややかためですが、中の果肉は水分が多くてとてもやわらかいのが特徴。味が染み込みやすいため煮物にするのがおすすめです。

丸なす

特徴 丸なす
丸形
大きさ・長さ 野球ボールやソフトボールくらい
特徴 肉質しっかり、煮崩れしにくい
主な産地 新潟県、長野県、京都府、奈良県、大阪府
代表的な品種 賀茂なす、大和丸なす、巾着きんちゃくなす
おすすめの料理 煮物、田楽、焼きなす

大きさも形もソフトボールのように丸いのが特徴のなすです。京都の「賀茂なす」のほか、東北・北陸地方でよく栽培されています。肉質が非常に緻密でギュッと詰まっており、加熱しても煮崩れしにくいのが魅力で、厚切りにしてじっくり火を通す田楽や煮込み料理に向いています。

小なす

特徴 小なす
丸型または卵型
大きさ・長さ 8cmくらいの小ぶり
重さは10〜20g程度
特徴 皮がやわらかく、種も少なめ
主な産地 高知県、山形県、栃木県
代表的な品種 十市(とおち)、民田(みんでん)
おすすめの料理 漬物、煮物、炒め物、天ぷら

長さ3〜8cm、重さ10〜20gほどの可愛らしい小ぶりななす。果肉がギュッと締まっており、主に漬物用として栽培されている品種で、山形県の「民田(みんでん)なす」などが有名です。浅漬けやからし漬けといった漬物が定番ですが、品種によってはサラダなどにして生で食べたり、丸ごと素揚げや天ぷらにするのもおすすめですよ。

水なす(みずなす)

特徴 水なす
卵型または長卵形
大きさ・長さ 長さは10〜15cm
重さは180g前後
特徴 果肉がやわらかい、みずみずしくジューシー
生食に向いている
主な産地 大阪・泉州地方
代表的な品種 泉州絹皮水茄子、貝塚澤なす、馬場なす
おすすめの料理 漬物、サラダ

大阪の泉州地域の特産物でもある、水分をたっぷりと含んだみずみずしい品種です。最大の特徴はアクが少なく、ほんのり甘みがあるため「生で食べられる」こと。手で割ってサラダにしたり、浅漬けや塩昆布和えにするなど、加熱せずに生のままサクッとした食感を味わうのがおすすめですよ。

米なす(べいなす)

特徴 米なす
丸くずんぐりとしている
大きさ・長さ 300〜400g程度、大型でどっしり
特徴 ヘタが緑色、肉質がかたく煮崩れしにくい
主な産地 高知県、奈良県、群馬県
代表的な品種 くろわし、太郎早生
※品種名で販売されることはほぼない
おすすめの料理 煮込み料理(ラタトゥイユ)、田楽、バター炒め

アメリカの品種を日本向けに改良したもので、ヘタが緑色でずんぐりとした大型のなすです。高知県などで多く栽培されています。一般的ななすが150g〜200g程度の重さなのに対し、米なすは300〜400程度と倍の重さのものが多いのも特徴です。皮も果肉もかためでしっかりしており、加熱しても崩れません。半分に切って味噌塗って焼く田楽や厚切りのステーキ、洋風のチーズ焼きに最適ですよ。

伝統野菜・特産の品種、その他品種

続いて、伝統野菜・特産の品種、青なす・白なすなど、その他の品種についてもご紹介します。上記、代表的な品種紹介でも名前が挙がったなすの解説もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【丸なす】賀茂なす

京野菜のひとつで、丸い形をしており、直径は10cmを超える大きさです。ずっしりと重みがあり、煮崩れにくいのが特徴。歯ごたえがありつつもなめらかな食感で、甘みとコクが感じられます。

京都ではみそ田楽などで提供されることが多いようですが、揚げ物や煮物にするのもおすすめです。

【水なす】泉州水なす

大阪南部の泉州地域を代表するブランド野菜で、ぷっくりと丸みを帯びた形が特徴です。皮が薄くてやわらかく、水が滴るほど水分を多く含んでいます。

ほんのりと甘味のあるみずみずしさが魅力で、アクが少ないため生のまま食べることも可能です。定番の漬物のほか、サラダなどに向いていますよ。

※『泉州水なす』は「大阪泉州農業協同組合」および「いずみの農業協同組合」の登録商標又は商標です。

【大長なす】熊本赤なす

宮崎県の在来品種「佐土原なす」が起源とされるなすで「熊本長なす」とも呼ばれています。

熊本赤なすを品種改良した「ヒゴムラサキ」は、長さ30cm以上、重さ300g以上になるものもあるのだとか。ジューシーなので焼きなすにするのがおすすめですよ。

青なす

皮が緑色のなすの総称で、全国各地で作られています。一般的ななすは「アントシアニン」という色素により紫色をしていますが、青なすにはそのアントシアニンが含まれていないため緑色をしているのだとか。形や大きさはさまざまで「翡翠なす」や「緑なす」と呼ばれることもあるそうです。

皮はしっかりとしていますが、果肉は加熱するととろりとやわらかい食感になります。田楽やグラタンなどの加熱調理に向いていますが、漬物には不向きです。  

白なす

青なす同様、アントシアニンがなくヘタは緑色をした白いなすです。元々はヨーロッパの品種で「越後白なす」や「ホワイトベル」、「味しらかわ」などがあります。

揚げ物や煮物にするのがおすすめで、加熱するととろけるような食感になることから「とろなす」とも呼ばれているんですよ。

ゼブラなす

イタリアなすの代表格で、皮に縞模様がある品種です。「カプリス」「フェアリーテイル」などの種類があり、それぞれ大きさや形が異なります。

皮も肉質も固い傾向にあるため生食や漬物には向いていませんが、煮崩れしにくいので焼きなすにしたり、ラタトゥイユなどの煮込み料理にするとおいしくいただけますよ。

ローザビアンカ

イタリア原産の丸なすで「ロッサビアンカ」とも呼ばれています。縦に筋が入っているのが特徴で、厚めの輪切りにしてステーキのように焼いたり、フライにしたりするのがおすすめです。

この品種も漬物には向いていませんが、加熱することによってなめらかでとろけるような食感を楽しめます。

そもそも「なす」ってどんな野菜?

ここまで、なすの品種について解説してきましたが、そもそも「なす」とはどのような野菜なのかも、ここでおさらいしておきましょう。

なすはインド原産の野菜

「なす」とは、ナス科ナス属の一年生植物で、インドが原産の野菜です。日本になすが伝わったのは奈良時代といわれており、当時は「なすび」と呼ばれていたのだとか。現代でも地域によってはこの呼び方が残っているところもありますよね。

そんななすの旬は夏ですが、一般的な品種はハウス栽培もされており、産地を変えて通年市場に出荷されるため年間を通して食べることができるのも特徴です。

インド周辺の東南アジアでは白や青のなすが主流

ちなみに、日本では濃い紫色をしているなすが一般的ですが、原産地であるインド周辺の東南アジアなどでは、白や緑色のものが広く流通しているのだそうです。

近年は日本でもさまざまな品種のなすが栽培されるようになり、先ほどご紹介したように緑色や白色のものも見かけるようになりました。道の駅やマルシェなどに行くと、あまり見たことのない品種に出会えるかもしれません。今回ご紹介した調理法で楽しめるので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

なすの下処理と保存方法

なすを使う料理のレシピにはよく「アク抜きをする」という工程がありますが、これは必須なのでしょうか。ここでは、なすの下処理「アク抜き」についてと、保存方法を簡単に確認しておきましょう。

なすのアク抜きは「必須ではない」

なすにはアクがありますが、これはポリフェノールの一種で体に悪いものではないので、必ずしもアク抜きしなければならないというわけではありません。また、加熱調理する場合は水にさらさなくてもアク特有の渋みが抑えられますよ。

油を使わずに調理する場合や切ったあとすぐに調理をしないときは、渋みや変色を抑えるために水にさらしましょう。 ナスにはアクの少ない品種もあるので、仕上がりの色味を重視する場合はそういった品種を選ぶのもおすすめですよ。

冷気を当てすぎないように保存するのがポイント

なすを保存するときは新聞紙やペーパー、ラップなどで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。最初で説明したように、なすの原産はインドのため暑さや湿度に強く、寒さや乾燥に弱い性質があります。そのため、なすは冷蔵庫の冷気を当てすぎない方が長持ちするのです。

一般的に5℃以下で設定されている冷蔵庫でなすを保存すると「低温障害」を起こしてしまうため、野菜室で保存し、早めに使い切りましょう。クラシルでは、なすの保存方法についてより詳しく解説している記事もあるので、合わせてチェックしてみてくださいね。

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なすで作る簡単でおいしいレシピをご紹介!

さてここからは、なすで作る簡単レシピをご紹介します。みそ炒めやなすのステーキ、南蛮漬けなど、ごはんのおかずだけでなくお酒のおつまみにもなるものまで幅広くピックアップしました。今夜の献立になすを使った料理を一品プラスしてみてはいかがでしょうか。

米ナスで野菜の和風ステーキ

米ナスをごま油で焼き、玉ねぎソースをかけたさっぱりといただける和風ステーキです。やわらかくジューシーな米ナスのおいしさが存分に楽しめる一品!副菜としてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ!

ほっくり柔らか ナス田楽

お酒のお供に、ナス田楽はいかがでしょうか。フライパンでじっくりと焼きあげたナスと甘辛い田楽みそがよく合い、一度食べたら箸が止まらなくなるおいしさですよ。このレシピでは米ナスを使いましたが、ほかの種類のナスでもおいしく作れるのでお好みのナスで作ってみてくださいね。

米ナスのイワシチーズ焼き

ナスとイワシの組み合わせは意外に思えるかもしれませんが、実はとてもよく合うんです!このレシピでは、輪切りにした米ナスにアボカドやイワシ、トマト、チーズをのせて焼きあげました。マヨネーズとみそで味つけしているので、コク深い味わいに仕上がっています。オーブントースターで簡単に作れるのもうれしいポイントです!

米ナスと豚バラ肉の味噌炒め

ジューシーな豚バラ肉と米ナスを合わせた食べ応えのある一品!米ナスと豚バラ肉の味噌炒めをご紹介します。ニンニクの香りが食欲をそそり、ごはんとの相性も抜群ですよ。簡単に作れるメイン料理として覚えておくと重宝するレシピです。

ナスの南蛮漬け

やみつき必至!ナスの南蛮漬けのご紹介です。片栗粉をまぶしてごま油でカリッと焼いたナスに甘酢が染み込み、口に入れた瞬間旨味がジュワッと広がります。さっぱりとした味わいで、箸休めにもおすすめ!手軽に作れるので、もう一品ほしいときにも便利ですよ。ぜひ試してみてくださいね。

豆腐そぼろの麻婆ナス

ナスを使った定番料理、麻婆ナスをアレンジしました。このレシピでは乾煎りした豆腐をひき肉の代わりに使っています。甜麺醤の旨味と豆板醤の辛味のバランスが絶妙で、あっさりとしていながらもコクのある味わいを楽しめますよ。ごはんにかけてもおいしいので、サッと食事を済ませたいときにもぴったりの一品です。

ナスと長ねぎのみそ汁

手軽にナスを取り入れるなら、おみそ汁にするのがおすすめです。どこか懐かしくホッとする素朴な味わいで、とろっとした食感のナスが絶品!少ない材料ですぐに作れるので、朝ごはんにも最適ですよ。食卓にあると喜ばれるおみそ汁は、レパートリーを増やしておいて損はありません!

焼きなすのネギ塩だれがけ

長ねぎの風味とごま油の香りがふわっと広がるネギ塩だれをかけた、晩酌のお供にもぴったりな一品です。蒸し焼きにしたナスがとてもやわらかく、一口食べれば後を引くおいしさ!食べたいときにすぐに作れる、うれしいレシピです。

カリカリ油揚げたっぷり なすの香味だれ

長ネギやニンニク、生姜の風味がたまらない、なすの香味だれを作ってみましょう!油で焼いたジューシーなナスに酸味の効いた香味だれがよく合い絶品!カリッと香ばしく焼いた油揚げの食感もアクセントになって、食べ進める手が止まらなくなるおいしさです。

辛さやみつき 麻婆茄子丼

ピリ辛な味つけでごはんがどんどん進む!麻婆茄子丼はぜひお試しいただきたい一品です。材料を順番に炒めるだけと作り方はとても簡単ですが、食べ応えは抜群!そのまま食べると辛めですが、温泉卵を絡めるとまろやかな味わいに変化します。ぜひ作ってみてくださいね。

料理に合わせてなすの品種を使い分けてみよう!

今回は、なすの特徴や品種、保存方法などをはじめ、なすで作る簡単おかずレシピをご紹介しました。なすは、さまざまなジャンルの料理と相性がよい野菜です。品種によって向いている調理法が異なるので、なすを選ぶ際は今回ご紹介した特徴などを参考にしてみてくださいね。

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