【いももち】の定番レシピと簡単アレンジ17選

北海道の郷土料理「いももち」は、ゆでたじゃがいもに片栗粉を混ぜ合わせ、お餅のように丸めて焼いた素朴な料理です。もちもちとした食感とじゃがいものやさしい風味が絶品ですよね。リーズナブルな食材で手軽に作れるので、おやつやおつまみにぴったり。具材やタレを工夫して、いももちのアレンジレシピもお楽しみくださいね。

まずは、何度でも作りたくなる定番のいももちレシピをご紹介します。チーズがとろけるいももちや、甘辛に味つけたレシピはクセになるおいしさですよ。ぜひおやつに作ってみてくださいね。

まずは定番のいももちレシピ「チーズいももち」です。マッシュしたじゃがいもに片栗粉と牛乳を加えて、なめらかな食感に仕上げました。もちもちのいももちの中からチーズがとろっと溢れて、たまらないおいしさですよ。

牛乳と片栗粉、塩を合わせたら、マッシュしたじゃがいもに少しづつ加えると均一に混ぜ合わせることができます。初めていももちを作る方は、まずはこちらのレシピから試してみてはいかがでしょうか。

続いては、居酒屋の人気メニュー「フライドいももち」のご紹介です。チーズいももちに片栗粉をまぶしてからカリッと揚げて、香ばしい風味をプラスしました。外はカリカリ、中はもちもちのじゃがいもと熱々のチーズがたっぷり。仕上げにしょうゆをさっとひと塗りして、揚げたてをお召し上がりください！

チーズがはみ出ないように、しっかりと包むことがポイントです。はみ出していると、揚げたときに中から溶け出して油っぽくなってしまうので気をつけてくださいね。

続いてご紹介するのは、北海道の家庭の味！甘辛いみたらしダレでいただく素朴な味わいのいももちです。モチモチのいももちに甘辛いみたらしダレがじんわりと染み込んで、ごはんのおかずにぴったりの味わい。お好みでバターをトッピングしてもおいしいですよ。

みたらしだれはダマにならないように、調味料を加えたらよく混ぜ合わせましょう。冷めてもおいしくいただけますよ。

続いては、なんと市販のポテトサラダで作るいももちのご紹介です。ポテトサラダに片栗粉を加え、チーズを包んで焼くだけで完成！ポテトサラダ自体に味が付いているので、味付けも不要です。忙しいときにおすすめなお手軽レシピです。

粉チーズとピザ用チーズのダブル使いで、風味豊かでコクのある味わいに。ポテトサラダの代わりにマッシュポテトを使ってもおいしいですよ。

ここからは、いももちのアレンジレシピをご紹介します。具材や調味料を変えるだけで、おつまみにもデザートにも変身しますよ。ぜひモチモチ食感をお楽しみくださいね。

のりを巻いた磯辺焼き風のいももちはいかがでしょうか。モチモチのいももちに、のりとしょうゆの香ばしい風味と、とろとろのチーズが相性抜群！一口食べればまろやかで香ばしい風味が口いっぱいに広がりますよ。

いももちをごま油でこんがりと焼き、しょうゆをジュワッと絡めて香ばしく仕上げましょう。お子さまから大人の方まで、幅広い世代に喜ばれる一品です。ぜひお試しください。

続いては、ねぎみそチーズいももちのご紹介です。みその旨味とねぎの香りがとろとろのチーズに絡み、まったりとコクのある味わいが楽しめます。焦がしたねぎみその風味が食欲をそそり、ごはんのおかずやお酒のおつまみにぴったりですよ。

ねぎみそは焦げやすいので、焼きすぎには注意！いももちにねぎみそを塗ってひっくり返したら、軽く焦げ目が付く程度に焼き上げることがポイントですよ。

トマトソースでいただくオシャレな洋風いももちのご紹介です。チーズいももちにパン粉を付けてフライにすることで、サクサクとした食感をプラスしました。チーズと相性のいいトマトソースをたっぷりかければ、まるでイタリアンのような味わいに。生ハムを添えて粉チーズをふれば、おしゃれな前菜にもなりますよ。

トマトソースは電子レンジを使って時短調理！耐熱ボウルに刻んだ玉ねぎ、ホールトマト、顆粒コンソメを入れて加熱すれば、あっという間にできあがります。他の料理のソースとしてもアレンジできる、おすすめのレシピです。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

具材に明太子とチーズを使った、おつまみにぴったりないももちフライです。サクサクの衣の中には、旨味たっぷりの明太子とトロトロのチーズがたっぷり。適度な塩気でお酒がすすみますよ。明太子がお好きな方は、ぜひ一度味わってみてくださいね。

明太子とチーズ、じゃがいもは定番の組み合わせ！具材はたらこやキムチ、のりの佃煮などでアレンジしてもおいしいですよ。

子どもが喜ぶマヨコーンいももちのご紹介です。マヨネーズとチーズを合わせることで、チーズがさらにまろやかでトロトロの食感に。ほんのりと甘くシャキシャキとした食感のコーンがたっぷり入ったいももちは、お子さまのおやつにぴったりです。ぜひお試しください。

バターでこんがりと焼き上げて、香ばしい風味に仕上げましょう。お好みでツナを加えると、旨味たっぷりでボリュームのある一品に。カレー粉や黒こしょうをふりかけてもおいしいですよ。

和風あんかけの枝豆入りのいももちのご紹介です。いももちに枝豆を加えて、鮮やかな緑色とコリっとした食感をアクセントにしました。白だしベースの和風あんかけがじんわりと染みる、上品な味わいが楽しめますよ。普段のおかずだけではなく、おもてなしとしても喜ばれる一品です。

枝豆は薄皮をむく一手間で、食感がよくなります。あんかけは鶏そぼろやきのこを加えてアレンジしてもおいしいですよ。

お好み焼き風のアレンジいももちのご紹介です。いももちを薄くのばして焼き、お好みソースとマヨネーズをかければ、モチモチのお好み焼き風いももちに！ソースとマヨネーズのまろやかな風味がいももちによく合い、ビールがすすむおいしさですよ。お好みで桜エビや天かすをトッピングしてもいいですね。

いももちはさつまいもで作ってもおいしいですよ。ほっくりと甘いさつまいもに、チーズとバターのほどよい塩気が相性抜群！はちみつをたっぷりかければ、おやつにぴったりな一品ができあがります。また、ピザ用チーズをクリームチーズに変えるとスイーツのような濃厚な味わいを楽しめますよ。ぜひお試しくださいね。

さつまいもは品種によって水分が違うので、生地がまとまらない場合は片栗粉の量を増やしてみてください。紅あずまや鳴門金時など、ホクホクとした食感のさつまいもがおすすめです。

甘辛くジューシーな味わいの、さつまいもの肉巻きいももちです。ほんのり甘いさつまいものいももちと、ジューシーな豚バラ肉は相性抜群！豚バラ肉から染み出た脂がいももちにじんわりと絡んで、箸が止まらないおいしさですよ。しょうゆとみりんの甘辛い味つけで、幅広い世代に愛される一品です。

豚バラ肉は長めのものを使って、しっかりと巻きつけましょう。甘辛くジューシーな味わいはお酒のおつまみにぴったりですよ。

続いては、なんとクリームチーズ入りの里芋みたらしいももちのご紹介です。里芋とクリームチーズの組み合わせ驚きですが、なめらかな食感でクセの少ない里芋は、濃厚なクリームチーズによく合うんです。甘めのみたらしダレを絡めて頬張れば、口いっぱいになめらかでクリーミーな風味が広がりますよ。

里芋を使うことで、ねっとりもっちりとした食感に仕上がります。意外なおいしさがクセになること間違いなし！ごはんのおかずやお酒のおつまみに、ぜひお試しください。

デザートにつぶあん入りの揚げいももちはいかがでしょうか？外はカリッと香ばしく、中には熱々のつぶあんがたっぷり。仕上げにはちみつをかけることでコクと風味が加わり、まるでスイートポテトのような味わいが楽しめます。意外な組み合わせがクセになるおいしさですよ。

揚げたての熱々を味わえるのは、手作りならではですよね。仕上げにバターをのせると、まったりと濃厚な風味を楽しめますよ。

※こちらのレシピは、はちみつを使用しております。 1歳未満（乳児）のお子様はお召し上がりにならないようご注意ください。 はちみつは、砂糖でも代用できます。それぞれ種類によって甘さが異なりますのでお好みで調整してください。

最後にご紹介するのは、つぶあん入りのさつまいもいももちです。ほっくりと甘いさつまいものいももちと、素朴な甘みのつぶあんは相性抜群！バターでこんがりと焼いて仕上げの黒みつをかけ、風味豊かに仕上げました。まるでおやきのような、もっちりとやさしい甘さの一品です。

黒みつをたっぷりかけて、コクのある甘みをお楽しみください！きな粉やすりゴマをまぶすと、さらに風味豊かに仕上がりますよ。

いかがでしたか？「いももち」のアレンジレシピをご紹介しました。味つけや組み合わせる食材を変えれば、おつまみ風からごはんのおかず、スイーツまで色々ないももちが楽しめますよ。クラシルでも他の色々なアレンジをご紹介していますので、ぜひお気に入りの組み合わせを見つけてみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。