最終更新日 2023.8.7

生でも加熱してもおいしい!【紫玉ねぎ】の活用レシピ15選

生でも加熱してもおいしい!【紫玉ねぎ】の活用レシピ15選

料理に入れるだけで華やかさが増す「紫玉ねぎ」。マリネやサラダなど生野菜に彩りとして使うことが多いですが、実は、炒めたりスープに入れても楽しめるんです。今回は、紫玉ねぎを取り入れたマリネやサラダはもちろん、加熱して食べるレシピもご紹介します。

  • 目次
  • 紫玉ねぎと生ハムのマリネ
  • パプリカと紫玉ねぎのマリネ
  • 簡単 にんじんと紫玉ねぎのマリネ
  • レンジでデリ風 彩りポテトサラダ
  • ブルーチーズとタコのポテトサラダ
  • さつまいもとかぼちゃのカッテージチーズサラダ
  • ナンプラー香るタイのスパイシーサラダ ラープ・ムー
  • アボカドと半熟卵とミニトマトのごまだれ和え

紫玉ねぎと生ハムのマリネ

お酢と相性のいい紫玉ねぎはマリネにするのがおすすめ。お酢と合わせることで赤紫色が綺麗に発色するので、彩りの美しい一品に仕上がりますよ。紫玉ねぎのシャキシャキとした食感に生ハムのうま味とほどよい塩味がベストマッチ。紫玉ねぎはできるだけ薄くスライスすることで辛みが和らぎ、マリネ液ともなじみやすくなります。

酢にオリーブオイルとはちみつを加え、さっぱりとした味わいに。箸休めの副菜やおつまみにもぴったりです。

先に紫玉ねぎをマリネ液に漬け込んでおくことでしっとりと味がなじみ、辛みや臭いが和らいでおいしく食べられます。

パプリカと紫玉ねぎのマリネ

りんごのフルーティーな風味とさわやかな酸味が特徴の「りんご酢」に、はちみつの甘みを加えたやさしい酸味のマリネです。粒マスタードを加えることで、全体の味が引き締まりますよ。

色とりどりの野菜を使ってカラフルに仕上げたマリネは、食卓が明るくなり食欲をそそります。赤パプリカ、黄パプリカ、紫玉ねぎ、それぞれの食感や味わいを楽しんでくださいね。

玉ねぎは水にさらしすぎると水っぽくなるので、長時間さらさないようにしましょう。15分程度が目安です。マリネ液に野菜を漬け込んだら、冷蔵庫で30分以上冷やし、味をよくなじませるとおいしく仕上がりますよ。

簡単 にんじんと紫玉ねぎのマリネ

お家にある材料で簡単に作れる、にんじんと紫玉ねぎのマリネです。薄くスライスしたにんじんと紫玉ねぎは、酸味の効いたタレに漬け込むことで、味がよく染み込みますよ。シャキシャキとした食感も楽しめる、副菜におすすめの一品です。

紫玉ねぎの辛味が気になる方は、水に10分ほどさらし、水気をよく切ってから調理しましょう。調味料の量は、お好みで調整してくださいね。

レンジでデリ風 彩りポテトサラダ

いつもと違うポテトサラダが食べたくなったら、こちらのレシピがおすすめ。電子レンジで加熱したじゃがいもをマッシャーで粗くつぶし、紫玉ねぎ、ズッキーニ、赤インゲン豆、ツナと混ぜ合わせ、マヨネーズベースのドレッシングで和えたポテトサラダです。

ドレッシングは、マヨネーズに粒マスタードの酸味と砂糖の甘みを加えることで、まろやかでコクのある味わいに仕上がります。彩りがいいだけでなく、食感も楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。

じゃがいもが熱いうちにドレッシングを加えると、マヨネーズの油分が分離して水っぽく仕上がります。また、野菜は余熱で火が通ると食感が悪くなるので、じゃがいもが冷めてから野菜とドレッシングを加えましょう。

ブルーチーズとタコのポテトサラダ

ほくほくのじゃがいもにブルーチーズ特有の風味がたまらない、ちょっと贅沢なポテトサラダです。タコの歯応えと紫玉ねぎのシャキシャキとした食感がアクセントになって、癖になるおいしさ。ブルーチーズやオリーブオイルを加えたマヨネーズベースの味付けが大人の味わいで、ワインなどのお酒とも相性ばっちりです。

ブルーチーズは常温に戻して、ある程度やわらかくしてから使用します。それでも固い場合や時間がないときは、電子レンジで加熱すると具材と混ざりやすくなりますよ。

さつまいもとかぼちゃのカッテージチーズサラダ

こちらは、さつまいもとかぼちゃを使ったほんのり甘みのあるサラダです。さつまいもとかぼちゃの甘みを活かして味付けはシンプルに、カッテージチーズとはちみつ、オリーブオイル、塩こしょうだけ。自然なやさしい甘みにカッテージチーズのさわやかな酸味がよく合う一品です。トッピングのアーモンドと一緒に食べると、食感の違いも楽しめますよ。

さつまいもとかぼちゃは皮付きのまま使うので、皮をむく手間が省け調理も簡単です。かぼちゃの皮の緑色や紫玉ねぎの赤紫色、カッテージチーズの白色が彩りのアクセントになって、見た目もおしゃれに仕上がりますよ。

ナンプラー香るタイのスパイシーサラダ ラープ・ムー

「ラープ・ムー」はタイの東北地方の料理で、豚ひき肉をナンプラーや唐辛子、レモン汁、砂糖で味付けし、たっぷりのハーブと煎った米の粉を加えて和えたスパイシーなサラダです。煎り米粉の香ばしい風味やハーブの香りが特徴的。ピリッとした辛みがアクセントになって、一度食べればやみつきになるおいしさです。

お米はフライパンで軽く色づくまで煎ってから、フードプロセッサーで粉状になるまで攪拌します。香ばしく煎ることで、風味よく仕上がりますよ。身近にある材料で作れるので、ぜひお試しくださいね。

アボカドと半熟卵とミニトマトのごまだれ和え

カラフルな見た目が食欲をそそるこちらの一品は、アボカド、ミニトマト、紫玉ねぎ、半熟卵を白すりごまやマヨネーズが入ったしょうゆベースのタレで和えた、おしゃれなごま和えです。

アボカドはよく熟したものを使い、卵は半熟にゆでるのがポイント。ごまだれと一緒に和えることで、とろっとしたアボカドと、溶け出す卵の黄身がごまだれの一部になって、マイルドでコクのある味わいに仕上がります。

半熟卵は丸ごとボウルに入れ、スプーンでくずしながらごまだれと和えていきます。こちらのレシピでは、卵を沸騰してから6分半ゆでていますが、卵のサイズや冬や夏など季節によってもゆで時間が異なります。

こちらのレシピを参考に、お好みの半熟具合に仕上げてくださいね。

チリパウダーでスパイシーな旨辛ワカモレ

メキシコ料理のサルサの一種「ワカモレ」。濃厚なアボカドに紫玉ねぎやミニトマトを加え、たっぷりの青唐辛子で辛みを効かせました。チリパウダーのスパイシーな香りと刺激的な辛みが食欲をそそりますよ。タコスチップスにたっぷりのせてお召し上がりくださいね。

青唐辛子やチリパウダーの量はお好みで調節してください。種とワタを取り除くと辛みがやわらぐので、辛いのがあまり得意でない方は試してみてくださいね。

エビとサワークリームオニオンのカナッペ

クラッカーに、みじん切りにした紫玉ねぎを混ぜたサワークリームとボイルしたエビをのせたカナッペです。さわやかな酸味のサワークリームに紫玉ねぎのシャキシャキとした食感がおいしいですよ。見た目も華やかなので、パーティーのオードブルやおもてなしの際の一品にもぴったりです。

紫玉ねぎから出てきた水分で水っぽくならないよう、水にさらしたあとは、しっかり水気を絞ってからサワークリームと和えましょう。

彩り鮮やか シーフードピラフ風

紫玉ねぎとシーフードミックスを使ったピラフです。シーフードのうま味に紫玉ねぎのシャキシャキとした食感がおいしい一品。手早く作れるので、簡単に済ませたいランチにもおすすめですよ。パセリのみじん切りを散らすと、彩りよく仕上がります。生パセリがない場合は、乾燥のものをお使いくださいね。

紫玉ねぎは炒めすぎると色が薄くなってしまうので、食感が残る程度にさっと炒めるのがポイントです。

チキンとフレッシュトマトのエスニックスープ

チキンとトマトがごろごろと入ったボリューム満点のエスニックスープです。鶏ガラスープをベースにナンプラーを効かせたシンプルな味付けは、ほんのりにんにくの風味が香るやさしい味わい。ジューシーな鶏もも肉のうま味もスープに染み込んで絶品ですよ。

トマトの酸味とさわやかな風味のパクチーでさっぱりと食べられます。フォーや春雨など、お好みの麺を入れて楽しむこともできますよ。ぜひお試しくださいね。

紫玉ねぎはスープで煮込むと、色が溶け出して白っぽくなりますが、甘みがあってやわらかいのでおいしくお召し上がりいただけます。彩りに使いたい場合は、紫玉ねぎをトマトと同じタイミングで加えるのがおすすめです。

レモンでさっぱり 鶏肉のフォー

鶏ガラスープでやわらかく煮込んだ鶏もも肉とフォーの組み合わせがおいしい一品です。スープは、鶏もも肉を煮込んだ出汁で作っているので、鶏肉のうま味たっぷり!ナンプラーを加えて塩で味を調えればスープの完成です。

もやし、紫玉ねぎ、パクチー、レモンをトッピングしていただきます。さっぱりとした塩味なので、食欲がないときにもおすすめですよ。

鶏もも肉をにんにくを入れたスープで煮ることで、鶏肉の臭みが消えておいしく仕上がります。アクを取りながら、丁寧に煮込みましょう。

マヨネーズで簡単 ブリのユッケ風

ブリのお刺身を使って手軽に作れる洋風のユッケです。細切りにしたブリとみじん切りにした紫玉ねぎ、ケーパーを、マヨネーズとしょうゆを合わせたソースで和えるだけ。

マヨネーズとお刺身の意外な組み合わせですが、しょうゆが入ることで、お刺身との相性がよくなるんです。ケーパーの風味と紫玉ねぎの辛味がアクセントになっておいしいですよ。色合いや食感もいいので、お酒のおつまみにぜひ作ってみてくださいね。

独特の風味と酸味をもつ「ケーパー」。魚料理やサラダなどによく用いられる、地中海原産の木の花のツボミを酢漬けにしたものです。

料理に加えることで味が引き締まり、ワンランク上の味を楽しむことができますよ。また、見た目もおしゃれに仕上がるので、この機会にぜひ活用してみてくださいね。

彩り鮮やか 鮭のエスカベージュ

最後にご紹介するのは、地中海料理の一つ「エスカベージュ」。薄力粉をまぶした鮭を油でカラッと揚げ、オリーブオイルや白ワインビネガーなどを混ぜ合わせたマリネ液に、紫玉ねぎなどの香味野菜と一緒に漬け込みました。

マリネ液がしっとりと染み込んだ野菜とカラッと揚がった鮭を一緒に食べると、野菜のシャキシャキとした食感がアクセントになっておいしいですよ。

彩りのいい香味野菜を使うことで、食欲そそる華やかな仕上がりに。鮭は熱いうちにマリネ液と合わせることで、味がよく染み込みますよ。

生でも加熱しても楽しめる「紫玉ねぎ」

マリネやサラダなど、生食で使うことの多い紫玉ねぎですが、ほのかな甘みがあるので、炒めたりスープに入れてもおいしくいただけます。加熱しすぎると色が薄くなるので、鮮やかな赤紫色を活かしたい場合は、加熱時間を短くすることをおすすめします。

紫玉ねぎを使った料理は、シャキシャキとした食感がアクセントになって見た目も華やか。ぜひ、料理に取り入れてみてくださいね。

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2023.3.30 最終更新

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